有給消化中の転職。入社してしまってもいい?ばれずに行うことは可能?社会保険や雇用保険は?

有給消化があまっていて、長い人だと2か月も退職前に有給消化で過ごせてしまう人もいます。

ただ次の転職先が決まっている状態だと、そこまで長く使ってしまうと入社日に間に合わなくなってしまうことが多いです。

また有給消化中に、転職先の会社から入社日を早めてほしいなんてことを言われる可能性もあるかもしれません。

そんな時に気になるのが有給消化中の転職の是非。

今回はその点について、問題ないのかどうか、ばれずに行うことはできるのか、社会保険や雇用保険はどうなるのかについて紹介していきます。

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退職日までの有給消化中に転職には要注意!

退職してしまえば残っている有給休暇は消滅してしまうわけですから、最後にできる限りとるという人は多いでしょう。

たとえば3月31日で退職するとしても、有給休暇が余っているからという理由で退職日を4月30日まで延ばせば、最終出社日は同じでも給料1ヶ月分が増えるわけですからね。

とらなければ数十万円失うと考えると、やっぱりもったいないです。

ただ次の転職先の入社日が決まっていると、簡単に全部とるなんてことはできません。

最終出社日を早めることができないのであれば、退職日を遅らせるしかありません。でも入社日が決まっている以上、それにも限界があります。

ただもしも有給消化中でも転職してしまうことができるなら、それも解決できます。気にせずに退職日を遅らせれば良いだけですからね。

しかし有給休暇中に転職してしまうというのは、かなり注意しなければいけません。

有給消化中に転職活動を行うことは問題なし、むしろ積極的にすべき

有給消化中の転職先への入社ではなく、転職活動を行うということは全く問題ありません。

むしろ積極的にすべきでしょう。有給消化を待っていたら消化が終わってからの無職期間が長くなってしまうだけですから。

退職するということを言っていないのであれば、転職活動していることをばれないように気を遣う必要もありますが、退職前の有給消化ならそんな心配もいりません。

退職するんだから転職するのは当たり前。有給消化に何をしようが自由。誰も文句は言いません。

そもそも最終出社日が終わっている時点で、その後会うことも少ないですしね。

有給消化中に転職先に入社してしまっても大丈夫?

ではここから有給休暇中に転職先に入社することについて、詳しく解説していきましょう。

法律では問題なしだが、ほとんどの会社で二重就労が禁止されている

法律という観点で見れば、有給消化中に転職して二重在籍することに違法性はありません。

ただ多くの会社では就業規則によって二重在籍することが禁止されています。

すなわち、有給消化中に転職するということは、転職前の会社でも、転職後の会社でもNGとなっている可能性が大きいということです。

トラブルになる可能性大

法律では二重就業することは禁止されていませんし、労働時間以外は自由な時間であり、禁止することは合理性を欠くとされています。

労務提供への影響や経営秩序えの影響から二重在籍を制限する、許可制に合理性はあるという判例(小川建設事件:東京地裁 昭57.11.19、マンナ運輸事件:京都地裁 平24.1.3)もありますが、退職時の有給消化中という状況であれば労務提供への影響もありません。

ただそれでもトラブルになる可能性は否定できません。もしかしたらそれが理由で不利益を生じる可能性だってあります。

就業規則で二重在籍を禁止している以上、法律で認められているからと言ってすんなり終わるとは限らないのです。

転職先の会社には源泉徴収票、社会保険、雇用保険で簡単にばれる

上手くやればばれないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、残念ながら二重在籍は簡単にばれてしまいます。

まず転職先にばれる理由ですが、一つは源泉徴収票。

源泉徴収票は、年末調整を行う為にも転職先で提出が求められます。

しかし、発行してもらえるのは退職後ですから、すぐには提出できません。

そして遅れて提出したとしても、退職日が書かれているのでそれでばれてしまいます。

他にも社会保険や雇用保険でもばれます。

社会保険は二重で加入することになりますがそれでばれてしまう可能性もあるし、雇用保険でもばれます。

雇用保険は二重加入が許されていません。転職先で加入手続きしても加入できず、そこでばれることになります。

転職前の会社には社会保険、雇用保険からばれる

転職前の会社にも社会保険や雇用保険でばれることになります。

社会保険は二重加入となった場合、正しい社会保険料の算出の為に手続きが必要であり、会社側にも連絡がいきます。

また雇用保険に関しても、新しい会社が加入手続きを行うと二重加入になってしまうことがわかり、雇用保険の喪失手続きが行われていないのではないかと連絡がいくことになり、そこでばれてしまいます。

片方が認めていたとしてもNG

もし転職前の会社か転職先の会社が認めていたとしてもNG。

たとえば社会保険や雇用保険への加入手続きを行わなければだとか、早めにしてもらえばいいと思うかもしれませんが、それはできません。

社会保険の加入は義務です。加入を先送りするとか、前もって脱退してもらうなんてことはできません。

まず会社が認めないでしょう。

こっそり有給消化中に入社してばれてしまった時のリスク

ではもし有給消化中に入社してばれてしまった場合、どういったトラブルが考えられるでしょうか。

懲戒処分となり退職金がでない、減額される

転職前の会社では、就業規則に違反として懲戒処分となる可能性があります。

そして、退職金が減らされたり、下手したら貰えないんてことになってしまうかもしれません。

法的な観点から見れば理不尽ですが、そういったことをする会社もあるのです。

もう会社に行くことはないので、気まずいとか居心地が悪くなるといった心配はありませんが、金銭面で損したり、精神的なストレスになってしまう可能性はゼロではありません。

入社の取り消し、試用期間での解雇

転職先の会社では、入社直前に退職していないことが発覚して入社の取り消しとなってしまったり、試用期間中にばれて解雇されるといったことがリスクとして考えられます。

そこまで行かなくても、嘘をついていたということから最初から気まずい思いをしたり、居心地が悪くなってしまうこともあります。

その後の評価にも影響するかもしれません。

転職前、転職先の会社がOKとした場合、社会保険や雇用保険はどうなるの?

こういった理由から、基本的には有給消化中に転職することはおすすめできません。

ただし、転職前の会社と転職先の会社にOKを貰えば、当然問題なく可能となります。

二重在籍を許可制にしている会社は少なくありませんし、転職後の会社にとっては早く入社してもらうことはありがたいことですから、相談してみる価値はあるでしょう。

ただもし可能となっても、社会保険や雇用保険の観点で注意しなければいけないことがあります。

社会保険はどちらでも加入。手続きも必要。

社会保険は、加入条件を満たしている以上は二重であろうと加入しなければいけません。新しい会社でも加入手続きが行われるでしょう。

ただ二重加入となった場合、自分で二重加入に関する手続きしなければなりません。

手続きは二重加入した日から10日以内、年金事務所に「健康保険・厚生年金保険被保険者選択・2以上事業所勤務届」を提出する必要があります。

この手続きを行うことで、社会保険料が合計の収入から適正な額を算出されるわけです。

雇用保険の加入は一方のみ。原則は給料が高い方を選ぶ。

雇用保険は厚生年金や健康保険などの社会保険と違って、二重加入することができません。

転職前の会社で雇用保険の脱退は退職後になる為、新しい会社で加入手続きはそれからということになります。

ですので、転職先の会社にはあらかじめ退職日がいつなのかを知らせておくとともに、雇用保険被保険者証が届いたらすぐに提出するようにしましょう。

退職時の有給取得の為には、入社日交渉がかなり大切

多くの会社では二重在籍することが認められていない為、有給消化中の転職は難しいというのが現実です。

無理にやるというのは色々なトラブルに巻き込まれるリスクもありますから、やるべきではありません。

だからこそ、できるだけ有給休暇を取得してから辞める為には、転職時のスケジュールや入社日交渉が大切となります。

入社日を遅らせることができるほど、有給をとれるチャンスは多くなりますからね。

入社日交渉も含めて行ってくれる転職エージェントはぜひ使うべき

入社日交渉は中々自分ではしにくいですよね。

だからこそ転職活動で使いたいのは転職エージェント。入社日交渉を含め、色々とサポートしてくれるのでおすすめです。

転職エージェントを含め、いくつかおすすめのものを紹介します。

転職サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. doda
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もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。

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次にリクルートエージェント

転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントdodaが強く、求人数や実績が飛びぬけています。

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