正社員として働くことが辛い。そう思っても正社員を辞める前に必ず確認してもらいたいこと

正社員になりたくてもなれずに派遣社員や契約社員として働く人がいる一方で、せっかく正社員の仕事についてもその仕事を辞めてしまうという人もいます。

それぞれ事情はあるのでそれが間違いというわけではありませんが、正社員を辞めてしまうというのはそれなりのリスクを伴うことであり、あらかじめそのリスクについてはよく理解した上で判断しなくてはなりません。

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※1 2020年9月

正社員として働いていると辛いことは確かに多い

確かに正社員として働くことには辛いことは多いでしょう。

正社員として働いている人はこんな悩みを持っているのではないでしょうか。

勤務時間の長さ

正社員として働いている場合、残業が当たり前のように行われるという風習があります。

もちろん会社によっては残業が全くないという会社もたくさんありますが、会社によっては毎月30時間以上、場合によっては80時間程度するのが当たり前なんて場合もあります。

しかもその残業がサービス残業となっていて給料が増えるわけでもなく、時給で計算すると著しく低くなってしまっているという人も少なくはありません。

仕事を楽しいと感じることができない人にとって、毎日21時くらいまで仕事をしなくてはならない環境というのはかなり辛いと感じてしまう要因です。

責任の重さ

非正規社員に比べれば正社員は仕事に対して責任が重いのが一般的。

責任が重くなればなるほど仕事に対するプレッシャーは大きくなっていき、それが精神的なストレスへと繋がっていきます。

週5日勤務

正社員として働く場合、基本的には週5日勤務、場合によっては週6日勤務で働くことが基本的な働き方です。

最近は週休3日制を取り入れている会社も増えてきましたがまだまだ少数派であり、土日に休むことができればまだましなほうであるというのが現状です。

人によっては正社員として週5日も仕事をするということに対して辛いと感じる人もいます。

確かに仕事におもしろみを感じることができなければ、人間関係などで悩みを抱えていたら5日間連続で働くのは辛いし、休日も2日間なんてあっという間にすぎてしまいます。

競争、比較

出世競争、他人との比較にうんざりしてしまったなんて人も多いかもしれません。

自分がいくら出世しなくてもいいから比較されたくないとは思っていても、周囲は勝手に比較し、優秀ではない人に対して辛くあたってきます。

いくら出世しなくていいからマイペースで仕事をしたいと思っていても周囲がそれを許さないのです。

正社員を辞めることのリスクは知っておかなくてはならない

仕事によっては非正規社員とそこまで給料が変わらないという場合も特に20代の場合は多く、あえて正社員として働かなくてはならないということが感じられないと感じてしまうことも多いかと思います。

また、派遣社員であれば働き方も割と自由で週4日勤務という働き方も可能です。

時給1300円、1日8時間、週4日勤務とした場合、月給はおよそ17万円程度にはなりますから、十分生活することは可能でしょう。

正社員ほどは残業することもないし、責任も重くはありません。

ただ当然良いことばかりではなく、正社員を辞めるというのはそれ相応のリスクを伴うことになることは十分に理解しておかなくてはなりません。

正社員を辞める前に確認すべきこと

これから正社員を辞めるつもりでいる人は、いったん以下のことについて確認してみてください。

将来的な収入

一時的な収入を見れば正社員と派遣社員や契約社員を比べてもそれほど変わりはないことが多いです。

20代であれば中小企業の正社員より大企業の契約社員のほうが給料が高いなんてこともよくあることです。

ただ、それはあくまで一時的なもので将来的な収入を考えれば正社員と非正規社員の給料格差はかなり大きくなります。

20代前半の場合、正社員の平均賃金は20万5千円、非正規社員の17万3千円となっており3万円程度の差ですが、これが50代前半の場合だと、正社員の平均賃金は40万3千円、非正規社員の20万2千円と20万円もの差がつくことになります。

昇給がある正社員に対して給料が変わらない非正規社員の差は、年齢が高くなればなるほどに開いていくことになります。

正社員を辞めるということはこの収入差を受け入れるということです。

再度正社員へ転職することの難しさ

とりあえず一度正社員を離れ、いずれまた正社員に戻るということを考える人もいるかもしれませんが、正社員から正社員に転職する場合に比べ、いったん非正規社員になった後で正社員に転職するというのはかなり難易度上がります。

正社員として働いている場合に比べて非正規社員として働いていることに対してキャリアが浅いと見なされることが多いのが主な原因で、非正規社員として働いている期間が長くなればなるほど、年齢が高くなればなるほどその傾向は強くなります。

新卒採用と違い、中途採用はこれまでのキャリアや経験、スキルが重要視されますから、その点を評価されない非正規社員がいざ正社員になろうとしても不利になってしまうのは仕方がありません。

もちろん絶対に不可能であるというわけではありませんが、条件面での妥協はしなくてはいけない状況に追い込まれます。

有期雇用であることの不安感

非正規社員で働くことのデメリットとして有期雇用であることをあげられることが多く、これから正社員を辞めることを考えている人もそのことは十分にわかっていると思います。

ただ、わかっていても安易に考えている人が多いという印象。

有期雇用であるというのは、実際に経験していると想像しているよりもずっと不安な気持ちを持つことになります。

若い時期なら不景気にならない限りは仕事があふれていますが、年齢が高くなってくると派遣の仕事ですら見つけにくくなってくるということもよく理解しておかなくてはなりません。

正社員を辞める理由の正当性

仕事が辛いから正社員を辞める。残業が多いから正社員を辞める。という風に考えている人は、その理由が本当に正社員を辞めるという正当な理由になっているかを考えてもらいたいです。

仕事なんてものは会社を変えれば一変します。残業だって正社員でも全くないという会社も非常に多く存在します。

要するにすぐに正社員として働くのを辞めるという以外にも解決の手段はあるわけです。

確かに、そういった会社に転職するよりも派遣社員や契約社員としてそういった仕事を見つけるほうが簡単であることは間違いありません。

ただ、少なくとも転職活動をして探してみるということは必要ではないでしょうか。

まずは転職してみるという選択

現状の辛いことから逃げることは悪いことではありません。

ただ、解決の手段というのは思ったよりも多いので、将来的なリスクも考えながら選択をするようにしてください。

少なくとも何もやらないうちから諦めるのではなく、少なくとも転職活動をし、自分の不満を解決できるような仕事を見つける努力はしてみてください。

 
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