仕事をしていれば辛いと思うことがあるのは当たり前。
お金を貰う以上はやりたくてもやらなくてはいけないことはあるし、ミスをすれば上司に怒られる。
ずっとストレスなく楽しく仕事ができる人なんて、ほとんどいないと思います。
ただもし毎日のように辛いと思いながら仕事をしているなら話は別。
もしそうならば、仕事だから仕方がないと割り切ってしまうのは間違っているかもしれません。
仕事が辛すぎる。それって割り切っていいもの?
仕事が辛いのは当たり前。対価としてお金を貰うんだから仕方がない。
だからこそ割り切って、我慢して、諦めるしかない。
はたして本当にそうでしょうか。
辛いことがあることと仕事が辛いことは全く違う
確かに辛いと思う時は誰にだってあるとは思います。ストレスを感じることだってあるでしょう。
上手く仕事が進まなかったり、取引先から文句を言われたり、ミスをして上司に怒られたり。
辛いことが全くなかった人なんて見たことがありません。
ですから仕事で辛いことがあるのはまあ仕方がないことだと言えると思います。
ただ、それと仕事が辛いということとは全く違います。同じと考えてはいけません。
たまに辛いことがあっても仕事が辛いとは思っていない人、それどころか楽しいと思っている人はたくさんいます。
たまに辛いことがあってもそれ以上にやりがいがを感じれたり、そこまで頻繁にあるわけではないから気にしていなかったり、正当な対価を貰えることで満足感を得られていたり。
理由は様々ですが、皆が皆仕事が辛いと思っているわけではないのです。
仕事が辛すぎる、そう思っているなら要注意
だからこそもしあなたが今仕事が辛すぎると思っているならば、それは当たり前の状態ではないんです。
ましてましてやわざわざこの記事を読むくらいまでになってしまっているということは、相当なストレスを感じていて注意しなくてはいけない状態です。
それこそ今のまま我慢し続けていれば体を壊す恐れだってあります。
割り切って働き続けるということは、いつまでもその状態でいるということ、いつまでたっても解放されないということ。
常に危険な状態でい続けることになるということを自覚しなくてはいけません。
本当にその辛さからは解放されない?
残業が多い、プレッシャーが強すぎる、毎日のように上司に責められるなど、人によって仕事が辛いと感じている理由は色々あると思います。
あらためて考えてみて下さい。
あなたが仕事が辛すぎると思ってしまう理由はなんですか?
そしてその辛さから解放される方法は本当に全くありませんか?
仕事だからと割り切って働くしかありませんか?
辛いことはあるのが当たり前だということを、いつのまにか仕事が辛いのは当たり前だと勘違いしてしまえば、無理だと思ってしまうでしょう。
割り切ってしまうと我慢するしかなくなってしまいます。
しかしそれは違うんです。
少し変わるだけでも、あなたにとっての苦痛が何か一つ解消されるだけでも、今の辛すぎる状態から解放される可能性は大いにあるんです。
転職だって全てを得ようと高望みしてしまうから難しくなってしまうだけで、自分にとって本当に大事なことをはっきりさせて身の丈に合った転職をするならば決して難しいものではありません。
あと何年も続けることができる?辞めたいとずっと思い続けるつもり?
長い目で見れば、転職など自分から変えようとしなくても何かが変わってくれる可能性はゼロではありません。
仕事に慣れて辛かったことがなんともなくなったり、残業時間も自然と減っていったり、上司が変わってくれたり、自分が異動できたり。
ただいくら我慢し続けようがいつまでも変わらない人もいますし、変わるにしても数年は我慢し続けなくてはなりません。辛すぎて辞めたいと思う仕事に無駄な時間を消費し続けなくてはなりません。
数年って楽しいことならあっという間ですが、辛すぎることならかなり長いですよ。
しかもいつまで続くかもわからないまま続けるなんて、それこそ地獄です。
それでもあなたは続けることができると自信を持って言えますか?
そして続けた方が自分にとってメリットがあると言えますか?
今の状態から抜け出すなら早い方がいい
たとえ今が辛すぎても将来に希望を持つことができ、なおかつこの先しばらくは我慢できる自信があるならば続けるというのも悪いことではありません。
ただもしいつかは辞めることになるかもしれない、いつまでも今の状態で我慢し続けるのは無理だと思っているのであれば、我慢なんて辞めてさっさと今の状態から抜け出すことをおすすめします。
辛すぎるのに我慢し続けること、そして貴重な時間を消費することに意味はありません。
転職だって早い方がしやすいです。
逃げずに耐え続ける、我慢し続けることは必ずしも良い結果をもたらさないのです。