恵まれている会社であれば年間休日125日以上、有給休暇も20日全て休みなんて言う会社もありますが、逆に年間休日100日以下で有給休暇も取れない誰もが休みが少ないと思ってしまうような会社も存在しています。
休みが少ないことによる影響はかなり大きく、後者のような会社で働き続けることはかなり大変。常に仕事しかしていないという感覚にすら陥ってしまうこともあります。
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休みが少ないという不満は退職理由で上位
休みが少ないという不満はによって仕事を辞める人は実際かなり多いです。
厚生労働省の「雇用動向調査結果」によると、退職理由の中で休日や労働時間といった労働条件はどの年代においても上位であり、1位もしくは2位になっています。
人間関係よりも、給料よりも、仕事内容よりも、どんな理由よりも上位に来ており非常に大きな不満となっているのです。
就職活動を行う学生時代だと、休みがどれだけ重要か、休みが少ないことがどれだけ辛いかということが今いち理解できていないという人も多かったのではないでしょうか。
とりあえず週二日休めればいい、休日出勤があっても大丈夫だろう。そんな風に思っていたかもしれません。
ただ実際に働いてみると祝日は休みではない、長期連休なんてないとなると、やっぱり不満を感じるようになる人が多いと思います。
仕事の休みが少ないことがもたらす影響というのはとても大きいです。
趣味の時間を作れない、家族と過ごす時間も少ない、旅行にも行けない。
結局仕事以外の時間が少なくなってしまうが故に、やりたいこともろくにできなくなってしまい、肉体的疲労だけではなく精神的疲労も蓄積され続けます。
それがまだ1年くらいの話であればいいかもしれませんが、会社生活は40年程度。さすがにそれだけの時間を仕事ばかりの人生でも良しなんて思う人は少なく、できるだけ休みが多い仕事に移りたいと考えるのは当然のことと言えるでしょう。
せめて土日祝。GWなどに長期連休は欲しい
どれだけ休みが欲しいかという質問に対して、あなたならどう答えますか?
正直に言えば毎週3日くらいは休みたいと考える人もいるかもしれませんが、さすがにそれは現在の労働環境としては現実的ではありません。
現実を考慮して考えた場合、土日祝は休みであってほしい。ゴールデンウィークやシルバーウィークなど年に数回は長く休めるタイミングも欲しい。そう考える人が多いのではないでしょうか。
土日に加えて祝日も休む。一見そこまでハードルが低いことではなさそうですが、それだけ休みがあるという会社はかなり恵まれている方です。
土日祝が休みとなった場合の年間休日は119日。たいてい年末年始には1日休みが加えられるので年間休日は120日となります。
一方で日本にある企業の年間休日の平均はたったの107.5日。多くの企業で土日祝の全てが休みではありません。
年間休日数が120日以上の会社というのは決して少ないわけではありません。大企業のほうが休日数は多い傾向がありますが、中小企業であっても土日祝全てが休みという会社も多数あります。
その一方で年間休日数が100日を切るという会社も飲食業や宿泊業等を中心に多く存在しており、結果的に上記の平均日数となっています。
休みが少ない会社は他の条件面も悪いことが多い
休みが少なくたって、給料が高ければ、福利厚生が良ければまだ良いかもしれません。
ただ、残念なことに休みが少ない会社というのは、給料など他の条件面も悪い場合が多くなっています。
大企業は中小企業に比べて休日数は多いですし、給料面も良いです。
業界別に見ても休日数の多い業界は平均的な給料も高く、休日数の少ない業界は平均的な給料が低くなる傾向があります。
休日が多くて給料も多い会社、休日が少なくて給料も少ない会社。時給換算してみると差がさらに大きなものになります。
まあこうなるのも仕方がないことです。
休日が多い会社というのは、従業員のことを大事にする気持ちがあり、会社としても余裕がある場合が多い為、給料面でも従業員に歓迎してくれます。
一方で休日が少ない会社というのは、従業員のことをあまり大事にしてはいない、もしくは会社としてそこまで余裕がないので1人にできるだけ長く働いてもらいたいと考えることが多く、自然と給料も低くなってしまうのです。
休みが少ないという問題は転職でしか解決できない
休みが少ないということに不満を抱えている人は、その不満を解消しようというのであれば転職するしかありません。
人間関係や仕事内容といったものであれば、転職しないまでも異動等で解決できるかもしれません。給料は出世すれば上がる可能性があります。
しかし休日数というのはあらかじめ会社で決められているものであり、そう簡単に変わるものではありません。ましてや休みが増えるなんてことは期待ができる確率ではないのです。
休みが少ないことに不満を感じているなら、転職ができううちに転職しておいたほうがいいです。今のまま」働き続けているときっと後悔することになるでしょう。
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