新卒で入社したばかりだけど、そろそろ辞めて転職したい。
そんな思いを抱いていませんか。
実際に、新卒で入社した方の約1割が1年以内、3割が3年以内に退職しているので、早期退職をしたいと思うのは、何も珍しいことではありません。
しかし、「すぐに辞めたら、転職先が見つからないかも」、「早期退職したら、将来がどうなるかが分からない」と不安な気持ちもありますよね。
そこで、本記事では新卒で入った会社をすぐ辞めた人のその後の話を紹介します。
早期退職を検討している方はもちろん、すでに早期退職をした方もぜひ参考にしてみてください。
第二新卒を活かして今動こう!
4月~6月は企業の採用が積極的になるため、転職活動をするなら今がチャンスです
転職エージェントは様々なサポートを受けることができるので、一人で転職をするよりも成功率が上がります。
第二新卒は将来性に満ち溢れているため企業からの期待が大きく、転職市場での需要も非常に高いです。
まずは登録をしてエージェントの方と面談をすることで、自分の希望に沿ったベストな会社に出会えるでしょう。
・相性の良いアドバイザーに出会える確率UP
・各エージェントの良いとこ取りができる
おすすめの無料転職エージェント | 公式 |
---|---|
リクルートエージェント | 公式 |
マイナビAGENT | 公式 |
ジェイック就職カレッジ | 公式 |
新卒で入った会社を早期退職しても大丈夫?
日本では「新卒で入った会社を早期退職した」という経歴に対して、良いイメージを抱かない方が多いです。
ファーストキャリアを重要視する傾向の強い国なので、「せっかく就職した会社をすぐ辞めるなんてもったいない」「すぐに辞めるのは甘えだ」などと言われることがあります。
しかし、実際に早期転職する人は多いのが現状です。
新卒3年目までの離職率は3~4割
厚生労働省が発表した新規大卒就職者の事業所規模別就職後3年以内の離職率の推移によると、新卒1年目までで11.5%。2年目までで22.9%。3年目まででは32.8%の方が離職しています。
これだけ多くの方が早期退職をしていると聞くと、少し気持ちが楽になりませんか。
もちろん、早期退職にはある程度のリスクが伴いますので、軽率に決断すべきではありません。
しかし、早期退職をしたことでより良い方向に進めた方が大勢いるのは事実ですし、きちんと考えた上での決断であれば、その後の転職もきっと上手くいきます。
学歴 | 高校 | 短大等 | 大学 |
1年以内 | 17.1 | 17.6 | 11.5 |
2年以内 | 29.4 | 30.9 | 22.9 |
3年以内 | 39.5 | 43.0 | 32.8 |
正当な退職理由があれば問題ない
続いては、新卒が転職を決意する理由を確認していきましょう。

退職の理由として最も多いのは労働条件に関する不満です。「時間外労働が多い」「給与が低い」「ノルマがきつい」などの不満を解消するために退職を決断した方がほとんどです。
ですから、転職したい理由が「スキルアップをしたい」「新しいことに挑戦したい」といったポジティブなものでなくても悩む必要はありません。
時間外労働に耐えられない、パワハラやセクハラなどの被害にあっている、そういったマイナスの理由でも立派な転職理由になります。
そして、このような自分ではどうにもならない悪い環境で耐え続けることは、自分のためにはならないことを理解しましょう。
今の状況を抜け出してより良い環境で働くためには今行動することが必要なのです。
第二新卒の魅力は大きい
新卒入社から3年以内での転職は、第二新卒枠として転職できます。
そのため、早期退職したとしても次の仕事が見つかりやすい傾向があります。
企業側としても採用メリットがあり、基本的なビジネスマナーが備わっていることや、未経験の業界にも適応できるポテンシャルがあるため採用ニーズは高いです。
企業によっては一般の転職枠とは別に第二新卒枠を設けている企業も存在するほどです。
早期退職することを負い目に感じる人もいるかもしれませんが、早めの転職活動をすれば今よりキャリアアップできる可能性があります。
ただ、採用ニーズが高いからといってやみくもに転職するのはリスクが伴います。
新卒入社という立場を捨てるリスクを十分に理解して、転職準備をしっかりすることが重要です。
新卒で入った会社をすぐ辞めた際のリスクも把握しておこう
日本ではよく、新卒で辞めるのは良くないとか、3年間は勤めるのが当たり前のように言う人がいます。
しかし、早期退職する人が3~4割もいる事を考えると、実際のところはどうなのか気になるところです。
早期退職したときのリスクにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
イメージは悪くなる
早期退職をすることがまるで悪いことのように言われる傾向がありますが、面接では「長く耐えることができない」「すぐ辞めてしまう人」のような悪いイメージを持たれてしまいます。
面接官が面と向かって言ないとしても、悪いイメージで見られることは覚悟しておいてください。
この悪いイメージを払拭するには、転職時の面接で今後のキャリアプランを詳細に述べて、理由があって退職したことを説明することが必要です。
事前にしっかりと面接準備をすれば、その悪いイメージを払拭できる可能性が高まるので、早期退職をする際は退職理由を明確にして誰にでも説明できるようにしておきましょう。
また、早期離職をしたことは職歴にキズが付くわけではありません。
ただ、悪いイメージを持たれるリスクについて、責任を持って説明できないと企業側には不信感を与えてしまうでしょう。
スキルが身に付かない可能性がある
新卒から数年間は、一般に社内で通用するスキルを育成する期間です。
1度にすべて教えるのではなく、年間を通してスケジュールを立ててタスクを割り振りして育成することが多いです。
この育成期間の途中で退職すると、学べるはずだった知識は身につきません。
転職先の会社で「この人は数年の社会人経験があるはずなのに、思ったほど仕事ができない」などと思われてしまうこともあるでしょう。
しかし、第二新卒枠で転職すればポテンシャル採用が多いので、新卒同様に教育してもらえる可能性はあります。
そのため、早期退職する際は、新天地で一から学ぶ覚悟が必要です。
その覚悟さえあれば、早期退職したとしても前に進んでいけるでしょう。
【体験談】新卒で入った会社をすぐ辞めた人のその後
会社を辞めること自体は、それほど大変なことではありません。
周囲から何を言われようが、気にせずに退職届を出せばそれで終わり。
2週間もすれば、上司がいくら反対していようが退職できます。
しかし、会社を辞めた後にどうなるのかは不安ですよね。「第二新卒として転職活動を進めていくことになる」といわれても、いまいちピンときていない方がほとんどだと思います。
ここでは新卒1年以内に会社を辞めた方のその後を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒として大手企業に転職できた
新卒で入った会社にひどい上司がいて、私はたったの1ヶ月でその仕事を辞めてしまいました。
毎日のように暴言を浴びせられ、仕事が終わっていないという理由で強制的にサービス残業、そもそも仕事を教えて貰っていないからできるわけないのにできないことを馬鹿にされ続ける。
一応頑張ってはみたものの1ヶ月が限度でした。甘い、これだからゆとりはなどなど辞める時にも色々と言われましたが最後は全く気にもなりませんでしたね。
現在は転職して、前の会社のようにサービス残業やパワハラを黙認することもなければ、新卒には新卒相応の仕事をしっかり教えてくれる会社で働いています。
厳しい環境でも耐え続けるのが良しとされている風潮がまだまだ今の日本社会には残っていますが、無理と判断したらさっさと辞めるのは全く問題ないと思いますよ。
今は大手企業も第二新卒採用を行ってくれているので、新卒の就職で失敗した人は絶対にチャレンジしてみた方が良いと思います。
就活が上手くいかず、結局待遇のあまり良くない会社に入社するしかなかった私ですが、第二新卒として大手に転職することができ、今は大学時代の友人よりもかなり待遇が良いですからね。
1ヶ月で転職先が見つかって満足
仕事を辞めたのは、正直勢いの部分もありましたね。まあ、そこそこのブラック企業に勤めていたので…。
ただ、そんな企業でも辞めた時はかなり後悔しました。次の仕事が決まってから辞めれば良かった、我慢してでも3年は働いたほうが良かった、なんてことも考えましたし。
けれど、転職活動を始めると意外にもすぐに転職先が見つかったので一安心でしたよ。
転職エージェントに登録してから内定まで1ヶ月しかかからなかったし、将来的なことを考えると待遇がかなり良くなったので大満足です。
キャリアアップできるかは会社次第
私の場合は、先輩からの勧めによってすぐに会社を辞めたパターンです。
仲良くしてもらっていた先輩が転職したんですが、転職後も親交は続いていて…その先輩が「もしいつか転職してキャリアアップしたいと考えてるなら、今の会社は早めに辞めた方が良いよ。」とアドバイスを下さったんです。
仕事をしている中でも「その通りかな。」とうっすら感じていたので、転職を決意。その答えは実際に転職してさらにはっきりわかりました。
キャリアアップできるかは本当に会社次第。そして特に若い時にいた会社は重要。すぐ辞めたらだめとは言いますが、むしろ希望に合わない会社なら辞めないほうがだめだと思いますね。
このように前職を辞めたことが良い転機になり、自分が身を置く環境を改善できた人は大勢います。
中には、転職したことで待遇や環境が悪化した人もいるかもしれませんが、転職に向けてしっかりと準備すればその心配は軽減できるでしょう。
第二新卒は転職しやすいタイミングだからこそ、チャンスを逃すのはもったいないことです。
早期退職を悪いことだと決めつけるのではなく、自分の今後について今一度考える大切な時間だと受け止めてください。
第二新卒として転職を成功させる秘訣は?
第二新卒は一般の転職枠に比べてアドバンテージがあることがわかりました。
ですが、第二新卒であることに安心して転職準備をしっかりしないと、今よりも年収が低くなったり待遇が悪い企業に転職してしまったりと、せっかくの第二新卒枠を活かせない可能性が出てきます。
ここでは第二新卒として転職を成功させるための秘訣を紹介していきます。
今より年収など待遇の良い会社に転職したい方はぜひ参考にしてください。
転職した理由をはっきりさせておく
第二新卒として転職できる今だからこそ、職場の何が嫌だったのか、どうして転職したいか、など転職理由を明確にすることが大事です。
転職理由を明確にすることは、今後また転職したいと思ったときにも役立ちます。
自分の希望条件やいいなと思う転職先の傾向を理解しておくことで、企業とのミスマッチを防ぐことにもつながるしアピールポイントにもなるでしょう。
同時に、自己分析や他己分析で他者から見た自分のイメージや、売り出せるキャラクター像を把握しておくのも必要です。
また、早期退職に対し良いイメージを持たない人もいる事を考えると、早期退職の理由を聞かれた際に明確な理由を言えるよう面接練習は入念にしておきましょう。
早期退職の理由を伝えるときは、できるだけポジティブに変換して説明することが鍵です。
本当の退職理由が職場の人間関係や労働環境の悪さなどネガティブなものだったとしても、「学びたいことが他にあることに気づいた」などのような前向きな内容に変換するのがポイントになります。
採用担当者にも意欲的な姿勢を見せることができるほか、前職でトラブルを起こしたのでは? などのように疑われることを避けることにつながります。
なるべく在職中に転職活動を進める
退職してから転職活動を始める場合、転職先がなかなか決まらない可能性はあります。
そうなれば収入が途絶えてしまうほか、貯金があったとしてもいつまでも生活できるとは限りません。
収入が途絶えるかもしれないという焦りから、冷静な判断ができなくなり適当な会社を選んでしまう可能性もあるでしょう。
こうした事態を避けるには、在職中に転職活動を進めて自分の条件に合う求人を探す必要があります。
転職活動は平均すると3~6ヵ月かかることを考えると、早めに着手するほうが精神的・金銭的にも安心です。
また、退職間際になると引き継ぎ書作成や面談など、想像以上にやることが増えます。
本腰を入れて転職活動をするには厳しい状況も考えられるでしょう。
これらのことからできるだけ短期間で効率よく転職するには、在籍中から応募する企業をある程度ピックアップしておくことをおすすめします。
最低限のマナーは守る
在籍中の企業には新卒から育ててもらった恩があります。
いくら辞める決意を固めていたとしても、急になんの相談もなしに退職したり、繁忙期に辞めたりするのは極力避けるようにしてください。
企業側としても、事前に相談があれば退職希望時期に辞めさせることができるので、転職が明確に決まったら上司に必ず報告を入れるようにしましょう。
退職の意思を伝えるのは、概ね2ヵ月前には申告することがおすすめです。
引き継ぎ担当を決めることや退職までの雑務を行う関係から、少し早めのほうがお互いに気持ちよく過ごせます。
このように、退職するとしても誠実な態度を示しておくと、人によっては辞めた後でも親睦を深められる可能性があるでしょう。
また、同業他社に転職する場合は、より誠実な対応を心がけてください。
悪い評判は伝わりやすく、転職先にも伝わる可能性があるからです。
社会人としての最低限のマナーを守り、まじめにやっておくほうが自分の身を守ることにもなるでしょう。
プロと相談しながら志望動機を強化することがおすすめ
第二新卒採用では、ポテンシャル採用の傾向が強く、スキルや能力よりも仕事への意欲や本気度を重視している企業が多いです。
企業側が第二新卒を採用するのは、新卒で採用できなかった人材の補充を目的としている場合がほとんどなので、長く働き続ける意思があり仕事に対して熱意がある人は非常に重宝されるでしょう。
前職で学んだことや反省した点を、次の職場にどう活かせるかしっかり考えて、面接ではあなたの熱意を最大限にアピールすることが重要です。
ですが、話しはわかっていてもなかなか実行しづらい場合や、面倒に感じてしまう場合もあるでしょう。
一歩踏み出す手助けが必要な人は、転職エージェントの利用をおすすめします。
転職エージェントは転職のプロであり、利用料は無料なので安心して相談することができます。
志望動機や自己分析などさまざまなサポートを受けられることが特徴です。
転職エージェントを利用して第二新卒を最大限活用しよう
新卒入社での早期退職は、いくら第二新卒枠で転職できるとしても、転職先に悪いイメージを与える可能性はあります。
第二新卒枠というアドバンテージがあったとしても、転職に対し明確なビジョンを持たないで挑んだ場合、失敗に終わることも十分考えられます。
面接の際に、早期退職した理由を聞かれる可能性は非常に高いので、しっかりと今後のキャリアプランを練り、それを説明することが重要です。
自分がどうなりたいか、なぜ辞めるのかといった部分を知るには、自己分析と振り返りが有効です。
自己分析が苦手な方や、退職理由を作るのが苦手中田はプロに手助けしてもらうことをおすすめします。
転職のプロである転職エージェントは、登録すると面談を行い、今後の将来のビジョンをどうするかキャリア相談で解決してくれます。
利用料は完全無料でキャリアプラン相談目的でも使えるほか、履歴書作成の手助けなどのサポートを受けられるのが特徴です。
また、面接練習があるので、面接時に聞かれるであろう質問に対し、万全の体制で挑むことができます。
第二新卒枠という年齢以外のアピールポイントを見つけたいという方にもおすすめです。
転職は、いくら第二新卒枠でもしっかり準備しておくことが重要です。
準備しないで転職活動をすると、今より年収が下がったり待遇が悪くなったりと、残念な転職になることも考えられます。
転職エージェントに相談しながら事前準備をすることで、1人で転職活動をするよりも心強く、面接にも自信を持って挑めるでしょう。
転職エージェントは掛け持ちをしないと損!
「転職エージェントは一つしか利用してはいけない」と思い込んではいませんか?
実際はそんなことはなく、複数のエージェントを利用することで得られるメリットはとても大きいです。
おすすめの無料転職エージェント | 公式 |
---|---|
リクルートエージェント | 公式 |
マイナビAGENT | 公式 |
ジェイック就職カレッジ | 公式 |
選択肢が増える
各エージェントごとに独占して紹介している求人が存在します。
そのため、複数のエージェントを利用しなければ出会うことのできない求人も数多くあるのです。
相性の良いアドバイザーに出会える確率がUPする
いくら転職のプロといえども、アドバイスやサポートの内容に徐々に不満が出てくる可能性だってあります。
そんな状態で転職活動を進めるのは非常に不安でしょう。
複数のアドバイザーと転職活動を進めることで、あなたと相性の合うアドバイザーに出会える確率を上げることができます。
各エージェントの強みを使い分けられる
転職エージェントの強みはそれぞれの会社によって異なります。
大手ならではの求人数やサポート範囲など総合力を強みにしているところもあれば、特定の年齢層や業界に特化したエージェントもあります。
双方を活用することで、選択の視野を広げつつも自身の年齢や希望業界にマッチした転職ノウハウを学ぶことができ、結果として転職活動全体の質を高めることができるでしょう。
また、複数のエージェントを利用することでそれらを比較できるので、真にあなたにマッチしたエージェントを判明させることもできます。
掛け持ちしていることをあえて伝えてみよう
掛け持ちしていることをあえてエージェントに伝えることは有効でしょう。
当然、エージェントとしてはせっかくの求職者を他のエージェントには取られたくないので、その事実を知ればさらに頑張るはずです。
このように、掛け持ちを伝えることでさらなるサービスの向上を図れる可能性が高まります。
転職エージェントを複数利用することに申し訳なさを感じる人もいると思います。
ただ、転職エージェントの利用は完全無料ですし、転職は今後の人生を左右するものなので、情に流されて自らのチャンスを逃さないよう積極的に複数のエージェントを利用してみてください。
若手におすすめの転職サービス
【最大手】リクルートエージェント
転職サイト|転職エージェント
業界トップクラスの求人件数を保有しており、転職支援実績はダントツNo.1。
経験豊富なアドバイザーがサポートしてくれるため、転職するなら登録必須のサービスです。
まだ方向性の定まっていない方でも、まずは仕事の悩みや不安を相談してみることをおすすめします。
【第二新卒をサポート】ジェイック就職カレッジ
転職エージェント
ジェイック就職カレッジは、第二新卒の転職支援に特化したサービスです。
第二新卒の方ならではの転職希望理由を把握しており、1人1人にベストな転職先を提案することを可能としています
フリーター・中退者29,906名の就活支援実績があるので、経歴に不安がある方・就活の始め方がわからない方にもおすすめできるサービスです。
【若手も安心】マイナビエージェント
転職サイト|転職エージェント
サポートの充実度が非常に高く、利用者満足度がNo.1の転職エージェントです。
利用者の8割程度が20代、30代となっており、若手社会人から強い支持を得ています。
各業界に精通した専任アドバイザーがサポートするため、専門分野での転職や異業種への転職に関しても心強いサービスです。