転職活動には、なかなか決まらなくて大変だというイメージがあります。
会社員として働きながら転職活動をすることは、何もしない時よりも大変なのは間違いありません。
企業選びをして色々調べたり、書類選考の為に職務経歴書を書いたり、面接の練習をしたり。
あまり長いと、心も体も疲弊してしまいますよね。
ですから、これから転職活動にを行う人にとってはその期間の長さは非常に重要なものになります。
転職活動を始める前に平均期間を知り、心構えをもちましょう。
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転職活動期間はどれくらいか
転職活動期間はどれくらいかかるものだと思いますか?
これから紹介する期間、私の感覚としては短い気がしました。
転職活動は転職サイトに登録して、職務経歴書といった必要なものを準備し、書類選考を実施し、面接をし、そこまでうまくいって内定となるわけですから、平均ではもっと長い期間かかると思っていました。
転職活動期間、どれくらいの人が多い?
エン・ジャパンでは、転職活動にかかった期間がどれくらいであったかの調査を実施しました。
その結果、最も多かったのは3ヶ月以内です。
3ヶ月以内に決まる人はなんと、75%となっており、4人に3人は3ヶ月という期間で転職活動を終えることができているのです。
転職エージェントから言われる期間
転職エージェントに登録し、担当がついた時、色々と助けてくれるのは3ヶ月までと言われました。
転職エージェントは転職者を企業に送り込んだ結果、お金をもらえるわけですから、あまりにだらだら転職活動を続けられて、なかなか決まらないと利益が下がるだけとなってしまうわけですから、3ヶ月という期間で終わらせるのです。
では3ヶ月という期間はなんなのか。
私が転職エージェントに聞いたところ、3ヶ月という期間は本気で転職活動をすればおおよその人が決まる期間だそうです。
たしかに上記で説明した期間と一致していますね。
転職活動期間は3ヶ月!
これまでの結果からわかるように、転職活動の期間は3ヶ月という結論が生まれます。
3ヶ月くらいであれば、なんとか頑張れますよね。
思えば、私がリクナビネクストに登録してから、内定を貰うまでの期間は2ヶ月半でした。
早く決まってよかった!と思っていましたが、全然早いわけではなく、普通でした。
転職活動を始めると3ヶ月なんてあっという間に過ぎていきます。ずっと転職活動の為に、何かしているわけでもないですしね。
転職活動は長い期間もかかるし、大変だから嫌だと思っている人は、3ヶ月という期間を受けとめ、その上でやるかやらないかをあらためて考えてみるといいでしょう。
転職活動の期間を短くするには
多くの人が3ヶ月という期間で転職活動を終わることができていることを紹介しました。
ただ、なかには1ヶ月程度で終わる人もいれば5ヶ月くらいかかる人もいます。もっと長くかかってしまい、結局決まらないまま終わるなんて人もいます。
もちろん転職先の会社選びに妥協すれば早いかもしれませんが、それでは転職する意味がないのでだめです。
どうすれば妥協せずに転職活動の期間を短くすることができるのでしょうか。
転職サイト選びは大事
転職サイト選びは大事です。
たくさんの転職サイトがありますが、使いやすいものもあれば、使いにくいものもあります。
求人数が多くて自分の望む会社を見つけやすい転職サイトもあれば、求人数の少ない転職サイトもあります。
転職のノウハウを持っている転職サイトもあれば、そうではない転職サイトもあります。
ですから転職サイト選びというのは効率よく進める上では重要なのです。
転職では不満を解消できた人が8割と非常に多く、年収アップも難しいものではありません。
そして今はかなりの売り手市場、転職が成功する可能性はさらに高くなっています。
転職支援サービスは気軽に使うことができる上、転職の全てをサポートして貰えます。ぜひ転職活動を始めてみましょう。
転職サービスのおすすめ順は以下の通り。
まずdodaですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「会員登録をする」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。
住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。
dodaは求人検索や診断テストの利用、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている満足度No.1の転職サービスであり、登録すると全国各地の転職フェアや転職セミナーへの参加も可能になります。
転職サービスとしては日本最大級で求人数は約10万件、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで誰でも利用できます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より8万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている為、優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
大手なだけあって dodaは対策のテクニックの質も高く、求人数も十分。転職を強制されることもありませんので、どうせ無料と思って使ってみてください。
もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。
■公式サイト:doda
次にリクルートエージェント。
転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントと doda
が強く、求人数や実績が飛びぬけています。
非公開求人数は10万件以上。成功実績はNo.1。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
dodaとリクルートエージェント
でそれぞれ独占求人があるので、まずはこの2つを使って良い方を選ぶというやり方がおすすめです。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
■公式サイト:リクルートエージェント
もう一つ、さくっと登録しておきたいのがミイダス。
オファーを待つタイプの、dodaを運営しているパーソルキャリアから分社化した会社が運営している転職サイトです。
ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。
それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。
また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができるといった点もかなり良いポイントです。
■公式サイト:ミイダス
20代にはハタラクティブもおすすめ。
第二新卒や既卒者などが対象となっていて、学歴や社会人経験を問われない若手向けの転職サービスとして最大手です。
未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えと高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。
ただし難点なのが利用地域が限られる点。徐々に広がっていますが関東・関西・中部・九州以外だと利用できません。
なお、登録後はフリーダイヤル(0120-979-185)から電話が来ます。せっかく登録しても電話にでないまま放置しておくとサポートが始まりませんので、もしでれなければ折り返すようにしましょう。
■公式サイト:ハタラクティブ
大手では他にも、独占求人が豊富で年収アップに強みのあるtype転職エージェント、高年収案件を多数扱っているミドル向け転職エージェントのJAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。
ちなみに情報収集を目的にするなら国内No.1のリクナビNEXT。
転職希望者の8割が使うと言われているサイトです。
求人量、スカウトメール、診断テストなどが充実していますから、チェックしておくと何かと役に立ちます。
■公式サイト:リクナビNEXT
どれだけ転職活動に集中できるか
転職活動の期間を短縮する為には、本人の頑張り次第な部分が大きいです。
会社に行きながら、会社から帰ってきてからだとか、休日だとか、もともと休憩していた時間に行わなければなりませんから、さぼろうと思ってしまうと、どこまでもさぼってしまいます。
そうなってくると期間は伸びるばかりです。
また、職務経歴書、面接などに対しても集中して取り組む必要があります。
職務経歴書は、リクナビネクストでも書き方やコツを見ることができずについつい適当に書いてしまう人がいます。
そうすると、オファーも着ませんし、書類選考も通りません。
その結果、書き直さなくてはならなくなります。
最初から本気で書いておけばよかったものの、手を抜いてしまった結果、期間がのびただけなんてことになるのです。
はっきりと目標を決め、スケジュールを立てる
多くの人が3ヶ月で終わるということがでています。
では2ヶ月で終わらせる為にはどうすればいいでしょうか。
それはスケジュールをたてることです。
いつまでに何を準備しなくてはならないか、いつまでに書類選考に応募しなくてはならないかといったスケジュールを自分でつくって、
それぞれの目標に対して一つずつ行っていくということが大事です。
最後に
何も転職活動において大事なことは期間ではありません。
しかし、転職活動に成功している人は、短期間で終わらせていることができているし、
長引けば長引くほど、あまりうまくいかない転職活動になっています。
短期間で全力を注いで、転職活動を終わらせるということに取り組むことをおすすめします。