社内ニートという立場は、毎日忙しくしている人にとっては一見羨ましく感じるかもしれませんが、実際に経験すると想像以上にストレスが溜まることばかりですよね。
時間がたつのは遅いし、罪悪感も感じるし、居心地も悪い。それだけでもう会社に行きたくなくなります。
ただ派遣社員の場合、こんな社内ニート化してしまっている人が少なくありません。
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派遣社員が社内ニートになってしまう理由
自社の人材では補えないほどの仕事があるからこそ働いてもらうのが派遣社員。
ばりばり仕事をして貰った方が会社にとってメリットがありますし、逆に何の仕事もなければ払っているお金は無駄になります。
にも関わらず決して少なくはない社内ニート化する派遣社員の存在。
しかも何の仕事をさせているわけでもなく、いなくても大した変わりはないのにそんなことは関係なく更新を繰り返す会社というのも少なくはありません。
ではなぜこんなことになるのでしょうか。この理由を紹介します。
上司が派遣社員を使いこなす能力に欠けている
派遣社員を使いこなすことができない上司って思った以上に多いです。
自社の社員ではないし、やらせることができる仕事内容も限られ、有期雇用でもある。
そういった中で、上手いこと仕事をまわせずに結局正社員の部下ばかりに仕事を与えて派遣社員は放置してしまう。
実は派遣社員を適度に使いこなすってその職場での仕事内容にもよりますが難しいこともあるんですよね。
特に、目の前にこなさなくてはいけない仕事が溜まって忙しい状態になっていると、余計にこうなります。
派遣社員をいざという時の為に雇用している
常時これをやってもらう為に派遣社員を雇用するという目的があれば良いんですが、そうではない会社も実は多いです。
たとえば月に1回の締めの時だけを想定して雇用していたり、年1回の決算期等の繁忙期に備えて雇用しているなんてこともあります。
その結果、そうではないほとんどの日は正社員で十分仕事を回せることができていて派遣社員にわざわざ仕事を教えてまでさせることがなく、社内ニート化してしまうというわけです。
必要ないのに派遣社員を雇用している
そもそも全く不必要なのに派遣社員を雇用しているという場合も大企業にはありがちです。
たとえばその派遣会社との関係を保つ為に毎年雇用しているだとか、部としての予算を減らされないよう予算消化の為に雇用しているといったもの。
そういったところに派遣されると、全然仕事がなく社内ニート化してしまうということがよくあります。
成長させる必要性の有無
自社の新入社員は会社としてもどんどん成長させていかなくてはなりません。
多少忙しいとしても時間をかけて仕事を教えるし、とりあえずどんどん仕事をさせて色々な経験をさせていきます。
それに対して自社の社員でもなく有期雇用である派遣社員に対しては、成長させようという意思がどうしても少なくなるもの。
時間をかけてまでやることも少なくなるし、どうせ仕事をさせるなら新入社員に仕事を与えて経験を積ませます。
正社員と派遣社員で明確に仕事が区別されているなら良いのですが、そうでないと優先順位が低くなり仕事を与えてくれなくなってしまいがちです。
周りが社内ニートの辛さを知らない
経験した人なら社内ニートであることがどれだけ辛いことなのかわかるんですが、そうでない人はその辛さをよくわかっていません。
その為、仕事を与えずに放置していることに対してそれほど罪悪感を感じておらず、「まぁいいか」くらいで思ってしまい、なんとかしなきゃという気持ちを持ってくれにくくなっています。
派遣社員が社内ニートから脱出する為にやること
社内ニートであることを受け入れ、お金を貰う為だと割り切ってしまうことももちろん一つの手段ではありますが、それはあまりおすすめできません。
結局辛くてストレスが溜まることには変わりないし、スキルなんて何も身につかず経験したという自信にもならずに年齢を重ねるだけになるので失うことも多いからです。
だからこそ社内ニートになってしまったらなら脱出する方法を考えなくてはなりません。
上司や派遣元の担当者への相談
まずは上司や派遣元の担当者に相談することが第一。
仕事が欲しい、もっと仕事をやりたい。上司がだめなら他の正社員の人に聞くのでもいいです。
もしかしたら仕事を与えて貰えるようになるかもしれませんし、違う課へ異動させてもらえるかもしれません。
ただ正直なところ、これを言ったからといって社内ニートから脱出できるかというと、ほとんどの場合はそうではないのが現実です。
上司はすでに何も仕事を与えていないことをわかっているだろうし、それがわかった上で与えることができていないだけ。
もし相談しても一時的にちょっとした雑用を与えるだけで根本的な解決にはならずじまい。
そして派遣元の担当者に相談したところで結局上司に軽く提言するだけ。自分で上司に相談した場合とそう変わらないか、むしろ強くは言えないので結局何も変わらないか。
しかしそれでも一度は形だけでも良いから相談はしてみましょう。
なぜならそれが、次紹介する「派遣先を変えてもらう」ということに繋がるからです。
次回更新せずに派遣先を変えてもらう
根本的に解決しようと思うなら、次回の契約更新時に更新せず、さっさと派遣先を変えてもらいましょう。
派遣社員として働くことの大きなメリットは会社、職場を変えやすいこと。このメリットを活用せず、自分を犠牲にして我慢し続ける必要なんてありません。
一度も更新せず、たった数か月しかその派遣先で働かなかったとしても、相談してもそれが一切解消されなかったという明確な理由があるので、やむを得ないと思わせることだできます。
もし次回更新までも待てないという場合にも、一度相談したことがあるというのば武器になります。
基本的に契約期間中の途中に退職するということはできませんが、以前に相談したが何も良くならず精神的に厳しいということをわかってもらえれば、やむを得ないと認めてくれる可能性は高まります。
正社員を目指すなら最初から正社員で
もし派遣社員から正社員を目指しているならば、次は派遣社員からではなく最初から正社員を目指しましょう。
まず社内ニート化してしまっている派遣先では正社員になれる可能性がほぼないので絶対に辞めること。
頑張れば直接雇用の可能性があるなんて言葉には騙されないようにしてください。
ばりばり仕事をさせてくれる派遣先ならまだ若干可能性はあります。
そこで他の派遣社員よりも大きな成果、そして周りの社員と良い人間関係を築くことができればなきにしもあらずでしょう。
ただそれでも期待できるほど可能性は大きくありません。下手したら正社員ではなく契約社員としての直接雇用となることも多いです。
正社員として直接雇用されるまで数年費やすことになることを考えたら、正直リスクの方が高いです。
それよりは今から正社員を目指して転職活動を行った方が正社員になれる可能性は高く、リスクも低いです。
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