たとえ給料が高くても派遣社員より正社員として働いたほうが良い理由

仕事を探す際、仕事内容だけでなく給料も重要となりますよね。誰だって給料は高いほうがいいはずです。

ですから正社員で安い給料で働くより、派遣社員でも給料が高いほうが良いと思う人もいるかもしれません。

ただ、目先の給料に捉われてしまうと、いずれ後悔することになる可能性があることは覚えておいてください。

 

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若い時は派遣社員のほうが給料が良いことも多い

派遣社員として働いた場合、毎月の給料はどのくらいになるでしょうか。

時給1500円でフルタイムで働いたとしたら、年間休日120日、毎月10日の休みがあるとして月給25万円程度になります。

もし残業があれば給料はもっと増えるでしょう。

この条件ってかなり恵まれていますよね。年間120日の休日があって月給25万円って、20代であればそれほど悪い条件ではありません。

大卒の初任給は平均で20万円程度だし、なかなか昇給もできずに20代後半になっても25万円なんていかない人はたくさんいます。それでいて休日数は105日しかない人も多いですよね。

さらに派遣社員であれば、仕事内容に制限があったり、仕事に対する責任が軽かったり、残業も少なかったりと働くにあたり給料以外の魅力的な部分も多数あります。

変な会社に派遣されてしまったら更新のタイミングで違う仕事を紹介してもらうなんてこともできますしね。

それでもやっぱり正社員として働いてたほうが良い

これらのことだけ考えれば、20代のうちは派遣社員として働いてもいいんじゃないかと思ってしまいますよね。

ただ、これらのことを考えても、やっぱり正社員として働いたほうがいいというのが私の意見です。

それこそ最初の給料が派遣社員として少なかったとしてもです。

正社員との差が付き始めることに転職しても遅い

正社員と派遣社員の大きな違いが昇給。

正社員が年齢を重ねるごとに昇格し、昇給することが多い一方で、派遣社員は時給があまり変わりません。

同じ内容の仕事につく限りは、多少の違いはあるにせよほぼ変わりませんし、これまでの経験を武器に派遣会社に時給アップを交渉しても50円上がればいいほうで、月給にすれば1万円にもなりません。

また、差が付き始めた時に正社員に転職したとしても、経験がないことから年齢相応の給料を貰えることなんてなかなかできません。

結局、その時に転職活動しても派遣社員時代よりも給料が高い仕事を見つけることができずにまた派遣社員として働く続けることになり、正社員として働いている人との差はどんどん大きくなっていくのです。

正社員と派遣社員の差が付き始めるのは何歳くらい?

業種にもよりますが具体的な年齢をあげると30歳手前あたりで正社員と派遣社員の差が出始めます。

なぜならば正社員であれば30歳手前で会社から役職が与えられ、会社での地位はもちろん、給料も上がる年齢に入るからです。

ではdodaで行われた正社員の年代別平均年収のデータと派遣社員の平均年収を比べてみましょう。

年代正社員派遣社員(時給1500円)
20代345万円3,168,000円
30代442万円3,168,000円
40代507万円3,168,000円
50代以上622万円3,168,000円

平均年収は20代の時点では大きな差はないものの、30代で100万円以上の差、50代以上では派遣社員の倍に近い金額を正社員は稼いでいます。

昇給やキャリアアップが見込めない派遣社員は、ボーナスや賞与が出る正社員と違い差が大きく開くことがわかりますね。

その差を埋めることは年齢を重ねるごとに難しくなるでしょう。

これからの将来のことを考えると、若いうちは派遣社員で良くてもいつ頃までに区切りをつけるべきか考えておく必要があるようです。

給料以外でも恵まれていることが多い

正社員の場合は、毎月の給料以外でも恵まれていることが多いのも理由ですね。

ボーナスが支給されたり、退職金制度があったり、福利厚生による手当があったりと直接の金銭面でのメリットもありますし、

教育面であったり、休職時の対応であったり、産休や育休の取りやすさであったりと、金銭面以外での充実度も異なってきます。

正社員としての経験は重要

正社員として経験がある人と、派遣社員としての経験がない人では、転職する際に有利になるのは前者です。

まだ若い時であれば大きな差とはならないことも多いですが、年齢が高くなるにつれて如実に大きな影響をもたらすことになります。

たとえ最初は給料が低くても正社員として働いてきたという実績を作ることで、数年後に年収アップを目指した転職をすることもできるようになりますが、派遣社員として働いて年齢が高くなった場合は徐々に贅沢なんて言えなくなってきます。

正社員はそう簡単にクビにされない

会社が正社員をクビにするのにはかなり高いハードルがあります。

経営悪化を理由にする場合にしても、解雇にならないように最大限の努力を行うことが求められますし、能力不足を理由にする場合だと、合理的な理由を示し、さらに会社側が能力不足を解消する努力も求められます。

しかし派遣社員の場合は単に契約を延長しなければいいだけ。たった数ヶ月しか働く期間を保証されていないのです。

会社にとってみれば、正社員はこれまでも実績を積んできた貴重な人材。しかし、派遣社員は誰でもできる仕事をしてもらう替えのきく人材。

そのことをよく知っておかなくてはなりません。

ずっと働くか辞めるかはわからない

女性の場合だと、いずれは結婚、出産して仕事を辞めるつもりで、長く働くつもりなんてないから正社員になる理由なんてないという人も多いかもしれません。

確かに20代後半で辞めるのであれば派遣社員として働いていたほうが貰える給料は多いかもしれません。

ただ残念ながら将来のことに確実性はありませんし、自分の思い描いていた通りになるなんていう保証はないのです。

派遣社員向きの人と正社員に転職した方が良い人とは

ここまでの内容を通して「派遣社員よりも正社員として働いた方が良い」と感じるかもしれませんが、普段の生活スタイルによっては派遣社員として働いた方が効率が良い場合もあります。

どんな方が派遣社員、もしくは正社員に向いているのか、それぞれの特徴をおさえて自分の生活スタイルに合わせた働き方を探してみましょう。

派遣社員の働き方が向いている方

まずは派遣社員に向いている方の特徴をご紹介します。

派遣社員の大きなイメージは時間の融通が利くこと、これは働き方にも表れています。

ライフスタイルに合わせて働きたい

派遣という働き方は家事や育児、資格勉強など1日の時間を仕事以外に確保されやすく、勤務時間や勤務地が限定されてしまう方にとって働きやすい働き方です。

あらかじめ自分がどのように働きたいのかを派遣会社に伝えておけば、派遣会社側が本人のライフスタイルに合わせた仕事を紹介してくれます。

副業として働きたい

本業が別にあり、副業の一環で派遣社員として働くことができます。特に派遣はWワークとしてもおすすめです。

本業が休みの日や、空いた時間を有効活用できるうえ、スキルアップもお金を稼ぎながらすることができるので一石二鳥でしょう。

プライベートの時間を作りたい

仕事とプライベートの時間をしっかりさせたい方にもライフスタイルに合わせると同様、派遣社員がおすすめです。

派遣社員は正社員に比べ残業や想定外の労働は無いので、決められた業務が終わった後は自分の時間として利用できます。

正社員の働き方が向いている方

次に正社員に向いている方の特徴をご紹介します。

正社員といえば安定していて長期で働ける、とってもおおきなメリットですよね。

安定重視、長期的に働きたい

正社員の大きな特徴として、雇用期間に定めが無く、月給制で給料を支払う会社が多いことがあります。

この他にも福利厚生や社会保険など生活を安定、充実させる制度を受けたい、長く働きたい人にとっては正社員が向いている働き方になります。

昇給やキャリアアップを狙いたい

長期的に同じ会社に勤めたり、業務内容で成果を上げることで会社での地位を上げたり、自分自身のキャリアアップにつなげることができます。

キャリアアップは将来的に転職する場合にもメリットになるので、正社員である方が有利に順調に進められるでしょう。

目の前のことに捉われすぎると後悔することもある

仕事を選ぶ際に重要なのは、目の前のことに捉われるのではなく、しっかり将来も見据えること。

今だけを切り取ってみれば確かに派遣社員として働いたほうが幸せかもしれませんが、長い目で見るとそれが後悔につながってしまいかねないことも忘れないでください。

これからのことを意識して、自分がどんな働き方が向いているのかをしっかりと考えてみましょう。

派遣社員から正社員になるためには

もし派遣社員から正社員へ、働き方を変えたい時にどうすればよいのかわからない方もいますよね。

派遣社員から正社員になるための道は厳しいともいわれていますが、方法を知っていれば自信を持って行動に移せるでしょう。

今回は主な方法を3つご紹介します。

紹介予定派遣制度

紹介予定派遣とは、派遣社員として一定の期間働いた後に派遣先の企業と直接雇用を結ぶことを前提とした派遣を指します。

派遣期間を試用期間とみなし、派遣先企業はこの派遣期間中に派遣社員を評価し、派遣社員と派遣先企業双方の希望が合致すれば直接雇用となります。

この制度は上手く利用できれば転職活動にかかる時間や労力を大幅に減らすことができるうえ、自分に合った企業を見つけることができるでしょう。

しかし派遣期間中に企業側から直接雇用を断られることもあるため、油断してしまうとかえって時間を使ってしまう場合もあるので注意が必要です。

正社員登用制度

正社員登用制度とは、契約社員などの雇用形態から正社員に転換する制度のことを指します。

契約社員として入社し何年か勤務した後、昇格試験を合格した場合正社員になれるケースが例としてあげられます。

魅力的な制度にも見えますが、正社員登用制度は企業によって導入されていない企業もあるので入社時に確認が必要不可欠です。

また、求人情報に正社員登用制度の記載があっても正社員登用制度の実績が無かった場合、正社員登用はかなりハードル高いと思われるため正社員になる期待ができないことも。

転職をした方が早い場合も

具体的に希望している業界や正社員として働きたいと考えている場合は転職をして、ゼロから正社員を目指す方が早いこともあります。

転職サイトを使ってでコツコツと自分で探し進めていくのもいいですが、客観的な視点を得るためにも転職エージェントを利用してみるとさらに効率が上がるかもしれません。

なぜなら転職エージェントは企業とのパイプがあるため、採用されやすい人材を把握していることから自分に合った企業を紹介してくれる可能性が高いからです。

他にも転職エージェントは充実したサポートを転職したい人に提供しています。転職に慣れていない人でもアドバイスを受けながら転職に取り組むことができるでしょう。

正社員を目指している人はまず動いてみよう

「正社員になりたい…でも具体的にどうすればいいかわからない」と悩んでいる人は少なくありません。

ただ、そうしているうちに時間が経ってしまい、気がついたら正社員を目指すためのハードルがどんどん上がってしまう可能性があります。

転職活動は精神的にも身体的にも疲れるため、億劫になる気持ちになってしまいますが、なるべく早めにまずは動いてみることをおすすめします。

転職エージェントを利用すれば企業の検索を任せることができたり、面接のスケジュール調整などもエージェントの方がしてくれるため、かなり楽です。

また、派遣社員から正社員への転職に力を入れているサービスもあるため、自分の状況に合わせてサービスを利用することで転職の成功率アップも期待できます。

「一人で転職活動をするのが合っている」という方は無理に転職エージェントを使う必要はないですが、「少しでも楽に進めたい」「一人で転職活動は不安がある」など悩みを抱えている方は転職エージェントの利用を検討してみましょう。

 

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