新卒2年目に親の反対を押し切って転職に踏み切った話

転職の意志があっても、親から反対されて断念してしまったという人は少なくありません。

今の親世代は、現在のように「転職するのも当たり前」という社会で働いてきていませんので、どうしても転職に対してマイナスイメージを持っている場合が多いです。そのため、自分の子供から転職の意志を伝えられても反対する傾向が強いのです。

しかし、もし自分の中で転職したいという気持ちが強いのであれば、どれだけ親に反対されようが転職に踏み切るべき、自分の仕事は自分で決めるべきです。

そこで今回は、実際に親に転職を反対された人の転職事例を紹介します。

なぜ親の反対を押し切ってまで転職したのか、そして転職した結果どうだったかなど、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

 

まずは面談をして自分の市場価値を確認しよう

自分のスキルや年齢を考慮した年収の目安を知りたい方はまず面談をしてみましょう。

転職サイトに登録するだけでも情報は確認できますが、面談をすることでより市場価値の把握が正確になります。

自分は年収が上がらないと思っていても、面談を通じて自分の市場価値の高さに気がつけるかもしれません。

 
おすすめの無料転職エージェント 公式

リクルートエージェント
【転職支援実績・求人数ともに圧倒的No.1】
・利用者の6割以上が年収up
・非公開求人の数は業界随一

公式

マイナビAGENT
【若手社会人から強い支持】
・利用者満足度No.1
・営業/エンジニア/金融業界に強い

公式

就職カレッジ
【フリーター/既卒向け】
・入社後定着率91.5%
・ブラック企業を徹底的に除外

公式

※リクルートエージェント・マイナビ・就職カレッジのプロモーションを含みます。

関連記事

新卒1年目で転職を決意したが親の反対で断念

私が最初に転職を決意したのは新卒1年目の11月頃です。

会社は超大手、知名度も高く給料やその他の労働条件も文句がないくらいに良い、転職する人はほとんどいない超優良企業です。

しかし私は、仕事内容やその仕事に対する将来性、自分自身の成長などで不満や不安を感じることが多く、「この会社では、自分の理想とする姿を実現できない」そう感じてしまったのです。

そして転職活動をぼちぼち始めて迎えた年末年始に、実家に帰省したタイミングで両親に「転職しようと思っている」と打ち明けましたが、案の定両親は反対しました。

  • 辞めるなんてもったいない、入りたいと思って入れる会社ではない
  • 今辞めたらもう同じレベルの会社には二度と戻れない、絶対後悔する
  • 入社して間もないのだからまだ何もわかっていない
  • 社会人なんて妥協しなくてはいけないことばかり
  • しばらく働いたら考え方は変わる
  • 少なくとも3年は頑張るべき、それでも転職したいと思ったならすればいい

こんなことを言われ、なんとか転職させまいと説得されました。

世間体を気にする両親でしたから入社した会社が大手企業だったというのも大きかったと思います。

もし、中小企業に就職していたら反対されなかったと思います。

なにはともあれ、両親から反対された私はそれまで少しだけ進めていた転職活動をやめ、転職を断念することになりました。

新卒2年目で親の反対に屈せず再度転職に踏み切った

なぜ私が親の反対に屈せず転職に踏み切ったのか、その理由は親や転職に対して思うところがあったからです。

反対を押し切ってまで転職したいと強く感じた

一番大きな理由としては、親に反対されようが何しようが転職したいと強く思っていたからです。

もしかしたら、親の言うことが正論かもしれないし、親が言うように後悔することになるのかもしれません。

でも、私の中では転職したい思いが強く、今転職すべきだと思えたのです。

親との価値観との違いを感じた

大手企業で働いている方が幸せ、安定している企業で働いている方が幸せ、給料が高い方が幸せ、それが私の親の価値観でした。

しかし、私の価値観は違っていて、何に幸せを感じるかは人それぞれだと感じます

いつまでも親の価値観に従っていては決して幸せにはなれないと思い、自分の思いに従って転職に踏み切ったのです。

親の考え方が今の時代とずれていると感じた

今は入社して3年以内なら第二新卒として転職できます。

実際、私が転職した会社は前ほどではないにしろ、そこそこ有名で良い企業です。

転職を考えた時、「とりあえず3年働いてから」なんて古い話なわけです。

しかし両親はそんな現状を知らず、今でもとりあえず3年は働かないと仕方がない、3年たたないうちに転職してもまともな会社に入れるわけがない、そう思っていました。

両親から見れば自分事ではありませんし、私自身もいざ転職しようと思っていろいろ調べて知りましたが、今の時代の考え方とズレていると感じます。

1度は、親に言われたことを真に受け、自分の転職したいという気持ちを抑えて転職を断念しましたが、親の考えに無理に従うのではなく自分で転職を決意して本当に良かったと実感しています。

親の反対を振り切って転職してみた感想

結局私はこんな感じで転職し、転職に踏み切ったことでいろいろなことを学びました。

転職を経験したからこそ分かることは多い

私自身、転職活動を始める前までは転職に関して詳しく知りませんでした。

実際に転職活動をやってみて知ったこと、気づいたことがかなり多かったです。

年齢の高い両親、考え方の古い上司はもちろん、転職経験のない友人や同僚の転職に否定的な意見は、鵜呑みにしないほうが良いと思います。

転職する際は自分自身で調べ、最新の情報を仕入れるべきです。

親の言っていることも正しい部分はある

どんなに時代とズレた考えの親でも、話しの中に正しい部分もあると思いました。

1年目で転職を断念してから1年間働き続ける中で、仕事に対する考え方、自分自身の目的に対する考え方や甘さなど、学んだことは多かったです。

親の話しの中には実体験から言っていることもある、現代も共通していることもあるんだな、と改めて気づかせてもらったと思います。

転職に後悔はない

結局、転職してみてどうだったかというと、全く後悔はありません。

給料は若干下がりましたが、仕事内容や自分の将来のことを考えれば、今回の転職は私にとって大正解でした。

おそらく親や前の会社の同僚たちは、「転職して本当に良かったの?」と思っているでしょう。

しかし周りがどう思おうが、私にとってはこれが間違いなく正しい選択だと納得しています。

むしろ、親の言う通りに転職せずに前の仕事を続けたとしたら、おそらく私はかなり後悔していたと思います。

第二新卒枠での転職の恩恵を受けることもできず、ただお金のためだけに嫌々仕事をすることになっていたでしょう。

親に転職を反対されて悩んでいる人への4つのアドバイス

今、親に転職を反対されて諦めるか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

実際に親の反対を押し切って転職に踏み切った私から、皆さんに少しだけアドバイスをさせてください。

自分の意思を強く持とう

もしあなたが今、親に転職を反対されているなら、「自分の人生は自分で決める」という強い意思を持ってください

進路をはじめなんでも親に相談しながら人生を歩んで来た方にとって、自分で転職を決めるのは一大決心だと思います。

自分1人で決断する機会がこれまでほとんどなかった方は、親に反対されると「やっぱり転職はやめておこう」と諦めの気持ちを持ってしまうこともあるでしょう。

しかし、どう生きるかを決めるのはあなた自身であり、あなたの親ではありません。

転職したいと考えるようになったそもそもの理由・目的を改めて考え、自分の道を切り開いていくことが大切です。

辞めた後のビジョンをしっかり持とう

親の了承を得るためには、辞めた後のビジョンをきちんと持つことが大切です。

自分の将来をきちんと考えて、転職後のなりたい自分を描くことが大事なのです。

どうキャリアを積むか、そのためにどんなスキルが必要か、年収やポジションなども含めて自分の将来と向き合いましょう。

転職の意思は上手に伝えよう

転職のことを親に伝えるときには、前向きな態度で気持ちを伝えるよう意識しましょう。

「今の仕事が嫌だから辞めたい」「残業が多くて給料も少ないから続けられない」と、まるで愚痴を言うように伝えるのはNGです。

ネガティブな言い方は共感を得にくいので、「こういうことにチャレンジしたい」「目的のためにキャリアアップしたい」とポジティブかつ具体的に伝えましょう。

思い切って挑戦してみよう

転職を迷うのは当然ですが、答えを出すのが難しいぐらいまで悩むならやめたほうがいいでしょう。

転職をすることで現在の生活環境、収入面など自分を取り巻く環境はガラリと変わります。

それでも強く転職を望む気持ちがあるのなら、思い切って転職しましょう。

人生の時間は有限です。

転職したいという気持ちを持ったまま時間が過ぎ、後になって後悔しても遅いかもしれません。

挑戦して失敗することもあるかもしれませんが、挑戦をしなければ成功する可能性はゼロです。

自分自身の人生を少しでも明るく変えたいと望むなら、思い切って転職することをおすすめします。

転職エージェントに相談して、転職するか決断しよう

自分の人生を切り開くために転職という選択をしても、親の反対を押し切ってまで転職するのが正しいのか迷う方もいるのではないでしょうか。

これまでの人生を親に相談しながら歩んできたなら特に、自信をもって転職に挑戦していいのか不安になる方もいるでしょう。

そんなときは、転職のプロである転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

転職エージェントは、転職の相談はもちろんキャリア相談としても活用できるもので、今転職すべきかも相談することもできます。

あなたの不安な気持ちに寄り添い、解決策を見出すきっかけにもなるため、プロの話を聞いた上で転職の決断をしても遅くはありません。

プロに相談してみる選択肢

転職エージェントは、転職に関する不安や迷いを相談できることに加え、転職する上で必要なさまざまなサポートをしてくれます。

例えば、あなたとの面談を通して強みや弱みを整理して、ぴったりの企業を紹介してくれることや、履歴書などの書類作成の添削などをしてくれます。

面接の練習や日程調整、退職時のサポートなど細かい交渉事もすべて任せられることが特徴です。

また、転職活動をするなら在職中にはじめることがおすすめです。

退職してから転職活動をはじめる場合、収入が途絶えて金銭的・精神的余裕がなくなってしまうことも考えられます。

転職を親に反対されて自信をなくしている場合でも、自分が転職したいと思うなら彼らにサポートしてもらいながら挑戦する価値はあるでしょう。

自分の人生は自分で決める、人生の責任は自分で取るという強い気持ちを持ち、正しいと思う方向に一歩踏み出してみてください。

加えて、転職エージェントは登録・利用は完全無料、まずは登録して相談してみてください。