コミュニケーションで大事なことは?彼はこう答えて倍率300倍の就職活動を勝ち取った。

「コミュニケーションで大事なことは何ですか?」

新卒の就職活動で聞かれたひとつの質問。

しばしばコミュニケーション力の必要性を聞くことがある。

そして、コミュニケーション能力が高いことを長所だと言う人がいる。

しかし、即座に「コミュニケーションで大事なこと」と言われて、答えることが出来るだろうか。

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コミュニケーション能力の高さは会社が求めている能力の1つ

コミュニケーション能力は、会社はもちろん職種を問わず、必ずと言って良いほど求められる能力の1つです。

実際、オリコンの実施した「新入社員に求めたい能力」というアンケートの結果には、第3位にコミュニケーション能力が入っています。

  • 1位:常識力 0%
  • 2位:あいさつ力 8%
  • 3位:コミュニケーション力 0% が挙げられた

*参考:キャリアニュース「新入社員に求める“三大能力”、常識・あいさつ・コミュニケーション力」

このように、コミュニケーション能力は会社側が求めている能力の1つなのです。

では、なぜ会社はコミュニケーション能力を求めるのでしょうか。

その理由は、会社が組織として成り立っていて、コミュニケーション能力が円滑に業務を進めるうえで必須だからです。

また、社内の雰囲気作りや生産性・人的ミスの減少にも繋がる根本的な要素がコミュニケーションなので、コミュニケーション能力の高さを重視することは必然的な流れです。

コミュニケーション力とは何か

コミュニケーション能力については、高崎経済大学論集の中で著者の高松正毅氏は以下のように語っています。

「初対面の相手であっても適切な人間関係を素早く構築でき、対話や交流が円滑かつ巧みで、具体的な対応も迅速かつ的確なために同僚や顧客からの信頼も厚く、事務処理能力にも優れる。」

つまり、会社側にとって求めているのはコミュニケーション能力とは以上のことと言えるでしょう。

当然、誰だって人事の立場であればこういう人が同僚であれば良いと考えるはずです。

どんな仕事であれ、「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」は必要です。

ただ、長所としてコミュニケーション力をあげている人は、はたしてこういった能力のことを頭に思い浮かべることができているでしょうか。

就職活動での「コミュニケーションで大事なことは何ですか」という質問は、グループ面接時に違う受験者が長所としてコミュニケーション力をあげたことから始まりました。

しかし、その受験者は上手く回答できませんでした。そして面接官に突っ込まれたのです。

おそらくは、単に人と楽しく話すことが得意である程度だったのかもしれません。

関連:説明が下手な原因と克服方法。他人事と思ってはいけない!

コミュニケーション能力」を長所として掲げる人は多い

就職・転職活動において「コミュニケーション能力」を長所として掲げる人は多くいます。

しかし、コミュニケーション能力の高さを上手に伝えられていなければ意味がありません。

さらに、就職活動においてコミュニケーション能力の高さをアピールすれば、必ず「コミュニケーションで大事なことはなんですか」という質問が投げかけられるでしょう。

その際に、しっかりと答えられなければ悪い印象を与えてしまいます。

実際に、面接で面接官が「コミュニケーションで大事なことはなんですか」という質問をしたところ、ほとんどの方が答えに詰まってしまいました。

しかし、ただ一人答えられた人物がいたのです。

その彼は、面接官の質問に対してこのように回答しました。

「コミュニケーションで、大事なことは相手を理解することである。まずコミュニケーションと言っても、相手と直接話す場合であったり、プレゼン等で多くの人を相手にする場合がある。直接話す場合であれば、相手の話をよく聴き、相手を理解する。そうすることで、相手の求めることがわかる。これがわかると、自分が何をどのように話せばいいのかが見えてくる。また、プレゼンの場合であれば、どういった対象が相手であり、相手の立場、知識に踏まえて説明の内容を変える必要がある。すなわち、相手を理解することが必要なのである。」

結果、彼は倍率300倍という就職活動をクリアしたのです。

このように、ただコミュニケーション能力の高さをアピールするのではなく、そのアピールに対する面接官の質問まで想定したうえで、質問にもスムーズかつ的確に答えられなければ好印象は与えられません。

次の項目では、このエピソードから何が学べるのか深堀していきましょう。

倍率300倍の就職活動をクリアした人とそうでない人の差とは?

まず、「コミュニケーション能力がある」ということを長所として伝えたいのであれば、自分の考える「コミュニケーション能力」とは何かを明らかにしておく必要があります。

先でお伝えした300倍の倍率の就職活動を成功した彼のすごいところは、「コミュニケーションで大事なことはなんですか」という質問に対して、即座に「相手を理解することであると考える」と回答できた点です。

彼は、相手の求めている答えが何か理解して、それを満たせたからこそ就職活動を勝ち抜けました。

就職活動をするうえで心がけておくべきポイントは、「企業側がどういう人物を求めているか」を把握して、質問の意図を捉えて回答することと言えるでしょう。

「コミュニケーション能力」をアピールするうえでのポイント

コミュニケーション能力の高さをアピールする場合、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか、確認していきましょう。

話の要点をまとめて話す

最初に何を伝えたいかという要点・主張を話してから具体的なエピソードを話すようにすると、何を伝えたいのか明確になって内容が伝わりやすくなります。

例えば、「私は、お客さまの話に熱心に耳を傾け、表情や口調から心情を読み取り、的確な質問を投げかけながら、真のニーズを引き出せる能力があります」などと要点を伝えてから、実際に体験したエピソードに繋げると良いでしょう。

具体的なエピソードを入れる

ただ単純に、コミュニケーション能力が長所だと話すだけなら誰にでも可能です。

しかし、面接では他の応募者との差別化が大切なので、なぜ自分にコミュニケーション能力があると考えるか、具体的な経験などの根拠を持って話すことがポイントとなります。

例えば、「コミュニケーション力を生かして、人と一緒に何かを成し遂げた経験」や「何かを乗り越えた経験」などがあれば、そのエピソードを交えながら伝えてください。

エピソードでは、聞き手がその状況をイメージしやすいように、具体的な数字やあなたの感情などを入れるとより良くなるでしょう。

コミュニケーション能力をどう企業に活かすか話せると良い

面接では、ただコミュニケーション能力が高いと伝えて終わっては勿体ないので、その能力を企業でどのように活かせるのかまで伝えるようにしてください。

例えば、「貴社に入社した暁には、この経験によって培ったコミュニケーション能力を活かして、お客さまの気持ちをしっかり汲み取り、納得していただけるよう対処をしていきたいと思います」などと、その企業の業務内容に沿った活用方法を入れるようにしましょう。

このように、就職活動ではコミュニケーション能力の高さというポイントが強力なアピールとなります。

しかし、しっかりと自己分析をして急な質問にもスムーズに答えられなければ、周囲の応募者に埋もれてしまい強烈な印象は残せません。

コミュニケーション能力の高さをアピールする際は、相手の求めている答えが何か理解して、それを満たせるように準備しておいてください。

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