保育士の実務経験なし、未経験でも転職して大丈夫?

保育士として初めて働く人は学校を卒業したばかりの人だけではありません。

学生時代に資格を取ったものの一度は他業界に就職していた人が保育士に転職してくるもいれば、独学で保育士資格をとって転職してくる人もいます。

ただ資格を持っているとは言え未経験の仕事に就くというのはやっぱり色々な不安があるもの。何より採用されるのかという不安もあると思います。

そこで今回は実務経験なし、未経験者からの保育士への転職事情を紹介していきます。

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保育士資格は持っているけど実務経験がない人はかなり多い

わざわざ保育士の資格をとってもその資格を使わない人は意外に多いというのをご存知でしょうか。

東京都保育士実態調査の結果によると、保育士資格を持ちながら保育士就業経験が無い人は25.8%、およそ4人に1人もいるのです。

保育士にならなかった人のうち1割弱は幼稚園教諭になっているのですが、その他の人は全く違う別の職種を希望したり、給料や勤務日数等の条件面が悪い為に保育士にならずに違う仕事をしています。

ただこういった人達でやっぱり保育士で働きたいと思い転職する人も少なくはありません。

保育士資格取得に年齢制限はない

保育士の資格を取得に年齢制限はなく、専門の学校に通わなくてはいけない等の制限はありません。大学・短大・専門学校卒業以上であれば誰でも受験可能です。

その為、社会人として違う仕事をしながら通信講座などで勉強して資格を取るという人も少なくはありません。

30代はもちろん40代、中には50代でチャレンジするなんて人もいます。

実務経験なし、未経験でも転職は可能?

一般的な企業では、資格を持っていてもそれだけでは転職で有利に運ばないことが多々あります。

単に資格を持っているだけではだめ、実務経験があってこそ意味のあるものになるというのが多くの企業の考え方です。

では保育士の場合だとどうでしょうか。

現在は未経験者でも大歓迎

保育士の場合、実務経験がない未経験者であっても保育士になってくれることを歓迎してくれます。

現在保育士は非常に人手不足の状況。有効求人倍率は全国で2倍以上、東京に限ると5倍を超えているという状態です。

これは国としても非常にまずい状態。待機児童等が問題になっている原因でもあります。

その為、国はなんとかして保育士を増やそうと対策を打ち始めています。

そういった背景もあって、保育士資格を持っていても現在保育士として働いていない人や社会人から保育士になろうとしている人が実務経験なしでも転職しようとしてくれるのは大歓迎なのです。

未経験可の求人は豊富

あまりにも顕著な人手不足によって、保育所は求人を出しても中々人が集まりません。

ただ人が集まらないと業務に大きな支障がでるのでなんとしても人を集めなくてはなりません。

その結果、求人のハードルを下げ実務経験なし、未経験可という求人が非常に多くなっています。

未経験では応募できるところがないということはまずないでしょう。

30代、40代でも十分可能

年齢面で言えば、低い方がいいというのは間違いありません。40代よりは30代、30代よりは20代の人のほうが採用はされやすいでしょう。

ただ先ほども述べているような顕著な状況。保育所側としては年齢を絞って選り好みできるほどの余裕はありません。

その為、30代はもちろん40代でも正社員になれることは可能です。

保育所の本音

ただ中途採用するならできれば経験者が良いかなと考えているのが保育所の本音です。

待遇が良い保育所であれば人気があるので採用は経験者もしくは新卒者のみであるという場合もないわけではありません。

あくまで未経験者可としているのは人が集まらないからという理由であり、経験者に比べれば採用難易度は当然高くなってしまいますから、履歴書や面接でしっかりアピールして行かなくてはいくら人手不足の保育士と言えども希望にあった場所で働くことはかないません。

実務経験のない未経験者に求められるのは仕事への熱意ややる気。技術が不足していることを受け止めてそれでも保育士として働きたいという思いをしっかり伝えていきましょう。

未経験者が保育士に転職する際に気を付けたいこと

では最後にこれから保育士として働こうと考えている未経験者の方々が実際に働く場合にどういったことを注意していかなくてはならないかという点を紹介していきます。

先輩保育士は年下でも敬意をはらう

たまに未経験のくせに年齢が高いというだけで大きな態度をとるような人もいるんですが、そういった人は職場で嫌われ人間関係が上手くいかなくなり、仕事も上手くいかなくなってしまいます。

年齢は関係なく保育士としては新人という気持ちを忘れず、たとえ年下の人でも先輩としてしっかり敬意を払うようにしてください。

30を超えて20代前半の人にあれこれ言われたりして嫌な気持ちになることもあるかもしれません。ただその感情を表にだしてしまうと自分が損するだけです。

最初は辛抱。自分が一人で難なく仕事をこなせるようになって何も言わせなくなるようにしていきましょう。

必要以上に恐れない

いくら自分でやりたいと思っていた仕事であっても、いざ未経験の仕事をしようと思ったら最初は誰だって不安。

自分は通用するのか、周りに迷惑をかけないだろうか、大きな問題を起こしてしまわないだろうか。考え出したらきりがありません。

ただ必要以上に恐れたって良いことはありませんから、不安を感じるよりも保育士として働けることの喜びを感じましょう。

働く前に感じる不安は働き出すとなんでそんなことで悩んでいたんだろうということがほとんどです。もちろん苦労することはあるかもしれませんが、その場になればなんとかなります。

新設保育園のメリット、デメリット

未経験の保育士にとって、新設保育園に転職するというのは一つの選択肢です。

そのメリットとして人間関係はみんなゼロからで、すでに出来上がっている輪の中に入っていく大変さがないという点や、施設もきれいです。全員が未経験者ということはないので困ったら経験者に教えてもらうことだってできます。

また何も決まっていないからこそ1から作り上げていく喜びも実感できるでしょう。

ただデメリットもあるので注意してください。

決まっていないことが多すぎて忙しいことが多かったり、その職場はみんなが初めてなのでみんなが苦労しており、先輩保育士に手取り足取り教えてもらうことができない場合もあります。

まとめ

未経験だけど保育士になれるか。現在の環境では資格さえ持っていればなれるというのが答えです。

せっかくやりたいと思えた仕事。ぜひチャレンジしてください。

実際に働きだすと大変なこともあります。しかしそれ以上にたくさんの喜び、感動を感じられることでしょう。