転職後のボーナスで満額を貰えるのはいつから?最初は寸志程度?

転職後の1回目のボーナスは、基本的には満額貰えることはほとんどなく寸志もしくは支給なしという場合が多いので注意しなくてはなりません。

本記事では、転職後のボーナス支給に関して、最初のボーナスはどの程度貰えるのか、満額を貰えるようになるのはいつからなのかという点について紹介して行きます。

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※1 2020年9月

転職後の最初のボーナスは満額貰えないので要注意

転職後の最初のボーナスは、転職時期によって支給額は異なりますが基本的に満額貰えることはありません。

ボーナス支給条件は査定期間での在籍が原則

ほとんどの会社ではボーナスの支給条件に査定期間の在籍が条件となっています。

査定期間がいつからいつまでかというのは会社によっても異なりますが、夏ボーナスの場合は昨年度の10月から3月、冬ボーナスの場合は4月から9月となるのが一般的です。

たとえば4月入社の場合、最初に来る夏ボーナスの在籍期間は0となる為、基本的には支給なし。

冬ボーナス直後の1月に転職したとしても、夏ボーナスの査定期間である10月から3月の半分しか在籍しない為、ボーナスも半額。

1回目のボーナスに査定期間中フルに在籍することはない為、ボーナスを満額は貰えないのです。

1回目のボーナス支給額

では1回目のボーナス支給額はいくらくらいになるでしょう。

  • 査定期間:4月1日から9月30日、支給日12月
  • 査定期間:10月1日から3月31日、支給日7月

という前提条件で、入社日に対する1回目のボーナスに対する査定期間の在籍日数を「退職・転職時のボーナスの支給状況」内でまとめていますので見てみて下さい。

4月、5月、6月、7月、10月、11月、12月入社の場合、査定期間の在籍日数は0となり支給無しが基本となります。

9月、3月入社で在籍日数1ヶ月となり通常の6分の1、8月、2月入社で在籍日数2ヶ月となり通常の3分の1、1月入社で在籍日数3ヶ月となり通常の2分の1というのが、基本的なボーナス支給額です。

ただし、必ずしも在籍期間に応じたボーナス支給額となるわけではなく、会社によってはたとえば査定期間のうち半分以上在籍していれば満額支給、8割支給など労働者としてはありがたい制度にしてくれる場合もあります。

ただこれは転職前に知ることができる情報ではなく、入社して初めてわかる情報ですが。

転職後のボーナスで満額貰えるのはいつから?

では転職後のボーナスで満額を貰えるのはいつからでしょう。

2回目、もしくは3回目のボーナスから

先ほど紹介した「退職・転職時のボーナスの支給状況」という記事内でも載せていますが、査定期間を満たし満額を貰えるようになるのは転職時期によって2回目もしくは3回目ということになります。

先ほどの前提条件であれば4月、8月、9月、10月、1月、2月、3月は2回目から満額、その他の月は3回目から満額です。

ただしこれはあくまで査定期間全てに在籍することができた場合に満額支給されるという条件。

先ほども述べているように会社次第であり、たとえ査定期間全てに在籍していなくても2回目のボーナスからは満額支給としているところも中にはあります。

ボーナスを貰う上でベストな転職時期はいつ?

ではボーナスを貰う上でベストな転職時期はいつになるでしょうか。

転職後だけのボーナスを考えるなら、先ほどの前提条件であれば1月に入社するのがベストです。

1回目ボーナスの査定期間に対する在籍日数は3ヶ月分、そして2回目からは満額となります。

ただだからと言ってたとえば4月の転職を1月まで延ばせば最も支給額として多くなるかというとそういうわけではありません。

前職のボーナスが低く、転職後のボーナスが高い場合、わざわざ転職を待つよりもさっさと転職してしまった方が良いことも多いのです。

たとえば前職での1回分のボーナス支給額が30万円、転職後の1回分のボーナスが60万円としてかん考えてみましょう。

 4月転職1月転職
夏ボーナス30万円30万円
冬ボーナス30万円30万円
4月転職 
夏ボーナス支給無し30万円
冬ボーナス60万円30万円
1月 転職
夏ボーナス60万円30万円(2分の1)
冬ボーナス60万円60万円
合計240万円210万円

この場合、さっさと4月に転職した人の方が最終的なボーナス支給額としては多くなります。

そして毎月の給料が増えていることも考えると差はかなり開きます。

このように、転職時期は前職そして転職後のボーナスの支給額に大きく依存することにも注意しましょう。

試用期間が査定期間の在籍とみなされない場合もあるので注意

多くの会社では2~6ヶ月程度の試用期間を設けている場合が多いですが、会社によってはこの試用期間が査定期間には含まれない場合があるので注意が必要です。

たとえば試用期間が3ヶ月とした場合、4月入社でも在籍日数としてカウントされるのは7月から。2回目のボーナスから満額貰えるはずだと思っていたら、在籍日数が3ヶ月しかなくボーナスも半額程度しか貰えないなんてこともありうることです。

1回目のボーナス、支給無しでも寸志は貰える?

転職後1回目のボーナスに対する査定期間の在籍日数が0日で、支給なしとなってしまった場合、ほとんどの会社ではボーナスの支給がありません。

しかし会社によっては代わりに「寸志」という形で多少支給してもらえる場合があります。

良心的な会社であれば寸志が貰える場合も、ただし絶対ではない

良心的な会社に限りますが、ボーナスが出ない代わりに寸志という形で多少のお金を支給してくれる場合もあります。

ただ絶対ではありません。ちょっとは出るだろう、出るのが当たり前だなんて思わないようにしてください。

私が知っている会社だと、新卒採用者や中途採用者に対して寸志を支給してくれる会社は半数程度です。大手企業だと出してくれる場合が多いですが、中小企業だとない場合が多いです。

支給額は数万円程度

寸志はだいたい5万円から10万円程度が平均的な金額です。

1回のボーナス平均100万円を大きく超える某大手企業に転職した知人も1回目は5万円しかもらえなかったと言っていました。

周りが100万円以上貰っている中で自分だけ5万円というのはなんともさびしいものですが、ボーナスはあくまで業績貢献に応じて支払われるものだから仕方ありません。

寸志にも税金、社会保険料はかかる

寸志という名目でも、支給されたものに対する扱いはボーナスと変わりません。

税金や社会保険料を差し引かれた金額を支給される為、手取りは少なくなります。

転職時は一時的に収入が減ることも考えておこう

今回紹介したように、転職時は1回分のボーナスが少なくなる場合が多いです。

ローンの支払い、月々の生活費の補填等、ボーナスを当てにしている人も多いでしょうから、転職時は必ずこの部分も考慮にいれ、転職してから焦ることがないようにしっかり考えておくようにしましょう。

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