退職理由で嘘をついた時、万が一ばれたらどうなる?実際にばれた人の体験談

いざ退職しようと心に決めても、実際に上司に退職することを伝えるのはかなり勇気のいること。できるだけスムーズに、トラブルなく円満に終わらせたいですよね。

その為に一番重要となるのが退職理由です。

仕事がつまらない、上司や先輩と上手くいかずにしんどい、給料が少なすぎる。そんな本当の退職理由なんてまさか言えるはずもなく、とりあえず嘘でもいいからそれらしい退職理由を考える必要があります。

ただ、あまりに盛大な嘘をついてしまうと、本心を言ったときよりももっと面倒なことに巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。

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※1 2020年9月

法律上はそもそも退職理由を述べる必要はない

まず法律的なことを言うと、退職理由をわざわざ言う必要なんてありません。

退職届に書くのは「一身上の理由」で十分だし、上司に聞かれても言いたくなければ言わなければいいだけ。

労働基準法上、正社員などの無期雇用者の場合は退職の2週間以上前に退職することを伝える必要があることを定められているだけで、退職理由に関しては問われていません。

ただ、これは建前であって言わなくてもいいかと言うとそういうわけにはいかないというのが実際のところ。

上司に退職することを伝えたらやっぱり理由は聞かれるし、そこで言いたくないなんて言ってしまえば無駄に相手の気持ちを害してしまうだけであり、やっぱり何か理由を言わなくてはいけなくなるのが普通です。

転職者の半分は退職をする時、本当の理由を伝えていない!

では、どれくらいの転職者は本当の退職理由を話しているのでしょうか。

大手転職サイトエン・ジャパン調査では、むしろ転職者の半分が退職理由を伝える際、本当の転職理由と「5割以上異なる」と回答したアンケート結果があります。

引用元:転職コンサルに聞いた!求職者の「転職理由(退職理由)のホンネとタテマエ」|エン人事のミカタ by エンジャパン

転職者の2人に1人は本当の退職理由を伝えていないうえ、本当の退職理由と「1~5割未満程度で異なる」と回答したケースは約4割を占めており、大半の転職者は建前上の退職理由を話していることがわかるでしょう。

もし本当の退職理由を話してしまうと周りの人にも影響があったり、自分にとって不利になってしまう時は建前の退職理由を使うことも必要です。

嘘をつくことで罪悪感を感じてしまう方もいると思いますが、ある程度嘘をつくことは珍しくありません。

万が一嘘がばれたらどうなる?

万が一嘘をつてそれがばれたとしても、退職できなくなることもなければ嘘をついたことに損害賠償を請求されるなんてこともありません。

ですからそこまで深刻に考える必要はないんですが、万が一嘘がばれた時のことは気を付けておかなくてはなりません。

退職までは最低でも2週間、長ければ1ヶ月から2ヶ月程度あります。途中でばれてしまうとその期間を過ごすことが苦痛で仕方なくなりますからね。

今回は、実際に退職理由の嘘がばれてしまった人や、大変な思いをした人のケースを紹介していきます。

辞める前にバレて嫌がらせをうけたケース

こっそり転職活動をして内定先が決まったAさんは、Aさんの上司に退職を告げる際に「転職するから」とは言えず、退職理由は旦那の転勤ということにしました。

Aさんは当時、退職後にどこかでばったり会ってもその場しのぎでなんとかなるだろうと考えていました。

しかし、思わぬところでAさんの同僚に転職がばれてしまい、本当の退職理由が転職であることがAさんの上司に伝わってしまいました。

思わぬところというのは居酒屋。近くにAさんの同僚がいたことに気が付かなかったため、Aさんが友人に転職する話をしていたことを聞かれてしまったのです。

その後わざわざAさんが呼び出されたといったことはなかったのですが、1週間後にあった職場の送別会で、Aさんの上司に「本当は転職するんでしょ?」と聞かれてしどろもどろに。

その後の残りの会社生活は中々厳しいもので、Aさんの上司に嫌味を言われたり、面倒な仕事を押し付けられたりもしてかなり辛かったそうです。

嘘をつき続けることが辛いケース

会社に隠してこっそり副業を行っていたBさんは、それが順調になってきたので一大決心して独立することにしました。

Bさんの会社は副業禁止の中でやっていたこともあり、正直に退職理由を伝えて退職金が貰えなくなっても嫌だったので、退職理由はとりあえず親の会社を継ぐからってことにしました。Bさんの親も会社経営していたのでBさんにとってちょうど良かったのです。

すると、色々な人から「親の会社は何やってるの?」なんて聞かれることに。Bさんはとりあえず適当に答えていましたが、さすがにたくさんの人に嘘をつきすぎてしまい、辛く感じていきました。

最終的にはBさんは、退職後に割と仲良かった人たちには正直に本当の退職理由に話しました。

Bさん曰く、「最終的には笑ってくれたのでよかったですが、もう少しありきたりで特に質問されないような理由にしておけばよかったなあ」と後悔したそうです。

寿退社と嘘をついてしまったケース

「結婚するので退職します」、そんな嘘をついてしまったCさんは退職理由をそんな理由にしてしまったことに大後悔しました。

Cさんには仲良い同僚や、プライベートでつながっている同僚もいなかったので単なる寿退社だと割とスムーズにいくかなと考えていたそうです。

ただ、この理由は絶対に辞めたほうがいいでしょう。

Cさんは辞めるまでに色々な人からおめでとうと言われてみじめに感じた上、最終出社日に上司や同僚から結婚祝いを貰ってしまったことにも苦労しました。

結局Cさんはその後になんとかお祝い金はお返しさせてもらって、ことなきを得ましたがこのように退職理由はその場で終わるような利用にしておくことをおすすめします。

寿退社の嘘がバレる場合とバレにくい場合

Cさんの場合、寿退社の嘘はばれなかったものの大変な目にはあってしまったようですね。

では実際に建前の退職理由として、寿退職にするとばれてしまうこともあるのでしょうか。これはズバリ、会社にご祝儀制度があるかどうかによって変わります。

ご祝儀制度とは、寿退社をする場合に申請することでお金がもらえる制度のこと指します。会社にこのご祝儀制度があった場合、寿退職という嘘は確実にばれてしまうでしょう。

もしご祝儀制度に申請書類を提出しない、というのもなぜ申請しないのかと会社側に疑問を持たれかねません。

対し、ご祝儀制度が無い会社であれば、手続き上で会社側に嘘がばれることはありません。

Cさんのように仲の良い同僚や、プライベートでつながっている同僚が特にいなければ嘘を突き通すこともできるでしょう。

ですが、万が一転職先と今の会社に取引があったり、職場でなにかしらの交友関係によって嘘がばれてしまうことは寿退職に限らずあります。

退職理由をごまかすのでであればしっかりと考える必要がありますね。

退職理由の建前で使えるもの

円満な退職やトラブルのないスムーズな退職をするためにも、本当の退職理由を話さず嘘で濁すことも無難な方法でしょう。

では具体的にどんな建前が退職理由で使えるのか、確認していきましょう。

一身上の都合

退職の理由として「一身上の都合」とだけ説明することに問題はありません。

シンプルすぎて大丈夫なのか心配してしまうかもしれませんが、当たり障りのない表現になるため、あまり詮索されなければトラブルになることも少ないでしょう。

家庭の事情

家庭の事情であればプライベートな内容になるため、具体的に聞かれることを回避できます。

もし聞かれたとしても濁しつつ返すことができるので、相手もあまり聞かないように配慮してくれる可能性があるのでおすすめです。

体調の事情

体調は自分の感覚になるので、他の人にはわかりません。なので説明しすぎなければ嘘か本当かもわからないでしょう。

また会社側も体調に問題がある中、体を壊してしまっては会社にも責任が問われるため、無理に働かせることはしたくないはずです。

働き方を変えたい

今の会社で休日出勤や、残業がある場合に使える退職理由になります。

どんな働き方に変えたいのか、また通勤距離やプライベートの時間を調整したいなどと説明できるので会社側も納得せざるおえないでしょう。

ほかにやりたいことがある

ほかにやりたいことがある、資格を取りたいという退職理由は、退職理由としても理解されやすいでしょう。

しかし、もし何をしたいのか具体的に聞かれた時の対策が必要になります。どんな回答にするのか、しっかり考えたうえで伝えるようにしましょう。

ばれない嘘にしておくことが重要

退職理由で正直に伝えてしまうと、上司の気分を害して残りの会社生活が面倒なことになる可能性もあるし、強い引き止めにあう可能性もあるので、嘘をつくことは全く問題ありません。

ただ、今後の影響も考えてあまりにばれやすかったり、色々と言われる可能性のある嘘は辞めておいたほうが無難ですね。

また、嘘をついたらついたで、ばれないように気をつけておくことも必要です。

同僚につい話したり、誰かに聞かれているかもしれない場所で気を抜いてしまうと、どんなばれない理由にしたところで結局はばれてしまって退職までの日々が辛いものになる可能性もありますから注意しましょう。

それだけ気を付ければ退職なんて恐れるものではありません。

思い切って退職してもっと自分の希望が叶えることができる会社でより良い会社生活を送りましょう。

もしも転職活動を始めようと考えている方は早めに動くのがおすすめ

転職活動は人生に大きく影響を与えることなので誰でも慎重になってしまいます。

ただ、実際に転職をすぐしたいかどうかは別として既に現在の在籍している会社に未練がないのであれば転職活動自体は早めに始めるのがいいです。

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短期間・効率的に転職したい人は転職エージェントを利用しよう

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