転職しようと求人情報を見て応募して見たが、書類選考で不採用となってしまった。
その場合、ほとんどの人は能力不足だった、アピール不足だった、条件が一致していなかったという理由を想像すると思います。
ただ実は中にはそんな理由ではなく、そもそもその求人が空求人で応募するだけ無駄だったという可能性があるかもしれません。
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空求人とは
応募してもまず受かることはない空求人。
そんな求人があることをご存知ですか?
空求人とは
空求人とは、人員は十分足りている企業が人を採用する気が全くないのに出している求人のことを言います。
企業側に採用する気がないので応募したところでまず受かることはありません。
なぜ空求人を出すのか
そもそも求人は人を採用したい企業が出すものであり、採用する気がない会社がわざわざ手間をかけてだすのはおかしな話。
ではなぜ空求人が存在してしまっているのでしょう。
一つ目は求人を会社名を認知させる宣伝に使っている為。多くの人が見る求人広告で名前を売ることが目的となっている場合があります。
他にも採用活動の練習等を目的に行う企業もあるようです。
空求人に近いものも多数
完全な空求人ではないものの、それに近い状態のものも多数存在します。
基本的には採用する気はないが、期待できないような優秀な人材から応募があるかもしれないからという理由で求人を掲載している場合などです。
その応募に対して採用人数が決まってなく、そもそも採用しなくても良しと考えているので応募しても不採用となる場合がほとんどとなってしまいます。
すでに採用している人が決まっている場合も
求人の中には最初は採用する目的で求人を掲載していたものの、掲載期間中にすでに採用が終わった結果、空求人となってしまっている求人もあります。
求人は必要なくなった場合に掲載を取りやめることが可能ですが、その手続きをせずに掲載され続けている求人が少なくありません。
そういった求人は応募しても採用につながる可能性はごくわずか。応募しても履歴書の中身を見て貰えることなく不採用とされてしまいます。
空求人に応募してしまうことによるデメリット
では空求人に応募してしまうことには、転職希望者にとってどういったデメリットがあるでしょうか。
時間の無駄、労力の無駄
何より大きなデメリットが時間の無駄、労力の無駄になってしまうということ。
応募する為には履歴書や職務経歴書を書くことになるわけですが、書き上げるにはそれ相応の時間がかかります。
ただでさえ時間が少ない転職活動ですから、こんな無駄なことに時間は使いたくありませんよね。
またひどい会社は空求人であるにも関わらず形式上の面接を行う場合もあります。
不採用になると決まっているにも関わらず平日に有給休暇を使って休み、交通費をかけて行くことになってしまうのです。
転職活動の長期化
無駄なことに時間を費やすことになった結果、それが転職活動の長期化につながってしまう場合もあります。
仕事をしながら転職活動をしている人にとって、履歴書を書いて応募するのも一苦労。
短期間で何社も何社も受けることができるわけではありませんからね。
転職活動に対するストレスの増加
頑張って履歴書を書き自信があったのに不採用とされてしまう。そして転職活動は長期化してしまう。
そうなれば転職活動によって受けるストレスは徐々に大きくなってしまうでしょう。
転職活動が辛くて転職を諦めてしまう人もいます。
空求人を見分け採用に積極的な求人を見抜くには
では空求人を見分け、採用に積極的で受かる見込みのある企業に応募する為にはどうすれば良いのでしょうか。
転職サイトなど求人募集に高い費用がかかるものを利用
求人を探す場合に利用したいのが求人掲載にそれなりに高い費用がかかる転職サイト。
最大手のリクナビNEXTでは最も小さい形でも20万円程度、目立つように掲載しようと思ったら100万円も超えます。
採用する気がないのにわざわざそれほどの高いお金を出して求人を掲載する企業はなかなかありません。
スカウト機能を利用する
転職サイトのスカウト機能を利用してオファーが来た求人を中心に応募する企業を行うのも一つの有効的な方法。
採用する気がない、積極的に人材を募集していない企業がわざわざターゲット層に近い人材にお金を払ってオファーメールを送るなんてことはありませんからね。
ちなみにリクナビNEXTの場合はオープンオファー、興味通知オファー、プライベートオファーの3種類があります。
最も採用期待値が高いのはプライベートオファーで、興味通知オファーとオープンオファーはレジュメの内容よりも希望職種などが一致している、企業が希望する条件と職歴やスキル一致しているだけで送られてくるものです。
プライベートオファーは当然ですが、興味通知オファーもオープンオファーも採用難易度は高くなるものの空求人である可能性はほとんどないでしょう。
転職エージェントの非公開求人を利用する
転職エージェントで扱っている非公開求人も有効的。
非公開となっていて多くの人の目に留まることがない為、空求人を出すメリットがまずありません。
また転職エージェント側も採用が決まって初めて報酬に繋がる為、採用に消極的な企業を転職希望者に対してあまり紹介しません。
求人内容におかしな点がないか
ハローワークを利用して応募する場合は求人票をしっかりチェックしましょう。
社員数に対して採用人数が多すぎたり、求人票の中で矛盾している項目があったり、記載内容があまりに省略されているなど、おかしな点がある場合は応募を避けた方が良いです。
採用活動に対して意欲的な企業はしっかり記載しています。
また未経験者可なのに同業他社に対してやたら年収が高い場合も注意です。
求人の掲載頻度
求人の掲載頻度が高い場合も注意が必要。
普通の企業なら1年中掲載していたり、何度も何度も掲載するなんてことはありません。
そんなことをするのは全く採用する気がない空求人か、すぐに人が辞めて常に人材不足となっているブラック企業か、あまりに条件が低くて人が集まらない企業。
応募するほどの企業ではありません。
転職サービスの利用が空求人の回避につながる
転職サイトなどのお金のかかるサービス、特にリクナビなどの大手に空求人は載りにくいこと、求人内容に不自然な内容が記載されていないかチェックすることは知識として知っておきましょう。
ただ、最も確実に空求人を回避できるのは、転職エージェントを利用することです。転職エージェントは求人募集している企業に人材を紹介することで利益を得ているので、収益に関係しない空求人を扱うことにメリットがありません。
自分の時間と労力を無駄にしないためにも、積極的に転職エージェントを利用することをおすすめします。
- STEP1転職サービスの種類を知る大きく分けて転職サイト・転職エージェントの2種類がある。転職サイトとは?
☞ 求人を載せるための掲示板。
転職者が自分のペースで応募・選考を進められる。サービスによっては、企業側からオファーを貰えることも。
転職エージェントとは?☞ 応募から採用まで、アドバイザーのサポートを受けられる。
履歴書の添削や面接対策をしてくれたり、転職サイトには載っていない大手や人気企業の非公開求人を紹介して貰えたりする。
STEP2自分の特徴をあぶり出すあなたの年齢は?経験は?希望する業界は?といった自分の特徴・転職目的を明らかにする。(例)20代前半・職歴に自信が無い・未経験の職種に挑戦したい。
STEP3特徴に当てはまるサービスを2~3種類選ぶ少なくとも、転職サイト・転職エージェント各1つずつは選ぶようにしよう。
サイトは中小企業の求人が多かったり、エージェントは大手の非公開求人を持っていたりと、扱う情報に差が出てくるので、一方だけでは偏った情報しか手に入らない可能性も。
STEP4実際にサービスを利用する特に転職エージェントは、面談や電話でのやりとりで相性をチェックする。良い求人に巡り合うには、求人を紹介してもらう際に、おすすめする理由をしっかり説明してもらえるかを確認しておこう。
(担当者との相性が悪い場合、変えてもらうことも可能)
STEP5各サービスから広く情報を集め、比較しながら選考を進めていく始めはまんべんなく2~3種類のサービスを併用し、最終的にはあなたが1番利用しやすいサービスに絞っていく。もちろん、そのまま併用し続けてもOK。
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