今の派遣の仕事はもう嫌だ。契約期間は残っているけれど、すぐ辞めたい。そう思った時はどうすれば良いのでしょうか。
今回は辞める前に知っておきたいルールや今すぐ辞める方法、そして辞める際の注意点を紹介していきます。
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派遣の仕事を今すぐ辞めたいと思った時に知っておきたい退職のルール
正社員の場合、2週間以上前に会社側に退職を申し出ることで仕事を辞めることができます。
いくら会社側が辞めさせたくなかろうと、退職を拒否できる権利はありません。
ただ派遣社員のような有期雇用者の場合、退職時のルールは正社員と異なるので注意しなくてはなりません。
2週間前に言ってもダメ。派遣は契約期間働くのがルール
派遣社員の場合、会社側と労働者側の双方であらかじめ決めた契約期間内を働くのがルールです。
そのため、契約期間内に一方の言い分でその契約を解除することは原則として認められていません。
すなわち派遣の仕事を辞めたいからと言って、契約期間を無視して退職するというのはできないのです。
それは労働者側だけではなく、会社側にとっても同様です。
予め決められた雇用期間内に一方的に解雇することはできず、最低でも契約期間までは休業扱いとして6割以上の賃金を支払わなくてはいけないとされています。
辞める時は更新しないことを事前に伝える
派遣社員がその仕事を辞めようと思った場合、基本的には更新を断ることによって辞めることになります。
契約期間の終了が近づくと、派遣会社からは契約更新の打診をされます。
この打診は会社によっても異なりますが、契約期間終了の2週間から1ヶ月前程度の来ることが多いようです。
この打診を断れば、契約は今の契約期間で終了。そのタイミングで仕事を辞めることになります。
派遣社員が自分から仕事を辞める場合は、このように更新せずに契約期間終了を迎えるというのが原則です。
派遣の仕事を契約期間内に辞めることができる場合は?
契約期間内であっても仕事を辞めることが一切できないというわけではありません。
以下に該当する場合は、契約期間内でも辞められます。
- やむを得ない理由がある場合
- 双方に合意がある場合
ここでは、契約期間内でも辞められる状況について詳しく解説します。
やむを得ない理由がある場合
「やむを得ない理由」があり仕事を続けることが困難である場合は、契約に途中でも退職して問題ありません。
これは民法628条でも定められています。
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。
例えば、ケガや病気といった健康上の理由や家族の介護といったものがこれに当たります。
他にもパワハラやセクハラといった職場環境に問題があったり、配偶者の転勤で勤務ができなくなった場合などもやむを得ない理由として認められる可能性は高いです。
ただ、単に仕事がつまらないだとか、他にやりたいことが見つかったからといった理由だとやむを得ない理由には該当しません。
双方に合意がある場合
もう一つが双方に合意がある場合です。
こちらが辞めたいと申し出て、会社側もそれを認めてくれたなら契約途中であろうと問題なく退職することができます。
ここでいう「会社側」というのは派遣先の会社ではなく、あなたと雇用関係にある派遣会社です。
派遣会社が辞めてもいいと言えばそれでOKとなります。
派遣の仕事をできるだけすぐに辞める方法
では実際問題、派遣の仕事をすぐ辞めるにはどういった方法があるのでしょうか。
派遣会社に相談して合意して貰う
一つ目は派遣会社に相談してすぐ辞めれるようにお願いすることです。
契約期間内にできるだけ早く辞めることができる手段の中で、これが最もトラブルが起きません。
また、そんなの認めて貰えないと考える人もいるかと思いますが、思いのほか認めてくれることが多いです。
さすがに1日、2日ですぐにとは行かないものの、次の人が見つかれば1、2週間程度で退職できる可能性は十分あります。
原則としては契約期間内は働くこと。派遣会社としてもそうあってほしいことを望みます。
ただ無理に続けさせると突然来なくなってもっと多大な迷惑がかかったり、仕事をまともにしなくなり派遣先の会社との信頼関係を失うという可能性があります。
その為、最初は引き止めたりもするものの、最終的には本人の意思を尊重することも多いです。
契約期間終了まで有給休暇を使って過ごす
すぐに辞めれるわけではありませんが、契約期間が終了するまで有給休暇を使って過ごして1日も仕事に行かないという手段もあります。
有給休暇の日数はその派遣元でどれだけ働いているかによって変わりますが、長い人ならそれなりに溜まっているはず。
契約期間が終わるまでの日数より有給休暇の日数の方が多いなら可能となります。
派遣会社側にとっては困ることなのでスムーズにとは行かないものの、有給休暇を利用することは法律で定められた権利であり会社側が拒否することはできません。
仕事をバックレる
もう全てを気にせず突然仕事をバックレてしまえば、辞めることはできます。
そして正社員に比べて派遣社員の場合には、この形で辞めてしまう人も一定数います。
しかしおすすめできるやり方ではありません。
正直なところ、派遣社員のバックレは珍しいことでもなく、損害賠償請求をする労力が大きいので、そのまま何事もなく辞めることができます。
ただ、派遣先の会社にも派遣元の会社にも大きな迷惑をかけることになりますし、そもそも契約違反です。安易に行っていいものではありません。
なお、万が一バックレる場合は電話での連絡が何度も来るのは当たり前、緊急連絡先に連絡されたり自宅に直接訪れることもあることを覚悟しておく必要があります。
なにはともあれ、まずはバックレるのではなく真っ当に退職できるように退職の相談をするところから始めるようにしましょう。
派遣の仕事をすぐ辞めたい場合の注意点
では最後に派遣の仕事をすぐに辞めたい場合の注意点を紹介します。
無理は禁物、ただ極力契約期間は働くようにする
時には契約期間中であろうと関係なく、すぐにでも仕事を辞めた方が良い場合はあります。それこそ明日からバックレた方が良い場合だってあるでしょう。
無理は禁物。自分の体を大事にしてください。
ただ、特別な理由がないなら極力契約期間は働くことを考えてください。
不満があるなら派遣会社の担当者に相談しましょう。何か良い対策を打ってくれるかもしれませんし、あちらから違う派遣先に変わるように動いてくれるかもしれません。
何のそぶりも見せずにいきなり辞めると言われるのは、派遣会社の人にとっても困りますし、腹も立ってしまいます。
辞めることは迷惑をかけることになる自覚を持つ
契約を更新せずに辞める場合は何も気にする必要はありません。いくら会社側が続けて欲しいと思っていても、あなたには正当に辞める権利がありますし、会社側が文句を言う筋合いもありません。
ただ、契約途中の退職の場合で、しかもその理由が会社側の非によるものではないならば、辞めることを当たり前なんて思ってしまってはだめです。
最初にお互いに決めた契約を破棄するのはあなたなのですから。
契約途中で退職された場合、派遣会社にも派遣先の会社にも大きな迷惑がかかります。
そのことを理解した上で辞めたいことを申し出ましょう。
引継ぎはしっかり行う
退職が決まったら引継ぎはしっかり行うようにしましょう。
ただでさえ迷惑がかかる辞め方です。それに加えて引継ぎもまともにやらなければさらに迷惑をかけることになります。
その迷惑を極力減らす努力は必要です。
再び派遣で働くなら他の派遣会社を使う必要がある
今の派遣の仕事を辞めた後に正社員等を目指すのであれば別ですが、もしまた違う派遣の仕事を探そうと思っているなら注意が必要です。
辞める理由、辞め方にもよりますがまた同じ派遣会社に仕事を紹介して貰うことが困難になる場合が多い為です。
契約期間を守らずに辞めて迷惑をかける人には仕事を任せたくないと思うのは普通のことですからね。
次の仕事を早く見つける為にも、早めに違う派遣会社に登録するようにしましょう。
正社員を目指したい人も多い
派遣を辞めた後、次の仕事は正社員を目指したい。そう考えている人も中にはいると思います。
厚生労働省の調査によれば、派遣社員の4割は今後正社員で働きたいと考えているそうです。
実際、同じようなデータがWEBメディア事業を展開する株式会社ウルクスによって発表されています。
正社員になれば、派遣社員の頃より手厚い福利厚生が受けられるうえに、昇給や昇格などが期待できます。
雇用自体も派遣社員より安定していて、社会的信用度もアップするので、多くの派遣社員はいずれ正社員になりたいと思っているようです。
そして、現在の転職市場はかなりの売り手市場です。
正社員が不足している企業は約半数にも上り、派遣から正社員にもかなりなりやすいので、ぜひ積極的にチャレンジしていきましょう。
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