求人票でよく見かける「土日祝休み」という表記。この表記がある場合の年間休日は一体どれくらいになるのでしょうか。
本記事では土日祝休みの場合に予想される年間休日数や、求人票で見る際の注意点を紹介します。
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※1 2020年12月
土日祝休みの場合の年間休日
ではさっそく土日祝が休みの場合の年間休日数を確認していきましょう。
年間休日数は120日から130日
1年間は52.14週の為、土日の数は1年で104日となります(年によっては105日)。
そして祝日で休める総数は12日から17日となりますので、合算すると116日から121日となります。
さらにそこに、祝日ではないものの休みになることが多いお盆休みや年末年始休み(1月1日は祝日なのでそれ以外)も加わる為、年間休日数の合計としては120日から130日程度となることが多いです。
たとえば2019年の場合では何日になるか考えてみましょう。
土日は104日。祝日で休みになる日(振替休日含む)は17日(新天皇即位及びそれに伴う前後の国民の休日が加わった為、例年より多い)を加えると121日。お盆休み3日と年末年始4日の休暇を加えると、年間休日は127日となります。
祝日で休める日数はその年によって異なる
祝日で休むことになる日数は、その年ごと異なります。
祝日が日曜日と被れば翌月曜日が振替休日となりますが、土曜日と被ってしまった場合には振替休日がない為です。
祝日で休める日数は年ごとに以下の通りになります。
- 2017年・・・12日
- 2018年・・・13日
- 2019年・・・17日
- 2020年・・・16日
- 2021年・・・15日
- 2022年・・・14日
- 2023年・・・12日
少ない年だと12日、土日と合わせると116日に留まることがわかります。
ただお盆休みや年末年始休暇もありますから毎年120日以上の年間休日はあるでしょう。
祝日以外の休みも大きく関係
お盆休みや年末年始休暇がどれくらいあるかは会社によって様々です。
お盆に5連休(前後の土日とあわせて9連休)とることができる会社もあれば、2日しか休みがない会社、下手したら全くない会社もあります。
年末年始も12月29日から1月3日までと決まっている会社もあれば、31日から1月3日までにしている会社もあります。
これは単に土日祝休みというだけではわからない部分ですから、注意しなくてはなりません。
注意すべき点
ではここからは土日祝休みに関していくつか注意しなくてはいけない点を紹介します。
年間休日が120日以上でも土日祝休みとは限らない
土日祝が完全に休みであれば、ほとんどの場合土日祝休みとなります。
ただ逆に年間休日が120日以上あるからといって土日祝が休みになるとは限りません。
たとえば会社によっては祝日なしで変則的な休みとしている場合があります。自動車会社はこの場合が多く、祝日は休みではないもののGWやお盆、年末年始に9~10連休の大型連休を設けて年間休日を120日以上にしています。
また週1回土曜日出勤がある代わりに平日の休みを増やす会社もありますね。
家の事情で土日祝は休む必要があるという場合は、年間休日だけではなく土日祝が休みなのかというところに焦点をあてて確認するようにしましょう。
土日祝休みでも105日程度になる場合がある!?
基本的に土日祝が全て休みになれば、たとえお盆休みや年末年始休暇がなかったとしても最低で116日から120日程度の休みは保証されています。
しかし、会社によっては例外を設けていて求人票にこっそり書いてある場合があるので注意してください。
たとえば土日祝休み(※土曜日は月2回出勤)なんて場合は多いです。そしてこうなると24日分が休日ではなくなってしまうことになります。
こういった例外が設けてあると、年間休日は105日程度、下手したらもっと少なくなる場合もありうるのです。
※1日8時間勤務の場合、年間休日は105日を確保しなくてはいけないというルールがあります(詳細はこちら)
平均年間休日数との比較
ではここからは、土日祝休みが平均と比べてどれくらいなのかという点を紹介しましょう。
平均は113日なので、土日祝休みだけで多い方
厚生労働省の「就労条件総合調査結果の概況」によれば、労働者1人あたりの年間休日数の平均は114.7日です。
土日祝休みだと120~130日程度の年間休日数となりますから、休日に関してはかなり恵まれている方だと言えるでしょう。105日しかいないという人も多いですからね。
ちなみに公務員は職種にもよりますが基本的に土日祝が休みで夏季休暇、年末年始休暇もあり。休みに関しては民間よりも恵まれています。
どれくらいの人が土日祝休み?
企業別の年間休日数の分布は以下の通りになります。
- 130日以上・・・1.8%
- 120~129日・・・27.5%
- 110~119日・・・18.7%
- 100~109日・・・32.8%
- 90~99日・・・8.6%
- 80~89日・・・5.7%
- 70~79日・・・3.6%
- 69日日以下・・・1.3%
120日以上の企業は合計で29.3%です。この中には土日祝ではなく変則的な休みをとっている会社もありますが、それを無視したとしても3、4社に1社しかありません。
ただ大企業ほど年間休日数が多い点、1社に勤める労働者の数は大企業の方が多い点を考慮して換算すると、だいたい35%から40%の人が土日祝休みもしくは変則的な休み方でも年間休日は120日以上であると予想されます。
求人票を見る際には休みの形態と年間休日数をしっかりチェック
仕事を選ぶ際、どれくらい休めるのか、そしてどういった日に休みがあるのかは非常に大切です。
もしもっと休めると思っていたのになんてことがないよう、休みの形態や年間休日数はしっかりチェックするとともに、内定後も労働条件通知書等でおかしな点はないかを確認するように心がけてください。
おすすめ転職サービス
最後にこれから転職する人向けにお勧めの転職サービスを紹介します。
転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
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- マイナビジョブ20s
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マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
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どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
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