妊娠した時、仕事をそのまま続けるか、それとも仕事を辞めるかで悩む人は少なくないでしょう。
今回は妊娠で仕事を辞めた場合のメリットやデメリットを紹介します。参考にしてみて下さい。
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妊娠して仕事を辞めたいと思う人はかなり多い
妊娠したことを理由に仕事を辞める人の割合
仕事をしている人が妊娠した際には、以下の選択肢があります。
- 妊娠を機に仕事を退職する
- 妊娠中は仕事を続け、出産を機に退職する
- 出産後も仕事を続ける
明治安田生活福祉研究所の調査結果によると、それぞれの割合は以下の通りになっています。
【正社員・公務員等】
妊娠を機に退職 | 44.2% |
出産を機に退職 | 28.7% |
仕事を継続 | 27.0% |
【契約社員・派遣社員・パート等】
妊娠を機に退職 | 60.0% |
出産を機に退職 | 31.4% |
仕事を継続 | 8.6% |
契約社員など長期雇用を前提としていない有期雇用者の方が高いですが、正社員であっても47.7%もの人が妊娠したことを理由に仕事を辞めているという結果になっています。
辞めたいと思う人はもちろんもっと多い
正社員でも約半数の人は妊娠を機に退職していますが、中には辞めたいと思っても金銭面など様々な理由から仕事を続けることを選んだ人も当然いるわけです。
そう考えたら、「妊娠したから仕事を辞めたい」って思う人の割りは相当高いと予想されます。データはありませんが、それこそ8割とか行くのではないでしょうか。
妊娠で仕事を辞めたいと思う理由
妊娠して仕事を辞めたい理由として、大きく考えられるものは3つ。
- 体が辛い、体力的にしんどい
- 出産への悪影響が心配
- 周囲の態度
つわりは人によって差があるものの、仕事をするなんて到底無理なレベルで辛い人だっています。辛い時は休むことができる環境であれば良いのですが、妊娠に対して理解が低い職場だと休みにくいと感じ無理をしてしまう人も多いでしょう。
また出産への悪影響も仕事を続けることでの大きな懸念。体力的な負担はもちろん、ストレスなど心への負担も少なからずあるのが仕事。これから出産する身としては、そういった悪影響になりかねないところに居続けるというのはやっぱり避けたいですよね。
最後の「周囲の態度」ですが、職場によっては嫌な態度、場合によっては嫌がらせを受けるというのもあるのが現実です。
連合による「マタニティハラスメント(マタハラ)に関する意識調査」によれば、マタハラの被害にあった人はなんと28.6%もいるという結果になっています。
マタハラ、もしくはそれに近いことをされたというのが理由で仕事を辞めたいと思っている人も少なくないでしょう。
辞めたいと思うのは甘えなんかじゃない
妊娠に理解がない人の中には、それを理由に仕事を辞めたいということに対して「甘え」だと心無い言葉を言う人もいます。周りは妊娠したって仕事を続けているなんてことを理由に。
しかし妊娠中の体調は人それぞれ、辛い人は本当に辛くて、周りとは違います。
それに出産への悪影響、子供への悪影響をできるだけなくしたい、リスクを減らしたいと思うのは当たり前のこと。甘えでもなんでもありません。
妊娠して仕事を辞めることによるメリット、デメリット
ではここから、妊娠して仕事を辞めることによるメリット・デメリットを確認しておきましょう。
仕事を辞めるかどうか悩んでいる人は、このことを知った上で改めて考えてみてください。
仕事による出産への悪影響から解放される
仕事を辞めることによる大きなメリットは、仕事が要因の出産に対する悪影響を無くすことができるという点です。
立ち仕事、重労働などから解放されて安静にできる。仕事が理由の精神的ストレスから解放される。そして悪影響になってしまっているのではという不安な気持ちから解放される。
これから出産を控えているお母さんにとっては、何よりも大事にしたいことではないでしょうか。
世帯年収が下がる
ただ仕事を辞めてしまえば当然世帯年収は下がってしまいます。
元々旦那さん一人の収入でできる生活水準を保つことができていればいいのですが、そうでないと家賃を減らす等の生活水準の見直し等を余儀なくされるかもしれません。
もし妊娠直後に退職したとすると、その後の育児も考えて仕事への復帰は1~2年先。金銭的にそれでも大丈夫かはしっかりと考える必要があります。
産休・育休手当が貰えない
仕事をしている人がそのまま産休・育休に入ると手当が支給されます。
たとえば毎月20万円の給料をもらっている人が産休と1年間の育休をとったとすると、産休時の出産手当金で約40万円、育児休業給付金で140万円ほど支給されます。
もし妊娠を機に退職してしまうと、これを貰うことができません。
仕事復帰への難易度が上がる
出産後、子供が1歳になってから仕事に復帰しようと考えている人も少なくないと思いますが、出産前に比べて難易度は上がります。
子どもが小さいと、残業ができない、突発的な休みが多くなるなどを理由に敬遠されてしまうことが多く、なかなか見つからない為です。
ただ不可能というわけではありませんし、最近は子育てしているママに働きやすい環境づくりをし、積極的に採用している企業も増えています。
無理せず辞めることも大切
お金のこと、仕事復帰のこと、キャリアのこと。仕事を辞めたいと思っても、こういったことがあるので簡単に辞めてしまえなんて気持ちを持てないと思います。
しかし無理は厳禁。何より大事なのは自分の身体です。
あまりに辛く、理解の職場であるならば、何か起きてしまってから後悔する前に辞めることを決断することも大切なことです。
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