2年目になってもたいして仕事を与えてもらえず、毎日を暇で過ごしている人は少なくないでしょう。
今回はそんな状況に陥ってしまった場合に考えられる今後の影響や、そうなってしまう原因及び改善方法を紹介します。
まずは面談をして自分の市場価値を確認しよう
自分のスキルや年齢を考慮した年収の目安を知りたい方はまず面談をしてみましょう。
転職サイトに登録するだけでも情報は確認できますが、面談をすることでより市場価値の把握が正確になります。
自分は年収が上がらないと思っていても、面談を通じて自分の市場価値の高さに気がつけるかもしれません。
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入社2年目で仕事がない、暇だと感じていることには、危機感を覚えるべき
仕事がなくて暇な状態は、時間の経過が遅く感じるとともに周りからの目線も気になってしまい、精神的にかなり辛いですよね。
ただ、2年目という立場だからこそ悲観するだけではなく、置かれている状況に危機感を持たなければならないと理解する必要があります。
新入社員で仕事がない時とはわけが違う
手取り足取り仕事を教えてもらわなくてはならない1年目の場合、忙しいなどの理由で教えてもらえずに仕事を与えて貰えないケースが多々あります。
自分の仕事をこなしながら新入社員に仕事を教えるのはかなり難しく、上手くできない人も少なくありません。
しかし、2年目にもなると事情は違います。
全てが一人前とはいかないものの、多少は一人でこなせるようになっているはずです。
たとえわからないことがあっても自主的に調べたり聞いたりして、ある程度は一人で仕事を進められるので、1年目の頃のように手取り足取り教える必要もありません。
すなわち2年目は、仕事を与えられやすい立場で、与えてもらって当然の立場なのです。
それにも関わらず仕事がなく暇な状態が続いているなら、何かしらの問題を抱えている可能性があり楽観視できません。
入社2年目は大きく成長する時期だからこそ、周りとの差がどんどん開いていく
入社2年目は、長い会社生活の中でみると大きく成長できる時期です。
そして、それは同時に周りと大きく差が開く時期であるとも言えます。
あなたが「仕事がない」「暇だ」と嘆いている間も周りはバリバリ仕事をこなし、新たなことをどんどん覚えて、あらゆる経験をしているでしょう。
あなたが何も経験できず成長できない間も、周りはどんどん成長していっているのです。
もし、このままの状態で過ごせば、同じ会社の同期とは能力に明らかな差がつき、その結果は昇格などで顕著に表れるでしょう。
長い会社生活の中でも、重要度が非常に高い1年なのです。
そこでの遅れを取り返すことは容易ではありません。
入社2年目で仕事がなくて暇なのはなぜ?
では入社2年目で仕事がない・暇だという状態に陥ってしまう原因はどこにあるのでしょうか。
仕事がなくて暇であることに周りが気づいていないから
周りが忙しそうにしている中で、自分ひとり仕事がなく暇な状態で過ごすのはかなり辛いでしょう。
それゆえに、たいして仕事がないにも関わらず、忙しいように振舞って周りの目をごまかそうとしがちです。
しかし、それだと周りは仕事を与えたくても与えられません。
まだ2年目の新人が忙しそうにしているのに、さらに仕事を任せてしまうと終わるまで時間がかかるかもしれませんし、余計ミスをしたり精神的に追い込んでしまったりすることにもなりかねないと考えるでしょう。
仕事がない状態をごまかしている限り仕事はもらえないのです。
仕事がなく暇な時ははっきり伝えましょう。
ずっと受け身の姿勢で、仕事が貰えるのを待っているだけだから
だまっていれば仕事を勝手に与えてくれると思っていませんか?
会社、上司、先輩次第ではあるものの、多少仕事に慣れてきた程度の2年目の人に対しては、そこまで積極的に仕事を与えないケースは多々あります。
すなわち、受け身で与えてくれるのを待っているだけでは、仕事は貰えないのです。
特に2年目の場合、より具体的に仕事を貰いにいかなければなりません。
「何かやることありませんか?」では不十分です。
「〇〇の仕事をやりますよ」「〇〇は私に担当させてください」など具体的に伝える必要があります。
入社したばかりあなたにとっては長い1年だったかもしれませんが、周りにとってはたいして長くはなく、まだまだ何もできないと思われている可能性だってあります。
だからこそ、自分から積極的にできることや、できなくても挑戦したいことを示して、やらせてもらえるように働きかけなければならないのです。
自信がなさそうに見えるから
2年目で経験が浅いと、やはり仕事を任せるのに不安な面があります。
そんな中でさらに自信がなさそうに見えると、不安はより強くなり、なかなか仕事を任せられません。
すでに経験しできるとわかっている仕事なら与えられますが、まだ経験がなく本人も自信がなさそうにしていると、「とりあえずやってみて」とは中々言えないのです。
その結果、与えてもらえる仕事の範囲がかなり狭まってしまいます。
2年目ではできないことが多いのは当たり前です。
わからないことばかりなのも当たり前です。
ただそんな仕事でも、とりあえず自信をもって「なんとかやってみよう」とアピールしないと、いつまでたっても新しい仕事に挑戦できず、与えられる仕事も限られてしまいます。
上司や先輩からの信用がないから
信用を失うのはあっという間です。
まだ社会人経験が1年ちょっとしかない2年目の人でも、その期間で信用を失っているケースは少なくありません。
そして信用を失えば、仕事は与えてもらえなくなります。
まだ2年目ですから、わからないのは当然、できない仕事があるのも当然で、ミスだってするでしょう。
それは仕方ありません。
しかし、指示したことを行わない、報連相を行わない、やりたくない仕事に対して嫌な顔をする、仕事に対して真剣さが見えないといった点は仕方がないでは済まず、信用を簡単に失います。
2年目で仕事がない状況を打破する方法
2年目で仕事がない状況を打破する方法について解説します。
上司や先輩への報連相を徹底する
仕事を貰うには、上司や先輩に信頼してもらうことが必要不可欠です。
まずは、報連相を徹底して信頼関係を構築しましょう。
例えば、上司や先輩から「資料はもう作った?」「取引先に連絡してくれた?」などと仕事の進捗を聞かれる前に自分から報告してください。
他にも「どうしたらいいですか?」と丸投げするのではなく、「私はこう思いますが○○さんはどうお考えでしょうか?」など自分の意見を持ったうえで相談すると良いでしょう。
このような当たり前の対応の積み重ねは非常に大切です。
そして、信頼関係が構築できれば仕事を任せてもらえるようになるので安心してください。
自分から積極的に仕事を貰いにいく
「仕事がない」「暇だ」という場合は、やはり自分から仕事を積極的に貰いに動く必要があります。
上司や先輩に仕事がないとアピールし、とにかく「これをやります」「あれをやります」と積極的に言い続けてください。
まだ2年目の新人では、新たな仕事の提案なんてできるものではありません。
会社としてやるべき仕事を覚える為には、必要な仕事を与えられないとどうにもなりませんので、自分から仕事を貰いに行ってください。
思い切って環境を変えてみる
会社、上司、先輩に恵まれる人ばかりではありません。
そこに運の要素があることは間違いないでしょう。
積極的に動いても仕事を貰えない場合や、単なる雑務だけしか与えられない場合は転職を考えた方が良いでしょう。
貴重な2年目で周りがどんどん成長している中、自分だけ取り残されていっている状況を「仕方がない」と諦めては駄目です。
今の時代3年以内での転職はもはや一般的で、一つの会社にこだわり続ける必要性は一切ありません。
長期的に見ても自分のキャリアにとってマイナスにしかならないと感じたなら、思い切って違う会社へと転職するべきです。
特に、自分の努力でどうにもならない状況や今の仕事が自分に合っていない場合は、時間を無駄にしないためにも早めに転職を決断してください。
入社2年目でも今の仕事が合っていないと感じるなら、転職を検討しよう!
もし新卒入社で2年目の方はいわゆる「第二新卒」というカテゴリに当てはまります。
この第二新卒に対する需要は年々高まっており、第二新卒や未経験に特化した転職サービスもでてきました。
確かにスキルや経験という面では、3年・5年と社会人経験を積んだ方に劣るかもしれません。
しかし、「若くてポテンシャルを感じる人を採用したい」「若い人の方が会社の雰囲気に馴染む」と思っている企業は多いのです。
もちろん、同じ会社でも環境が変わりそうだったり、「環境面で不満はあるけど年収が良いので残りたい」などの理由があれば無理に転職する必要はありません。
もしも改善の余地がないなら早めに転職を検討してください。
入社2年目での転職を不安に感じるなら、転職エージェントに相談してみよう!
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