繁忙期で仕事量が多かったり、納期が近づいて忙しくなり夜遅くまで残業するのは仕方がない部分もありますが、徹夜まですることになっているなら話は別。
特にそれが当たり前のように何度もあって辛いと感じているなら、できるだけ早く転職することをおすすめします。
決して我慢して働き続けることだけはしないでください。
仕事で徹夜は普通の会社ならあり得ない、当たり前になっていれば異常すぎ
突然降ってきた仕事をやらなくてはいけないから徹夜しなくてはならない、納期がぎりぎりでどうしても終わらせなくてはいけないから徹夜をしなくてはならない。
勘違いしてはいけません、そんなことは異常です。
どうしようもなくて1回だけあったくらいならまだしも、当たり前になっていて頻繁に徹夜することになったり、連続であるようならばそれを良しとしている会社は異常すぎます。
徹夜で働くことは一応は労違法となるわけではありません。
36協定を結べば残業は可能で、1日あたりの残業時間に限度基準が設けられてはいませんから、徹夜で働いた分だけの残業手当、深夜勤務手当をしっかり支払えば合法的にできはします。
まあ実際は徹夜で仕事をやらせるような会社だとサービス残業になっていて労働基準法に何かしら違反している場合がほとんどだとは思いますが。
ただ合法だからと言ってやらせていいかというとそれは違います。
様々な問題がある徹夜作業、それを仕方ないと割り切ってはいけないし、そんなことを平然と当たり前のようにさせる会社で働くべきではありません。
徹夜で仕事をすることの問題点
ただでさえストレスのたまる仕事で頻繁に徹夜することは大きな問題があります。
まず睡眠不足。
睡眠不足は集中力の低下、判断力の低下など仕事の効率が落ちるだけではなく、免疫低下による体調不良や心疾患や脳卒中等のリスクを高めるなど、健康に大きな悪影響を与えることになります。
またうつ病など精神疾患などのリスクも高まるとされています。
ゲームなどで徹夜してしまう場合に比べて仕事での徹夜はより一層高いストレスがかかっている状態。
そんな状態で睡眠不足になりながら、休むこともなく長時間過ごし続けることがいいわけではありません。
だからこそまともな会社ではそもそも徹夜で仕事を良しとはせず、1日の残業時間の上限を8時間までなど制限をかけるなどして、できない仕組みを作っています。
また徹夜を良しする会社であれば月の残業時間もかなり多くなっていることでしょう。
そして長時間労働もまた健康に悪影響を及ぼす要因。
月80間以上の時間外労働は過労死ラインと呼ばれ、脳疾患や心疾患発症と業務との関連性が強いと判断されるラインです。
実際多くの人が長時間労働によってうつ病など体を壊してしまったり、過労死や過労自殺することになっています。
そんな働き方をしなくてはいけない状況なら辛いと思うのは当然にこと。その仕事を辞めたいと思うのも当然のことです。
周りもやっているからなんて関係ありません。一歩会社の外をでれば周りで当たり前のように徹夜して仕事をする人なんていませんし。
辛いと感じているなら今すぐ辞めるべき、もっとまともな会社に転職しよう
徹夜で働くことを当たり前としている。それはすなわち従業員が体を壊してしまっても気にしない会社であるということ。
そんな会社にいつまでもしがみつく必要もありません。しがみつく価値もありません。
辛いと感じているなら今すぐ辞めるべき。辞めたいと思っているならすぐに転職するべきです。
もし自分で仕事をコントロールできて、徹夜しないように、残業時間を減らすように取り組むことができるのであればいいかもしれませんが、ほとんどの人はそうではないと思います。
ですから転職するしかないのが現実なのです。
今のまま働き続けていれば体を壊してしまうリスクが高いということにもっと危機感を感じてください。