一般的な会社の定時は17時か18時。多少残業しても終電帰りになるなんてことをそうはないはず。
しかし、終電に乗ってみるとそれなりにサラリーマンが乗っていますよね。
働いている会社によって、毎日残業によって終電帰りになってしまう人も少なからずいます。
ただ、その状態は決して正常ではありません。
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残業で毎日終電なんて異常!
毎日残業で終電帰りなんて、はっきり言って異常なことです。
ただ、その異常な状態でも当たり前になってしまっている会社も非常に多いのが現状です。
残業時間は一体何時間?
もし毎日終電帰りだと、一体残業時間はどれくらいになるのでしょうか。
定時が18時だとして、24時まで働いたとすると1日の残業時間は6時間。
土日休みで月の労働日数が20日とすると120時間です。
毎日終電帰りになる会社では、休日出勤もせざるを得ない場合も多々ありますから、合わせると150時間以上の残業になってしまっている人も少なくありません。
さらに、これだけ残業しても残業時間は30時間までなどといったルールを課され、それをオーバーした分についてはサービス残業となっている場合も少なくありません。
過労死の危険も非常に高い
労働時間が長くなればなるほど、健康を害するリスクがあり、現在では残業80時間が過労死ラインとなっています。
そこから残業が増えるにつれて、健康を害する可能性はどんどん高くなっていきます。
毎日終電まで残業して残業が120時間を超えている場合、健康を害する危険性は非常に高く、下手したら過労死してしまう危険性があるのです。
自分の努力ではどうにもならない
毎日終電帰りが続く状態で働いていたとして、それは自分の努力でなんとかなるのでしょうか。
答えはほとんどの場合Noです。
残業を減らす為に、いくら効率化を図ってみたところでさらに仕事を与えられるだけです。
そういった会社は、そもそも毎日終電まで働くことが当然であるという認識を持っている為、いくら個人で努力したところで早く帰ることが許されないこ場合が多いです。
一度考えて起きたいこと
もしあなたが、かなり残業が多く終電帰りになってしまっている仕事をしているなら、どうか一度考えてみてください。
仕事ばかりの人生で大丈夫?
毎日終電帰りだと、当然平日は寝るだけです。
休日も出勤となる場合も多いでしょうし、あったとしても寝て疲れ切った体を休めることで精いっぱいでしょう。
当然趣味に時間は割けないし、家族と過ごす時間もごくわずかです。
そんな仕事ばかりの人生で良いですか?
もちろん、中には仕事にやりがいを感じてそれでもいいという人もいるでしょう。
ただ、多くの人は後で後悔することになるのではないでしょうか。
年をとっても続けられる?
まだ若いころは精神的にも肉体的にも体力があって、毎日残業が多くて終電帰りになっていても大丈夫かもしれません。
ただ、その仕事を40代、50代になっても続けることができますか?
年をとるとともに、どうしても体力は落ちていきます。
ただ、その時に無理だと気付いても、転職ができない状態になってしまっているかもしれません。
本当に体は大丈夫?
何より一番考えてみてもらいたいのが、本当に体が大丈夫かということです。
限界になればなるほど、自分自身では限界がわからなくなっていきます。
自分がわかっていないだけで、実はもう限界を過ぎているのかもしれません。
働くことが当たり前になり、体の異変にも気づくことができず、いきなり取り返しがつかない状態になってしまうことも少なくないのです。
病気は発症してからでは遅いのです。
危ないと感じたら逃げ出そう
仕事を辞め転職することに対してあまり良くないイメージを抱いてしまっている人もいます。
ただ、それは間違いで、限界まで働いて体を壊すほうが良くないことに決まっています。
時には、自分を守る為に逃げ出すことも必要なのです。
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