社会人として数年たち、良くも悪くも仕事に慣れてくる26歳だからこそ、不満や不安が積もり重なって仕事を辞めたいと感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな人はぜひ一度、今後どうしていくかを真剣に考えてみましょう。
26歳になったからこそ考えてみたい仕事を辞めるという選択肢
今の仕事を辞めて何か他のことをやる。
このことについて、一度でも真剣に考えてみたことがあるかたは果たしてどれくらいいるでしょうか。
もちろん、仕事を辞めたいという気持ちは多かれ少なかれ誰しもが感じることですし、それですぐに辞めてしまうときりがありません。
実際、安易に仕事を辞めてしまって「辞めなければ良かった」、「転職しなければ良かった」なんて思ってしまう人もいるのは事実です。
しかし、今の仕事を辞めて新たな道を選んだことが良い選択となったという人が大勢いることも忘れてはいけません。
やりたいことがやれるようになった、給料が上がった、残業が少なく人間らしい生活を送ることができるようになった、休みが充実したなど、仕事を辞めたからこそ望んでいたものを手に入れることができたという人は多いのです。
今の会社で働き続けることが一番の正解であるとは限らないのです。
たしかに仕事を辞めるというのは大きな不安が伴うことですし、大きな勇気も必要。
しかしこの先の長い会社生活をより良くする為には、このタイミングでじっくり「仕事を辞める」と言う選択肢についても考えて行く必要があります。
仕事を辞めたい26歳が知っておくべきこと
仕事を辞めること、そして転職すること。このことに対して誤った考え方を持ってしまっていませんか?
仕事を辞めることはネガティブなことではない
仕事を辞める。これらのことに対してマイナスイメージを抱いてしまっていませんか?
でもそれは違います。
もちろん辞めた結果、何も得ることができないのであればすべきではないでしょう。
しかしもし辞めたこと、そして転職したことによって得られるものがあるならば、その選択を取ることはむしろあなたにとってプラスのことです。
仕事を辞めることは悪いことだと決めつけ思考停止していては、あなたにとって本当にベストの選択をとることができません。
会社や周りを基準として考えてはいけません。あなたにとってそれがプラスになりうるかどうなのかが大切なのです。
ベストタイミングなんて待っていても来ることはない
今はまだ早い、いつかベストタイミングが来るはず。そんな甘い考えを持っていませんか?
残念ながらほとんどの人はそんな受け身の体制でまっていてもそんな日は来ません。
もし来たとしてもそれがベストタイミングだと気づくことなく過ごし、タイミングを逃した後になって「あの時転職しておけば良かった」「あのタイミングで仕事を辞めていれば良かった」なんて思うだけです。
どんなタイミングが自分にとってのベストタイミングなのか。それすらわからないままでただ待っているだけなんて、結局今答えを出すことから逃げているだけにすぎません。
意志、目的のない選択こそ逃げである
多少辛くたって仕事を続けるというのは大切なことです。
しかし、それは意思、目的が伴うからこそ意味があります。
辞めたいという気持ちと向き合わず、辞めるかどうか、転職するかどうか答えをだすことなく、それどころか考えもしない。
ただなんとなく嫌々仕事を続けている今こそ、選択することから逃げてしまっているだけです。
何もしない。現状維持。これらのことにもリスクがあるということにいい加減気づかなくてはいけません。
26歳ならまだ様々なことを始めるハードルが低い
20代後半である26歳。新たなことを始めるハードルはかなり低いです。
これまでの経験を活かしてキャリアアップすることを視野に転職することもできる。
まったくの未経験業界、未経験職種へチャレンジすることもできる。
いつか独立する為に、どこかの企業に入って技術を身につけるなんてことだってできます。
企業にとって26歳はまだ若いからこそ多くのことを求めません。勉強だってチャレンジだってしてくれます。
まだ様々な選択をとれる26歳だからこそ、このタイミングで「仕事を辞める」ことに真剣に向き合うことには意味があります。
まだ様々な選択がとれる26歳だからこそ、今の仕事でなんとか生きていくということだけを考える必要はないのです。
変えなくてはいけない時もある
続けたところで仕方がないこともある、大きく変えなくてはいけない時もある。そのことにもいい加減気づくべきです。
我慢していればいつかは報われるだとか、誰かが助けてくれるとか、そんな他人任せの考え方は捨てなくてはなりません。
あの時やっておけば良かったとならない為に
30代になったからと言って転職できるわけではありませんが、自由度は今に比べれば確実に少なくなります。
その為、30代になった人のうち、「20代のうちに転職しておけば良かった」と感じている人はかなり多いです。
そしてもしあなたが今の「仕事を辞めたい」という気持ちに向き合うことなく、ただ惰性で働き続けていれば、同じようにそうなってしまうでしょう。
そうならない為、今やれることをやってみて下さい。
まずは転職活動を始めてみるくらいでも良いんです。
すぐに仕事を辞めようなんて気持ちにならないのは当然で、具体的にやってみたからこそどうすべきかの答えが自分の中で定まってくるものです。
最後に:転職活動を進める際に
もし転職活動を進めるならば、ぜひ転職エージェントサービスを使ってみてください。
カウンセリングから自分では気づかなかったことに気づくことができたり、非公開求人から今よりもずっと好条件のものを紹介して貰うことができたりなど、転職の指針になることが多いです。
転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- マイナビジョブ20s
リクルートエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・より多くの求人を紹介してもらいたい方 ・年収や入社日などの交渉を任せたい方 ・年収UPを実現したい方 |
転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。
公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
マイナビエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・関東、関西で仕事を探している方 ・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方 ・フリーター→正社員を目指したい方 |
新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。
求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。
求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。
年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。
doda
対象の年代 | 25歳~34歳 |
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どんな人に向いている? | ・特に技術職、営業職を希望の方 |
dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。
リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。
エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。
その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。
マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
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どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。
扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。
転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。