就職した会社を1年で退職する人の割合、退職理由、転職体験談

せっかく就職した会社でも、その会社が希望とは全然違ったり、残業が多すぎる、パワハラが当たり前などのブラック企業であればすぐ辞めたいと思ってしまうのも当たり前。

実際多くの人が1年もたたずに退職、そして違う会社へと転職しています。

そこで今回は新卒1年目で退職する人の割合、退職理由、そして転職体験談を紹介します。

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就職した会社を1年で退職する人の割合

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」によると、新卒者の入社1年以内の離職率は以下の通り。

  • 中学卒・・・40.0%
  • 高校卒・・・17.2%
  • 短大卒・・・17.4%
  • 大学卒・・・11.3%

大卒でも10人に1人は辞めるという非常に高い割合となっており、決して珍しいようなことではないのです。

ただ離職率は業種によって大きく異なり、各業種別の1年以内離職率(大卒)は以下の通り。

  • 鉱業、採石業・・・5.2%
  • 建設業・・・10.5%
  • 製造業・・・5.5%
  • 電気・ガス・熱供給・水道業・・・2.2%
  • 情報通信業・・・8.7%
  • 運輸業・郵便業・・・8.9%
  • 卸売業・・・9.6%
  • 小売業・・・13.5%
  • 金融・保険業・・・5.8%
  • 不動産業、物品賃貸業・・・13.4%
  • 学術研究、専門・技術サービス業・・・11.7%
  • 宿泊業、飲食業・・・20.1%

宿泊業、飲食業、小売業といったあたりの離職率が高め。

これらの業種は平均年収が低く、年間休日数も少ない傾向にありますからね。

1年目でも転職できる?

1年という短い期間で転職となると、ストレス耐性が低くすぐに仕事を辞める人間だというレッテルを張られてまともな転職ができないのではないかという不安を感じている人も多いかもしれません。

しかし1年目であっても転職を成功させることができたという人は多数。実は転職しやすい時期です。

もちろん短期間で離職したことはマイナスにならないわけではありません。

ただブラック企業が認知された上に若手が人材不足。

基本的なビジネスマナーを身につけた若い人材は適応力も高く、短期離職と言うマイナス部分以上のメリットがあると考えている企業が非常に多いのです。

1年目であっても転職という選択は大いにあり、理不尽でストレスMAXな環境で身も心を削って働くくらいなら無理に我慢し続ける必要なんてありません。

新卒1年目で退職を決断した退職理由

では1年という短期間で退職を決断する人は、どういった理由によるものなのでしょうか。

実際に1年目に退職を決断したことがある人の理由をまとめてみました。

仕事が合わない

  • 配属された部署が希望と違う部署だった
  • 想像していた仕事とのギャップが大きかった
  • あまりにも仕事がつまらない
  • 精神的なストレスが強すぎた

1年目で退職を決断する最も多い理由が仕事の内容によるもの。

就職時点では職種が決まっていない企業も多く、入社後に配属先が決まることになるわけですが、その配属先が希望通りに行かず不満を感じている人は多いはず。

また職種自体には不満がなくても、実際に仕事をしていると想像していたものとのギャップがあまりにも大きかったり、あまりにも強い精神的ストレスを感じたことが退職の理由になる人もいるでしょう。

まだ一度も社会人として働いたことがない学生は、仕事の内容よりも給料や知名度を重視しがち。

実際仕事が合わないこと、やりたいことができないことがどれほど辛いかということを知らないまま就職活動を進めてしまっている人は多いのではないでしょうか。

会社がブラック企業

  • 上司からのパワハラがあった
  • 毎日4時間以上もサービス残業があった
  • 罰金などで給料から引かれる額が大きい
  • 月に休みが2日しかなかった
  • 給料、休日数が求人票と違った

入社するまでは気づかなかったけれど、実際に入社してみるとひどいブラック企業だったという人も少なくないでしょう。

パワハラが当たり前に行われている、残業が多い上にほぼサービス残業で休みも全然ない。

待遇が入社前に聞いていたものと全然違うなんてこともあるようです。

ブラック企業で働くことは精神的、肉体的にもかなり辛く、体を壊してしまう人も少なくありません。

そうなる前に退職するのは、決して甘えなんかではありません。

人間関係がうまくいかない

  • 上司とうまくいかなかった
  • ミスによって職場の人からバカにされるようになった
  • 同僚からの嫌がらせが慢性化した
  • 半年間放置され仕事を与えて貰えなかった

人間関係の問題も退職を決断する大きな理由となっています。

上司や先輩との関係が悪いと相当大変ですからね。

1年目だとただでさえ知らない人ばかりで、相談する人がいないというのも余計辛いと感じることになる原因です。

待遇、労働条件が悪い

  • 10年働いても昇給が2万円しかないことがわかった
  • 休みが少なすぎる(年間休日100日程度)
  • ボーナスが実際は支給されていなかった
  • 残業が多すぎる

給料が少ない、休みが少ないというのもよくある理由。

昇給があまりにも少ない、ボーナスが少ないといったお金の面から、休日や勤務時間まで、不満を感じることは多いですよね。

昇給額や残業の多さは入社後に初めて知ることができたという人も多く、それ故に1年以内の短期離職に繋がる場合が多いです。

その他

  • 結婚が決まって引っ越しが必要になった
  • 就職活動で不採用だった会社に応募したら合格したから
  • 体育会系の社風に馴染めなかった
  • シフト制ではなく土日休みの会社で働く必要がでた

その他、退職理由は様々。

1年目であっても結婚や出産によって退職する人もいるし、とりあえず転職活動をしてみたら希望の会社に転職できた人、社風や仕事への進め方に対する不満や家庭の事情で退職することになる人もいます。

1年で退職した人の転職体験談

ではここからはいくつか、実際に1年で新卒で就職した会社を退職した人の転職体験談を紹介します。

会社に対する不信感から退職

私が退職した理由は会社に対する不信感によるもの。

営業職として働いていましたが、会社が求めるのは利益のみ。

顧客主義なんて口だけで、平気で騙してでも売り上げを上げることを求める会社に嫌気がさしてしまいました。

もちろん会社として利益をだしていくことは重要なことであることはわかっていますが、あまりにもやり方がひどすぎたのです。

またノルマを達成できない人は上司から個室に呼び出されて1時間近く罵声を浴びせられる毎日。

職場の雰囲気も悪く、どう考えても長く続けていくことなんて無理だと感じ退職を決意しました。

転職活動は仕事を続けながら行うのがベストでしたが、精神的な限界も近かったのですぐ退職し、退職後から行いました。

転職活動ではある一定の業種に絞り、ハローワークや転職サイトから20社ほどに応募。そのうち6社が面接に進み、1社から内定。期間は2ヶ月ほどで終わりました。

思っていたよりすんなり決まり、転職できた会社もそれなりに良い会社だったので転職としては成功だったと思います。

ただもう少し業界研究、会社研究や自己分析を真剣に行い、もっと慎重に会社選びを行えば良かったなと感じています。

希望の仕事ができずに退職を決意

私が最初に働いた会社では、4月に入社してから6月までは全体研修があり、6月に配属先が決まるという形でした。

配属先は本人の希望と配属面談によって決まるわけですが、当然希望通りに行かない人もいます。

そして私もその一人です。

私が配属されたのは希望として考えていた3つの配属先ではなく、全く違うところ。自分が最もしたくないと考えていた仕事になってしまったのです。

最初は異動の可能性にも期待していましたが、実際異動なんてできる可能性は皆無だと知り絶望。

もし希望の仕事をするなら転職するしかないと悟り、配属後すぐに転職活動をスタートさせることになりました。

転職活動では転職エージェントを利用。

会社自体はそれなりに大手で条件も良いので転職に躊躇していましたが、実際に転職活動を始めるとその会社と遜色がなく希望の仕事ができる会社を紹介して貰うことができ、無事内定までつながったので実際に転職に踏み切ることになりました。

シフト制がしんどくなり転職

以前働いていた接客業の仕事は4週8休みの3交代制。

仕事内容はそれほどしんどくなく人間関係も良好だったので仕事自体に大きな不満もありませんでした。

ただ深夜に働くことも多く体調がすぐれないことも多かったり、他の友人とも休みが合わずにプライベートがあまりにもつまらないものになってしまっていた為、転職を決意しました。

また交通の面でも不便で通勤時間が長かった点も一つの理由です。

転職では給料が下がったものの、土日がしっかり休みで残業も少なかったので十分満足できるものでしたね。

知人に違う会社を紹介して貰えた

学校を卒業後、大手メーカーの子会社で技術職として仕事をしていました。

仕事内容、人間関係に大きな不満はなく、とりあえずはそれなりに楽しく仕事をしていました。

しかし就職してから10ヶ月たったタイミングで学生時代にお世話になった教授からとある会社で私が学生時代に行っていた研究に近い研究職を募集しているから受けてみないかという連絡を貰いました。

そして元々は研究が好きで研究職として働きたいという気持ちもあったので、もし可能性があるならと思い応募。

研究内容がマッチングしていたこともあって無事内定を貰うことができたので、前の会社には申し訳ありませんでしたが転職させて頂きました。

転職に向けて

このように1年しか働いていない人であっても、十分転職を成功させることができる可能性はあるし、もし自分として納得できる理由があるならば転職に踏み切ることは十分にありだと思います。

もちろん不安も大きいでしょう。色々批判してくる人もいますからね。

ただ無理して働き続けるくらいなら、とりあえず転職活動をやってみて上手くいけば転職するくらいの気持ちでとりあえず動いてみてはいかがでしょうか。

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. ミイダス
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

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キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
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新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。

年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。

ミイダス

対象の年代20代~40代
どんな人に向いている?

・自分の適正年収を知りたい方
・忙しくて転職活動の時間がとりづらい方
・まずは受け身で転職活動を始めたい方
・既にほかの転職サービスを利用している方

 

ミイダスは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられる転職アプリです。

ほかの転職サービスと比較し、特徴的な点は「自分から求人に応募できない」ことです。

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もちろん、ミイダスをメインとして転職活動もできますが、受け身で利用できるためほかの転職サービスと併用することも容易です。ほかの転職サービスを利用している方、これから始める方は是非登録しておきましょう。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

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転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。

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