実際に転職した人の中で、退職を上司に伝えたところ引き止められた経験がある人は少なくありません。
ですからもしこれから上司に伝えようとしている人がいたら、どうするか、どう対応するかはしっかり考えておく必要があります。
そこで今回紹介するのは退職、転職時に引き止められた際にやってはいけないこと。
転職を検討している人は、その転職に後悔することがないように参考にしてみてください。
関連:退職の引き止めがしつこい場合のパターン別の断り方、最後は強い意志で断ろう
関連:あなたが仕事を辞めたいのに辞められずにいる11の原因。果たして本当に辞めれない?
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退職、転職時の引き止めに関して
退職、転職時の引き止めは決して珍しいことではありません。上司次第でもありますが、たびたび行われることです。
ではなぜその引き止めは行われるのでしょうか。
引き止めが行われる理由
引き止めが行われる理由としては色々なものが考えられます。
まず最も多いのが退職によって仕事上でマイナスになるという点。
代わりの人を探すにも時間がかかるし、それまで仕事をしてきた人と同じレベルでできる人を採用できるとも限りません。周りにも負担が大きくなるので会社にとっては大きなマイナスです。
だからこそ優秀であればあるほど、繁忙期で仕事が忙しい時期であればあるほど引き止められる可能性は高くなります。
他には、部下が転職するとそれを防げなかった上司の評価が下がってしまうことがあるので上司個人的な理由から引き止めを行う場合があったり、会社の離職率を上げない為であったりする場合もあります。
引き止めの力
転職、退職の際に行われる引き止めですが、それ自体に強制力は一切ありません。
あくまで退職は労働者個人の意思であり、会社が辞めさせまいとしても無理なのです。
ですから、強い引き止めに合い退職届を受け取ってもらえなかったりしても心配する必要はなし。
法律を武器に対策すれば、辞めさせてくれなくて困るなんてことは防ぐことは簡単です。
参考:仕事を辞めたいのに辞められない、辞めさせてくれない時の対処法
引き止められた時にやってはいけないこと
もしあなたが上司に退職することを伝えた時に引き止められた場合、いくつかやってはいけないことがあるので注意しなくてはなりません。
引き止めの話を全く聞かない
まず一点目が引き止めの話をされた際に上司の話を一切聞かないこと。
もしかしたら自分にとって良い条件の話をしてくれるかもしれないし、退職を考えるに至った悩みが解決するかもしれない。その話を聞かないのはもったいないです。
また最初から上司の話を聞かずにこちらの主張ばかりをしていると、上司の心証が悪くなります。
どうせ辞めることになるとしても、1ヶ月程度はその会社で働き続けることになるわけですから、心証を悪くするのは得策ではありません。
中にはその退職までの期間にかなりきつい嫌がらせを行ってくる上司もいますからね。
少なくとも上司の話は最後まで聞き、その上で自分の意思は変わらないということを伝えなくてはなりません。
条件改善に安易につられる
会社側が退職を引き止める際、給料アップや労働条件の改善を提示してくる場合もあります。
ただその条件改善に安易につられて取りやめてしまうのはだめ。
もちろんあくまで安易になので、それが自分にとって本当にメリットがあることならば良いのですが、色々とリスクもあるのです。
例えば一度退職を申し出た人間として評価を下げたり、上司との関係が悪くなってしまったり、本当の不満は解消されないのに給料アップにつられて後悔する場合があります。
また最も気を付けなくてはいけないのが、給料を増やす、残業を減らす、役職を上げる、異動させてあげるなどを理由に引き止めたのに、それが実行されない場合があることです。
約束が上司の勝手にしたもので結局何も変わらないのです。
会社側にしてみれば、次の定期昇給のタイミングまで、異動のタイミングまでその社員の転職を引き延ばすことができ、とりあえず今のプロジェクトを乗り切れるので、結局退職することになってもメリットはありますしね。
ただ退職する側としては大問題。決まっていた転職先は断ってしまっているのでまた転職活動をゼロから行わなくてはなりません。
ですから会社側の条件改善は、それが本当に自分の不満解消につながるか、その後も問題なく働いていけそうな雰囲気か、そして本当に実行されることなのか、しっかり見極めた上で決めるようにしましょう。
プレッシャーに負ける
たまにかなり強い圧力をかけて引き止めようとしてくる上司もいます。
それこそ怒鳴ったり、情に訴えてきたり、とにかく辞めさせまいとしてきます。
ただそれに心を揺さぶられてはだめ。
絶対にプレッシャーには負けず、残るか辞めるかは自分の心で決めるようにしましょう。
条件改善等もなければ退職を取りやめることはまず無しです。すでに考えに考え抜いて決めているわけですからね。
プレッシャーに負けての残留は本当にメリットがありません。
最後に決めるのは自分自身。後悔しない決断を。
退職するか、それとも残留するか。結局最後に決めるのは自分自身。
色々言われたけど退職して良かったという人はたくさんいるし、逆に引き止めてくれて良かったという人もいます。
どちらが絶対に良いのかなんてことは言えません。
ですからしっかり考え、後悔しない決断を自分自身で行ってください。
間違っても周りの発言、条件改善等のウソに騙されないように気を付けましょう。
転職に向けて
もし退職するつもりだけど転職活動は始めていないという人がいたら、まずはすぐに始めましょう。
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転職先を決めてから退職することが基本ですが、最低でも転職活動を始めてある程度はやり方を知り手ごたえを掴んでおきましょう。
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