通勤片道2時間、往復4時間はかなりきつい!身体への悪影響も心配だし、金銭的にも損してる

最近では在宅勤務などができる会社も増えてはきましたが、ほとんどの人は毎日会社に行き仕事をすることになりますよね。

そして会社に行くとなると必ず通勤時間が発生します。短い人だとすぐそばだから10分でつくなんて人もいますが、長い人だと2時間以上かかる人も少なくないようです。

ただ通勤に2時間以上かかってしまうというのはかなり問題。悪影響も大きく、損していることも実はかなり多いのです。

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通勤2時間はかなりきつい!それだけでも大きなストレス

通勤時間が2時間かかるというのは、はっきり言ってかなりきついです。

2時間というと飛行機で東京から北海道に行けるほどの時間。ようするに毎日東京と北海道間を往復しているようなものですから、きつくないわけがありません。

いや飛行機なんかよりもずっとずっと辛いでしょう。満員電車に乗っている人も多いでしょうし、満員と言わなくても立ちっぱなしで過ごさなくはならない人も多いでしょうから。

残業がないとしても疲れはたまる一方だし、ストレスも大きくて当たり前です。

そもそも1日というのは24時間しかないわけです。朝会社に行くというだけで、1日の12分の1もの時間が通勤時間で失われてしまうのです。往復で考えたら6分の1にもなります。

一つ計算してみましょう。もし通勤片道2時間、往復4時間という生活を40年間続けたら、どれだけの時間が通勤に取られてしまうのでしょうか。

年間の労働日数が250日だとすると、1年で1,000時間、10年で10,000時間、40年で40,000時間にもなります。

40,000時間というのは実質11年分にあたる時間。人生のの7~8分の1もの時間が通勤という無駄な時間によって、失われてしまっているということです。

ちなみに父親が子供と生涯で一緒に過ごす実質の時間は約3年4ヶ月だそうです。通勤片道2時間の人は、子供と過ごす時間の3倍を通勤で費やしてしまっています。

通勤片道2時間ある場合の1日のスケジュール

ではいくつか、通勤片道2時間ある場合の1日のスケジュールを見てみましょう。

残業が全くないケース

6:00      起床

6:50      家を出る

8:50      出社

18:10     退社

20:10     帰宅

23:00     就寝

残業が全くなかったとしても、睡眠時間2時間を確保しようと思ったらプライベートに当てることができるのは3時間もありません。

また朝の準備に時間がかかったり、出社と退社の前後にもう少し時間が必要となると、もっと時間はなくなってしまいます。

すなわち残業がなければ時間がたくさんあるなんて言うのは、通勤時間が短い人に限られるのです。

残業が2時間あるケース

6:00      起床

6:50      家を出る

8:50      出社

20:10     退社

22:10     帰宅

24:00     就寝

月30~40時間というのは正社員だと一般的な残業時間です。1日1時間30分から2時間の残業となります。

ただこの一般的である残業を2時間してしまうと、帰宅は22時を超えてしまいます。睡眠時間を7時間とろうと思ったら23:00には寝なくてはいけませんが、食事・風呂・片付け等を考えるとさすがに無理。

その為、睡眠時間を削らざるを得なくなってしまいます。

残業が4時間あるケース

6:00      起床

6:50      家を出る

8:50      出社

22:10     退社

24:10     帰宅

25:00     就寝

通勤片道2時間の人が1日4時間も残業してしまうと、家に帰れる頃にはすでに日をまたいでしまっています。

完全に帰ったら寝るだけの生活です。

急いで準備をしたとしても寝ることができるのは25時。睡眠時間は5時間しかとれません。自分の時間を確保しようと思ったら、もっと減ってしまいます。

睡眠時間が何時間必要かは人次第。中には5時間でも大丈夫なんて人もいるでしょう。しかし平均的には7時間から8時間と言われています。

通勤時間が長く残業も多いと、必要であるはずの睡眠時間がとれなくなってしまうのです。

通勤片道2時間の生活を続けることによる影響

ではもっと具体的に、通勤片道2時間の生活を続けることによる影響について紹介していきましょう。

睡眠不足や運動不足による健康への悪影響

先ほども述べているようにまず大きいのが睡眠不足。必要な睡眠時間が確保できなくなります。

そして運動不足も懸念されます。睡眠時間すら確保できないのに、運動する時間なんてとれません。

事実、2009年にアメリカのブラウン大学が調査した結果によると、通勤時間が1分増えるごとに睡眠時間は0.2205分、運動時間は0.0257分減るそうです。

睡眠不足、運動不足は生活習慣病、メンタル疾患、肥満などを引き起こします。すなわち長い通勤時間は体に悪影響を及ぼすのです。

精神的ストレスの増大

電車やバスに2時間も乗るってかなり疲れますよね。満員電車だったらなおさらです。

さらに家に帰ってからの時間も少なくなってしまう為、ストレス解消の場がなく溜まっていく一方になってしまいます。

通勤時間によって被る精神的ストレスというのは、想像している以上に大きいのです。

仕事の質が下がる

睡眠不足であるにもかかわらず朝早く起き、2時間満員電車に乗って会社に向かう。

会社に着くころにはもうくたくたで疲れてしまっています。

そうなってしまえば、集中力は散漫にもなるし、やる気もおきず、だらだらと質の低い仕事をしてしまうことに繋がっていきます。上司に怒られることが増えるかもしれませんし、出世や昇進にも影響がでるかもしれません。

通勤自体でストレスを抱えいるのに、そのせいで仕事でもストレスを抱えることになってしまうのです。

社会保険料が上がり手取りが下がる

通勤時間が長いということは、当然通勤にかかるお金も高くなりますよね。下手したら月4万円なんて人もいるかもしれません。

交通費は全額負担してくれるから影響ないと思っているならそれは勘違いです。

給料から控除されるもののうち、所得税を計算される際には通勤手当が控除されますが、社会保険料を計算される際には控除されません。

たとえ全額負担の通勤手当があっても、社会保険料に差がつき手取りにかなりの違いがでてくるのです。

例えば交通費を除いた月給が25万円だとして手取りを計算してみましょう(東京都、40歳未満として計算、住民税は除外)。

通勤手当が1万円の場合、手取りは以下のとおりになります。

月給:250,000円

 

健康保険料:12,870円
厚生年金:23,790円
雇用保険:780円
源泉所得税:52,00円
控除額合計:42,640円

 

手取り:207,360円

一方通勤手当が4万円の場合、手取りは以下のとおりになります。

月給:250,000円

 

健康保険料:14,850円
厚生年金:27,450円
雇用保険:870円
源泉所得税:49,80円
控除額合計:48,150円

 

手取り:201,850円

その差はなんと5千円以上。1年間にすると6万円以上も、通勤費が高いせいで手取りがすくなくなってしまっているのです。

6万円あったら色々できますから大きいですよね。

他にも金銭的な損も大きい

通勤片道1時間で残業1時間する人と、通勤片道2時間で残業をしない人は、帰宅時間だけ考えると同じです。

しかし前者には残業代がつきますが、後者には残業代がでません。

基本給25万円で稼働日数20日、1日8時間勤務としてどれだけ給料に違いがあるか計算してみましょう。

前者は残業代が3万9千円追加されます。しかし後者は残業していないので何も増えません。

帰宅時間は同じなのに、1ヶ月約4万、年間にすると50万円もの差がついてしまうのです。

残業でなくても、通勤時間が短く早く帰ることができれば副業で副収入を得ることだってできます。通勤時間が長いというのは金銭的にもかなり損をしているのです。

平均的な通勤時間はどれくらい?

では一般的な通勤時間はどれくらいなのでしょうか。

全国平均は40分程度

総務省が実施している社会基本調査によると、通勤時間は往復で1時間19分。片道で考えると40分程度ということになっています。

また他の調査結果で、NHKの国民生活時間調査にでも平均は往復で1時間19分、40分程度という結果になっています。

通勤に片道2時間かかっている人は、平均の3倍も長いのです。

東京の平均は1時間程度

東京を中心に関東圏は、自動車ではなく電車やバスでの通勤が多いこと、都心部の家賃が高いことなどを理由に他の地域に比べて通勤時間は長い傾向にあります。

先ほどの社会基本調査によると、東京都の平均は往復で1時間34分です。片道47分となります。

ちなみに一番通勤時間が長いのは神奈川県で往復1時間45分、片道52分。

ただそれでも片道2時間比べる人に比べると半分以下。往復の時間で考えると2時間も少ないのです。

さすがに通勤片道2時間、往復4時間は長すぎる!

通勤によって失ってしまう時間の長さ、そして平均との比較を見ても、通勤時間が片道2時間、往復4時間というのはさすがに長すぎるというのがわかったと思います。

長すぎる通勤時間は身体の悪影響も心配されますし、人生の充実度、仕事の充実度にも影響してくるものですから、可能ならば引っ越し、場合によっては転職すらも考えた方が良いかもしれません。

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