大手ホワイト企業では成長できないと不満を感じ、辞めてあえてブラック企業に転職した感想

待遇が良く労働環境がしっかりしているホワイト企業は就職市場でもかなり倍率も高いし、辞める人だってそうはいないので離職率も低いです。

ただだからと言って、皆が皆その会社で働くことに対して、その会社でする仕事に対して満足しているわけではありません。

仕事内容に不満があったり、人間関係が上手くいかなかったりと様々な理由で辞める人も少なからずいるのがいます。

そして今回するのは、大手ホワイト企業での働き方に不満を感じ退職し、あえてブラック企業へと転職してしまった話。

なぜせっかく入ったホワイト企業を辞めてわざわざブラック企業に入社したのか、転職してみたらどうだったのかという話を紹介していきます。

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※1 2020年9月

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大手ホワイト企業を退職し、わざわざブラック企業に転職

給料が良くて、世間体も良い会社。

私が就職活動時に考えていたのはそれくらいのことで、その頃は将来どうなりたいだとか、何をやりたいかなんてことは特に考えていませんでした。

そして就職したのはとある大手の会社。業界トップで知名度も高く、知らない人はいないとそういないと思います。

就職活動としては十分成功でした。給料も良いし、残業についても厳しい、まさにホワイト企業でしたから。

まあ普通の人なら辞めることなく働き続けますね。

現在でも私の知る範囲では結婚、親の会社を継ぐといった理由以外で転職した人は知りません。

しかしその会社を私はたった1年で退職しまいました。

そして転職したのはサービス残業万歳、毎日終電近くまで残業、仕事が終わらなければ無給で休日出勤というブラック企業。前の会社とは全く逆です。

しかも私はそういう現実があることを知りながらも、あえてその企業を選びました。

あえてブラック企業に転職した理由

普通に考えたらサービス残業なんてしたくないし、毎日深夜まで残業したくないと考えるのが普通でしょうし、休みだってしっかり休みたいですよね。

転職したブラック企業でも同僚に、なぜ前の会社を辞めてこんな会社に転職したのかかなり疑問を持たれました。

ではなぜ私はわざわざブラック企業に転職したのか。それにはこれから紹介するような理由があります。

大手ののんびり感に嫌気がさしていた

前いた会社は入社してから数か月の集合研修。しかも話を聞くばかりで寝ている人も多数。

それが終わったらようやく各部署に配属されるものの、今度はそこの部署でまた数か月の研修。

ようやく実務となっても、新入社員という扱いでのらりくらり。

最初は楽でいいやという気持ちも少しはあったのですが、徐々にそののんびり感が嫌で嫌で仕方なくなってしまいました。

なんとなく他の会社の同年代にどんどん置いていかれている気がしたからです。

一生この会社で働き定年を迎えることが出来れば何も問題はないかもしれませんが、どれだけ大きな会社だっていつ潰れるかわからないご時世。

このままではまずいという不安な気持ちが強くなっていきました。

少しくらい厳しい方が成長できると思っていた

じゃあどんな会社だったら成長できる?と考えてみた結果、少しくらい厳しい方が成長できるだろうという答えを出しました。

厳しい環境の方がバリバリ仕事ができるし、自分を追い込める。仕事をする量も必然的に多くなるので、その分経験値は高くなる。

そしてそう考えていきついたのがブラック企業。

のらりくらい仕事をするより絶対に良いとあの頃は思っていました。

やっていける自信があった

ブラック企業で働くことの大変さについては色々と調べていました。

ただ自分ではなんとかなると思っていたんですよね。

学生時代はバイトを掛け持ちして睡眠時間を削って深夜バイトをしていた経験もあったし、メンタル面でもそれなりに強い方でしたので。

後はそこそこ良い大学を出て難易度の高い会社に入社したということから、勝手に周りに比べて仕事もそれなりにはできるだろうと何の実績もないペーペーが過信していました。

給料が高かった

実は給料が高かったというのも一つのポイント。

前の会社もそれなりに高かったんですが、やっぱりそこは年功序列。20代前半のうちは年収500万円なんていかないし、30歳でようやく700万円程度。

まあそれでも日本の初任給から考えたら相当高いんですがね。

ただ転職した企業は転職直後でも年収がアップする上、成果さえ上げれば年齢関係なくさらに給料アップ。

このお金の面に惹かれてしまった部分はあります。

実際大手から退職してブラック企業に転職してみた感想

そんな理由から周りのもったいないという言葉を無視してブラック企業に飛び込んだ私。

で、実際どうだったかというと、良かった部分がなかったわけではないが、やっぱり行くべきではなかったかなというのが正直な感想です。

ストレス耐性は強くなったと思う

ストレス耐性はもうかなり強くなったんはないかなと思います。

上司から理不尽に怒られることも多いし、ありえない量の仕事を与えられることも多い。

しかも毎日終電まで残業、体を休める時間なんてろくにない。

もうメンタルが強くないとやっていけませんからね。

ただ鍛えられる前に耐えれず辞めていってしまう人も多かったです。

今は違う会社で働いていますが、ちょっと怒られたり、ちょっと理不尽なことを言われても全然へこまなくなりました。

思っているより成長はできない

成長できるかなと思って入ったブラック企業でしたが、正直思ったほど成長できる環境があったかというとそうではありません。

確かに必死になって仕事と向き合う気持ちって大事だとは思うんですが、必要なのはそれだけではないんですよね。

結局同じような仕事を根性論でやっつけていくだけで、たとえ労働時間が長くても経験できることが増えるわけではありませんでしたし。

逆に前の会社の人は最初こそのんびりだったけど確実に成長していました。

一つ一つ仕事を覚え、レベルに合わせて新しいことを経験し、大手ならではの規模の大きいたくさんの人がかかわった仕事をする。ちゃんと考えられているんだなと今更ながら思います。

お金がかなり貯まった

お金はかなり貯まりました。

ありがたいことに給料は高く、残業代も半分くらいはだしてくれていましたしね。

お金を使う時間が全然なかったというのも大きな理由。

飲みに行ったり、休日に遊びに行くというのもかなり減ったし、夜ご飯に上司や先輩が何か買ってくれていたのでもう貯まる一方って感じでした。

まあそこに幸せは一切感じませんでしたけれど。

慣れることはない、ずっとしんどかった

まああれこれと書いていきましたが、結局まとめると「とにかくしんどかった」ということだけ。

結局4年くらい働きましたが、今振り返ってもあの頃はしんどかったという気持ちが一番に来ます。

怒られることに慣れたって怒られている時は嫌で嫌でたまらなかったし、長時間残業はまじで辛い。早く帰りたい、もっと休みたい、もっと寝たいなんてことばっかり考えていました。

大手まで辞めて転職したからにはすぐ辞めるわけにはいかないという気持ちがあったので何とか耐えましたが、まあ長期間働くような環境では決してないです。

結局再度転職、ブラック企業で働いたことは有意義だった?

結局いつまでも働くことができるような環境でもないし、そのまま働き続けても成長できるわけではなくメリットもないと感じたので、転職後4年に最後転職することになりました。

20代で2回目の転職はあまり良くはないことだと思いますが、ブラック企業で4年も働いたという実績意外に高かったり、そのブラック企業でかなり成果を上げて役職もついていたという理由もあって、そこそこ良い待遇で転職することができました。

大手を辞めたこと、そしてブラック企業に転職したことは全くの無意味だったとは思いません。

最初に入った会社で働いていたら経験できないことがたくさんできたし視野も広がりました。

ちょっとやそっとのことでへこたれないぐらい強くなったとも思うし、必死になって仕事をしてきたことが自信にもなっています。

ただもしまた昔に戻ったら、ブラック企業に転職することはまずありえないという自信があります。

それほどまでに辛かったですし、何よりそもそもブラック企業ではなくたって良かったという気持ちが強いからです。

今の会社の方があらゆる面でよっぽど成長することができますしね。

ホワイト企業でも不満があるなら辞めたっていい。けどブラック企業に入るのはやめておいた方が良いというのが私の中での結論です。

まあ私のように大手ホワイト企業を辞める人なんてごくわずかでしょうし、わざわざブラック企業に入る人なんてさらにいないと思いますが、もしそんな人がいたら今一度本当にそれで良いのか考えてみてください。

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