接客業など土日は出勤、平日は休みという仕事をしている人の中で、土日休みの仕事に転職したいと考えている人は多いと思います。
出かけても空いている、市役所や銀行などにも行きやすいなど、平日休みには平日休みのメリットもあるにはありますが、世間一般と休みが違うというのはやっぱりデメリットも多いですからね。
そこで今回は土日休みの仕事に転職したいという人の為に、仕事探しの際の注意点を紹介していきます。
関連:土日休みと平日休みのメリット、デメリット。あなたはどっちがいい?
関連:週一休み、年間休日100日未満はかなりきつい。疲れがとれないと感じたら転職も考えよう。
土日出勤、平日休みは何かと大変
土日出勤の仕事はもう嫌だ、土日休みの仕事に転職したい。結婚して家族を持たれている方は特にそういう気持ちが強くなるかもしれません。
幼稚園や小学校の休みは当然土日。土日出勤のせいで子供と過ごす時間が少なくなってしまうことに不満を感じている人は多いでしょう。
また子供がいない人であっても、平日休みのせいで友達と休みが合わずになかなか遊べない、土日に行われるイベントに行けないといった不満を感じている人が多いと思います。
また平日休みの場合はシフト勤務となることから、先の予定が立てにくいなんていうことがありますよね。
ちなみに転職理由ランキングではなんと10位にランクインするほどのメジャーな理由。
平日休みにもメリットはあるとは言え、やはりデメリットの部分は多く、土日休みを望んで転職を希望している人は非常にたくさんいるんですね。
土日休みの仕事に転職したい時の仕事選びの注意点
土日休みに転職したいと思っているなら決して我慢することはありません。
自分にとって一番大切なプライベートの時間を犠牲にしていては、いつか後悔することになりますから。
プライベートが充実するからこそ仕事も充実するというもの。決してこんな理由でなんて思う必要はありません。
ただ転職する場合はいくつか注意しておかなくてはなりません。ただやみくもに転職先を決めてしまうと、実は希望を叶えることができないかもしれませんから注意が必要です。
年間休日が110日未満だと土曜日出勤があるかも
土日休みと書かれていても、実は土曜日が隔週で出勤だという場合もあります。
そこで注目したいのが年間休日。
1年間のうち土日の日数は105日。ただ年末年始など土日以外の固まった休みがある場合が少なくないので、少なくとも110日以上なければ土曜日出勤がある可能性があると考えたほうがいいです。
理想は年間休日120日以上。土日に加えて祝日も休みだとすると合わせて117日。120日あれば土日祝はほぼ休みだと考えられます。
ただ年間休日に関して求人票で嘘を書いているようなブラック企業もあるので、会社についてよく調べることも大切です。
また入社前には労働条件通知書などで自身の労働条件をしっかり確認するようにして下さい。
参考:年間休日数の平均や105日、120日の理由。あなたは多い?少ない?
参考:年間休日数120日以上と書いてあったのに嘘だった!こんな嘘に要注意!
週休二日制ではなく完全週休二日制
求人票では、年間休日数ではなくて週休二日制、完全週休二日制と書かれている場合があります。
ここで注意しなくてはならないのが、週休二日制の場合は土日どちらも休みとはならないという点。
1ヶ月のうち、1週でも2日休みの週があると週休二日制となるので、毎週土日休みとはなりません。
多いのは日曜日は毎週休みだけど土曜日は隔週で休みというパターンですね。
一方で完全週休二日制であれば、毎週二日休みということなので加えて土日休みと書かれていれば確実でしょう。
ただ祝日が全て休みとなる場合、祝日の一部が休みとなる場合、祝日は一切休みにならない場合、全てが完全週休二日制となるので入社前には年間休日数を確認するようにしなくてはなりません。
休日出勤、振替出勤、接待に要注意
会社休日としてして土日が完全に休みとなる場合でも安心はできません。
土日が休みでも部署によっては休日出勤や振替出勤が多くて土日は結局休みではなくなってしまうパターンがあります。
実際、休日のうち半分以上が振替出勤となっている人もいますし、休日出勤が多すぎて休み自体がかなり少なくなってしまっている人もいます。
また営業の場合は接待で土日も休みなしになってしまうなんて場合もあるので注意が必要。行きたくもないゴルフに行かなくてはならなかったり、泊りで接待旅行に行かなくてはならないという場合もあるみたいです。
土日休みの転職を実現する為に
現在土日休みの仕事をしている人はおよそ8割、逆に平日休みの仕事をしている人はおよそ2割となっていて、土日休みの仕事のほうが圧倒的に多いわけですから正しい転職活動をすればきっと実現できるはずです。
ただ本当に希望通りの会社かどうかというのは中々見極めにくい部分もあります。そこをより正確に、そして容易にする為に転職エージェントは活用しておいた方がいいですね。
完全に土日休みであることを条件にすれば、その条件にあった仕事を紹介してくれますし、転職エージェント自体が事前に調査した上で求人を扱っているので休日数が信頼できますから。
転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- マイナビジョブ20s
リクルートエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
---|---|
どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・より多くの求人を紹介してもらいたい方 ・年収や入社日などの交渉を任せたい方 ・年収UPを実現したい方 |
転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。
公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
マイナビエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
---|---|
どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・関東、関西で仕事を探している方 ・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方 ・フリーター→正社員を目指したい方 |
新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。
求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。
doda
対象の年代 | 25歳~34歳 |
---|---|
どんな人に向いている? | ・特に技術職、営業職を希望の方 |
dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。
リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。
エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。
その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。
マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
---|---|
どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。
扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。
転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。