リフレッシュ休暇とは?この制度があるとどういったメリットがある?

会社休日と有給休暇以外にも、特別休暇として様々な休暇制度を設けている会社は少なくありません。

そして、その特別休暇の中でもよく設けられている制度が「リフレッシュ休暇制度」。

求人票の福利厚生欄に書かれているのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

そこで今回紹介するのはこのリフレッシュ休暇制度の概要。リフレッシュ休暇制度の概要やメリット、そして制度がある場合の注意点を紹介していきます。

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リフレッシュ休暇とは

リフレッシュ休暇とは、会社休日とは別に取得することができる休暇制度。

法律で義務付けられている制度ではありませんが、福利厚生の一環としてこの制度を導入している企業は多いです。

リフレッシュ休暇の目的

リフレッシュ休暇の主な目的は社員、そしてその家族の心身のリフレッシュ。

心身共に健康に、そしてプライベートを充実させることによって仕事でのさらなる飛躍を狙って導入されています。

また休暇制度を充実させることによる、優秀な社員の獲得や離職率の低下といったことも企業側がこの制度を導入している目的の一つです。

リフレッシュ休暇制度がある会社の割合

厚生労働省の「就労条件総合調査」によると、リフレッシュ休暇制度がある会社の割合は13.1%となっています。

そして企業規模別にみると以下の通り。

  • 1,000人以上・・・46.5%
  • 300~999人・・・31.4%
  • 100~299人・・・18.0%
  • 30~99人・・・8.6%

企業規模が大きくなるほどこの制度を導入している会社が多く、1,000人以上の会社であれば約半数がこの制度を導入しています。

有給休暇制度との関係

リフレッシュ休暇は法律で義務づけられているものではない為、付与の日数や付与のタイミング、そして付与の仕方も会社によって大きく異なります。

その為、有給休暇とは別に数日のリフレッシュ休暇制度を設けている会社もありますが、有給休暇を利用してリフレッシュ休暇を取るという形をとっている場合もあります。

無給か有給か

有給休暇を利用した上でのリフレッシュ休暇ならば当然有給でなくてはいけません。

しかし有給休暇とは別に付与するリフレッシュ休暇であれば、有給とするか無給とするかは会社の自由。リフレッシュ休暇分の給料は支給しないとすることも可能です。

厚生労働省の「就労条件総合調査」によると、リフレッシュ休暇に関する賃金の支給状況は以下の通り。

  • 全額・・・95.9%
  • 一部・・・1.3%
  • 無給・・・2.8%

無給とすることも可能であり、わずかにそうしている会社もあるものの、ほとんどの会社では休暇分に関しても賃金を全額支給しているという結果になっています。

1回あたりの平均上限日数

リフレッシュ休暇の上限日数の平均は5.5日となっています。

会社によっては10日間(土日を含めると16連休)、1ヶ月丸々休みという会社もありますが、たいていは3日間(土日と合わせて5連休)から5日間(土日と合わせて9連休)といった日数を上限にしている会社が多いです。

具体的なリフレッシュ休暇制度

リフレッシュ休暇制度は法律で義務付けられているものではない為、どのような制度としているかは会社によってバラバラ。

例えばこういった形で設けられています。

  • 毎年希望の日に3日間取得
  • 勤続5年毎に連続5日間のリフレッシュ休暇を付与
  • 勤続10年毎に10日間のリフレッシュ休暇を付与
  • 勤続3年3日間、勤続5年で5日間、勤続10年で10日間のリフレッシュ休暇を付与

毎年なのか、一定年数毎なのかというタイミング、日数、取得時期の指定有無などが会社によって全く異なっています。

たとえば「リフレッシュ休暇制度有り」としながら、指定の日に、有給休暇を使って、1日間取ることができるものなんて可能性もゼロではありません。

リフレッシュ休暇のメリット

正しく運用されているリフレッシュ休暇制度は、基本的に労働者にとってメリットのあるものです。

たとえば以下のようなメリットが挙げられます。

休みが増える

有給休暇と別にリフレッシュ休暇制度があるならば、単純に休みが増えるというメリットがあります。

会社休日が120日あったとしても、別にリフレッシュ休暇が毎年5日間とれるなら年間休日は125日となるわけですからね。

また有給休暇として使う場合も、メリットがないわけではありません。

特別な理由がないと取りにくい、仕事が忙しすぎて取るタイミングがない、取ると嫌味を言われる。

そんな理由から中々有給休暇を取れずにいる人も、制度が義務付けられていれば取りやすくなりますから。

人とは違うタイミングでまとまった休みを取れる

GWや年末年始といったタイミングでのまとまった休みと違い、他の人が休んでいないタイミングで休むことができるというのも大きなメリット。

安く旅行に行くこともできるなど、混んでいない時期にまとまった休みをとれるからこそできることって多いです。

モチベーションアップにつながる

休みが増え、プライベートが充実し、心身をリフレッシュすることは仕事のモチベーションアップにも繋がります。

どれだけやりがいのある仕事だって、どれだけ好きな仕事だって、心身ともに疲れ切っていては楽しむことなんてできません。

しっかりリフレッシュできるからこそ、仕事を楽しいと思うことができるようになり、仕事に対する士気もあがり、力を発揮できるようになるものです。

制度があってもこんな場合があるので注意

リフレッシュ休暇制度を導入する会社は年々増えています。

求人票を見ると福利厚生欄でその制度があることを書いている企業も少なくはありません。

ただこの制度があると言うだけで、休みがとりやすい、まとまった休みがとれると安易に思ってしまうのはだめ。

以下の点について注意するようにしましょう。

制度だけあって実際は誰も使っていない場合もある

リフレッシュ休暇制度自体はあるけれど、形骸化していて実際はだれも使っていないという場合も見受けられます。

就業規則には書いてあるけど、そこで働いている人は誰もその制度があることを知らないなんて場合も少なくありません。

休暇を取る日を自由に決めれるとは限らない

休暇を取得する日があらかじめ指定されていて、自分の自由に取ることはできないという場合もあります。

好きなタイミングでまとまった休みを取れると思っていたら、1日毎に指定された日に休むだけなんてこともありえなくはないのです。

毎年取れるとは限らない

リフレッシュ休暇は毎年取れるとも限りません。

むしろ毎年取得できる会社は少数派。だいたいは5年置き、10年置きというように長く会社で働いたことに対するご褒美として設定されていることが多いです。

制度は正しく理解した上で仕事選びをしよう

福利厚生の欄にずらっと様々な制度が書かれていると、つい福利厚生が充実している会社だと思ってしまいがちです。

ただいくら制度があってもその制度が本当に魅力的なものであるとは限らないし、名ばかりの制度で実はまともに使われていないなんてことは大いにありえることです。

ですから仕事選びの際には、まずはしっかりその制度について理解し、その上でどのような形で使われているかを知るようにしましょう。

そして入社前にどうしてもわからないことについては、勝手に自分にとって良い方向へと解釈しないように気を付けてください。

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