年収700万円と聞くと、良い給料貰っているというのが最初の印象です。
ただ、実際に貰っている人に聞くと、贅沢はできない、貯金があまりできないという人も多いみたいですね。
そこで今回は年収700万円の人の割合や手取り、生活といったことを紹介していきます。
まずは登録しておきたいおすすめ転職サービス3選 | |||
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![]() リクルートエージェント | ![]() ハタラクティブ | ![]() マイナビジョブ20s | |
サービスの種類 | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント |
求人数※1 | ![]() 200,244件以上 | ![]() 2,300件 | ![]() 1,637件以上 |
対象年代 | 20代~30代 | 20代~30代 (特に30歳まで) | 20代 |
スカウト機能 | ![]() | ![]() | ![]() |
転職サポート | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 |
現在の収入 | 200万円~900万円 | 200万円~500万円 | 200万円~500万円 |
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※1 2020年9月
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年収700万円はかなり高年収
年収700万円が日本のサラリーマンの中でどの程度の位置にいるかを知っていますか?
実は、かなり高年収な部類に入ります。
日本のサラリーマンの平均程度
日本のサラリーマンの平均年収は、441万円となっています。
すなわち、年収700万円は約1.7倍もの年収を貰っていることになります。
男性に限定しても平均年収は560万円ですから、かなり高いと言えます。
年収700万円台の割合
次に、年収700万円台の人がどの程度いるか、その割合を見ていきましょう。
各年収での割合は以下の通りになっています。
- 100万円以下・・・8.1%、401万人
- 100万円~200万円・・・13.7%、688万人
- 200万円~300万円・・・15.2%、762万人
- 300万円~400万円・・・17.2%、867万人
- 400万円~500万円・・・14.9%、748万人
- 500万円~600万円・・・10.2%、515万人
- 600万円~700万円・・・6.5%、329万人
- 700万円~800万円・・・4.4%、221万人
- 800万円~900万円・・・2.9%、145万人
- 900万円~1000万円・・・1.9%、93万人
- 1000万円以上・・・5.0%、249万人
年収が700万円台の人は、日本でたったの4.4%しかいません。
ただ年収700万円を超える人すべてをあわせると14%です。
すなわち、年収700万円以上ならば日本のサラリーマンの中で上位約1割程度であると言えます。
50代男性の平均年収以上
次に、年齢別の平均年収を見ていきましょう。
年齢別の平均年収は以下の通りになっています。
- 20代前半・・・男性:284万円、女性:249万円
- 20代後半・・・男性:404万円、女性:326万円
- 30代前半・・・男性:470万円、女性:315万円
- 30代後半・・・男性:528万円、女性:314万円
- 40代前半・・・男性:581万円、女性:319万円
- 40代後半・・・男性:635万円、女性:313万円
- 50代前半・・・男性:682万円、女性:322万円
- 50代後半・・・男性:686万円、女性:298万円
年収が最も高くなるのが50代男性で、686万円です。
年収700万円だとそれよりも高くなるので、どの年代であっても年収は高いと言えるでしょう。
ただ中には20代、30代でも年収700万円程度の人もいますね。
サラリーマンで言うと、東証一部上場の大企業勤めの人だと700万円どころか1000万円以上となる場合も少なくはないでしょう。
転職で700万円以上を目指す方法
かなり高いハードルがありそうな年収700万円ですが、転職市場ではそこまで求人自体が少ないわけではありません。
もちろん、それ相応の経験、スキルは必要になりますが、絶対に不可能という年収ではなく、挑戦してみるといいでしょう。
またすぐにはだめだとしても、しっかり昇給してくれる会社に転職することができればいずれは700万円になることは十分に可能です。
ただ、転職する際には転職エージェントの利用は必須と言えます。
高年収の求人自体が転職エージェント経由でなければ紹介してもらうことができないものが多いので、実際に年収アップの転職ができた人の多くは転職エージェントを活用しています。
もちろん転職サイトも情報収集という観点でとても有用ですので、転職活動をする際には合わせて使うのがよいでしょう。
人気転職サービス4社の対象属性比較 | ||||
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![]() リクルートエージェント | ![]() ハタラクティブ | ![]() マイナビジョブ20s | ![]() doda | |
向いている年代 | 20代~30代 | 20代 | 20代 | 20代~40代 |
中卒の方向け | ![]() 求人少・サポート△ | ![]() | ![]() | ![]() 求人少・サポート△ |
高卒の方向け | ![]() 求人多・サポート◎ | ![]() | ![]() 求人多・サポート◎ | ![]() 求人少・サポート△ |
専門・短大卒の方向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 求人少・サポート△ |
大卒・大学院卒の方向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
第二新卒の方向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
既卒の方向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
フリーターの方向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 求人少・サポート△ |
社会人経験なし | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() 求人少・サポート△ |
ハイクラス向け | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
- リクルートエージェント
- ハタラクティブ
- マイナビジョブ20s
- doda
リクルートエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・より多くの求人を紹介してもらいたい方 ・年収や入社日などの交渉を任せたい方 ・年収UPを実現したい方 |
転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。
公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
ハタラクティブ
対象の年代 | 20代~30代 (特に30歳までの方) |
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どんな人に向いている? | ・一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で転職をしようとしている方 |
ハタラクティブは、正社員の方の転職はもちろん、既卒・第二新卒などの20代の方が利用しやすい転職エージェントです。
最も注目するべき点は、利用者の8割以上が内定を獲得できている点です。そのうち約半分の方は上場企業から内定を獲得しており、ハタラクティブは中小企業だけでなく大企業とのパイプも太い転職エージェントです。
求人数は約2,300件と多くはないですが、すべての求人が学歴や経験の有無を問わず、その人の人柄やポテンシャルを重視し採用を行っています。
さらに、利用者の内定獲得率は80.4%です。公開していない転職サービスが多い中、公開できていることはハタラクティブの自信の表れと受け取ることができますね。
最適な書類の書き方や面接の受け方はアドバイザーがサポートしてくれるので、転職が初めての人でも安心ですよ。
マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
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どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。
扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。
転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。
doda
対象の年代 | 25歳~34歳 |
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どんな人に向いている? | ・特に技術職、営業職を希望の方 |
dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。
リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。
エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。
その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。
年収700万円の実態
では、次に年収700万円の実態として、手取りがいくらになるか、生活はどうなるかということを紹介していきます。
年収700万円の手取り
給料からは、社会保険料や所得税、住民税といったものが引かれます。
その額は家族構成などによっても変わってきますので、人によって手取り額は多少変わってきますので、およそいくらになるかを紹介します。
年収700万円の手取りは、およそ550万円程度、年収800万円の手取りはおよそ610万円程度となります。
ボーナスを考えないとすると、45万円から51万円程度となります。
この額だけみると、かなり贅沢できそうですね。実際、生活はどういった形になるでしょう。
年収700万円の生活
年収700万円だと、独身であればかなり贅沢できる部類です。
家賃10万円や食費5万円、他に水道光熱費、通信費、車両費、保険といったものを考えても、年間100万円以上の貯金ができます。
ただ、年収700万円で既婚、子供有りだと生活が厳しいという人もいます。
その人家計だと、
- 家賃12万円
- 食費(外食費込み):4万円
- 水道光熱費:2万円
- 車両費(保険、ガソリン、ローン):6万円
- 通信費:2万円
- 小遣い(夫婦分):6万円
- 雑費:1万円
- 奨学金返済:3万円
- 学費:3万円
しめて39万円となります。
実際は、ボーナスがあるので月々の収支はマイナス、ボーナスで補てんという形になってしまっています。
他の人から見ればかなり贅沢なお金の使い方のように見れますが、本人たちは贅沢している意識はありません。
もし本当に満足できるような贅沢をするには、もっとも高い年収が必要になりそうです。
もっと上を目指す?
年収700万円は、かなり高いレベルです。
それで満足するのも良いですし、さらに年収アップすることも可能となる場合もあります。
ただ、同じように働き続けても、なかなか年収はあがりません。
年収は、会社次第である面が多く、いくら努力してもあがらないこともあります。
ですから、もし年収をあげたいならば転職することも考えましょう。