異動、転職などによって、新しい環境で仕事を始めることになる機会は誰にもありえることです。
ただ、新しい職場で働くことが決まって実際に働き始めるまでの間は、不安な気持ちになったり怖くなったりもしますよね。
特に転職する場合は知り合いも誰もいない環境で働くことになるのでなおさらです。
そこで、今回はその不安な気持ちの解消法について紹介していきたいと思います。
今転職を考えていなくても転職エージェントには登録した方が良い
たとえ今転職する気がなくても、自身のキャリアプランなどについて転職エージェントは無料で相談に乗ってくれます。
相談することで自身の正しい市場価値が分かり、今後のキャリアについても考えやすくなるでしょう。
また、転職意欲の低い段階から情報を集めておくことで、いざという時にスムーズに転職活動を行えます。
・マッチ度の高い求人紹介
・履歴書作成や面接対策のサポート
・スケジュール管理
・転職先企業との給与交渉
おすすめの無料転職エージェント | 公式 |
---|---|
リクルートエージェント |
公式 |
マイナビAGENT |
公式 |
就職カレッジ |
※リクルートエージェント・マイナビ・就職カレッジのプロモーションを含みます。
新しい職場に行くのが不安、怖いと思うのは当たり前
新しい職場の雰囲気や仕事のレベルに対し不安な気持ちを抱くのは、多少なりとも誰もが経験することです。
それはいくら考えても実際にその環境で働いてみないことにはわからないことでしょう。
新しい環境に対し不安を感じているなら、そんな自分を受け入れてみてください。
人はわからないものや未経験な事柄に対して不安や恐れを抱く生き物です。
無理に平気なふりをするよりも素直に認めて受け入れる方が、周囲も新しい職場だから緊張しているんだなと理解しやすいでしょう。
自分の選択が間違っていたのではないか、自分は弱い人間ではないか、転職するべきではなかったなどマイナス思考でいると、新しい職場で働きだす前から転職したことを後悔することになってしまいます。
新しい職場や新しい仕事に対して抱えがちな不安
新しい職場や仕事への不安感は誰もが感じるものです。
ここでは、新しい職場で新しい仕事をする人が抱きやすい不安を紹介していくとともに、その不安への対処法も紹介していきます。
仕事をきちんとこなせるか
新しい職場で働く上で最も大切なことは仕事をきちんとこなせるかということです。
人間関係など不安要素は他にもありますが、はじめに自分のスキルや能力を振り返ってみましょう。
新しい仕事に対しどんなことに不安を感じているのか、パソコン操作や人前で話すことなどさまざまなものがあると思いますが、はじめは誰もが完璧にうまくいくわけではなく、多少なりともできるかな? これでいいのかな? などと不安を抱くものです。
ですが、不安だからといって仕事ができないという言い訳は通用しません。
まずは一つひとつの仕事を丁寧にこなしていき、上手くいかないことがあったとしても再度、指導の通りにやり直していけば徐々に新しい仕事も身につくでしょう。
そのほか上司や同僚など人間関係に不安を感じる人もいますが、不安はその理由が曖昧なときほど大きく感じてしまうものです。
すべての不安をすべて抱え込むのではなく、一番不安な要素を明らかにして具体的に考えることで不安材料を整理することができます。
職場の人たちと上手くやっていけるか
職場の人間関係に不安を感じているなら、受け身でいるよりも自分から行動を起こすことが重要です。
例えば、周囲から声をかけてもらうことを期待するのではなく、自分から適度な元気の挨拶をしたり、自己開示をして周囲が話しかけやすい雰囲気を作るといったことが挙げられます。
もちろん、ガンガン攻めてばかりではいけませんが何事も適度な距離感を保ち、相手が不快な気持ちにならない程度に挨拶や会話をしていきましょう。
こうした心がけを毎日続けていると周囲の人たちから、いつも気持ち良く挨拶してくれる人、程よい会話ができる人などのように認めてもらえるようになり、徐々に職場の人間関係も安定していきます。
不安を感じているからこそ入社する前に対策を検討できるわけですから、入社したらこういうスタンスで行こうという感じで考えておくのもおすすめです。
休みはきちんと取れるのか
転職の場合、前の職場よりも何かメリットがあるからこそこの転職を決めたはずです。
その中には有給休暇など休みが自分のタイミングで取れるかも含まれるでしょう。
転職のメリットの中にきちんと休みが取れることを挙げている方は、職場に少し慣れてきたころに改めて確認してみるのが有効です。
入社して1~3ヵ月程度は周囲の様子を見て仕事に慣れることに専念しておき、大体の仕事の流れを把握してきたころに同僚や先輩たちに有給の取り方に聞いてみてください。
様子を見ている間にあまり有給休暇を取る人がいない場合は、あえて周囲の空気を読まないで有給の申請を出すという方法もありでしょう。
なるべく波風を立てずに有給を取りたい場合は事前の根回しがあった方が良いケースもあるので、直属の上司と積極的にコミュニケーションを取りある程度仲良くなっておくのもおすすめです。
新しい職場、新しい仕事への不安を解消するために大切なこと
新しい職場や新しい仕事に対して不安な気持ちを抱いているなら、入社当日までの間に少しでも不安を解消しておきたいものです。
とはいえ、実際どうすればいいのかわからない方もいることでしょう。
ここでは、新しい環境への不安の解消法としてやっておきたいことを紹介します。
紹介したすべてではなくても1つでも2つでも実践してみてくださいね。
不安を感じる理由をはっきりさせる
不安な気持ちは漠然としているほど大きく膨れ上がり、どんな言葉や対処法を試しても解消できないブラックホールのようなものになります。
そのため、不安を感じる理由は何なのか自分なりに紙に書きだすなどしてはっきりさせてみてましょう。
例えば、業務のうちの1つが苦手分野だ、資料作成の経験はあるけど新しい職場でこれまでのスキルが活かせるかわからない、人間関係全体に不安があるなどさまざまなものがあるでしょう。
不安を感じる理由がたくさんあっても良いので、それらを解消するためにはどうしたらいいか対策をそれぞれに考えてみてください。
1つの不安に対処法があるなら入社後はそれを試してみる・実践してみるのみ、何も手立てがないわけではないので少しは不安に立ち向かう勇気を持てるでしょう。
やるべきことを整理する
自分が不安に感じることをはっきりさせたら、その不安が的中してマイナス方向にはならないようにどうすればいいのか考えてみましょう。
周囲から与えられることに期待するのではなく、自分自身ができることに的を絞り最低でもこれだけはやろう! ということを整理していきます。
簡単な例では挨拶だけはみんなに同じテンションでする、業務上は必ず会話の最後にやることを復唱して確認するなどのように具体的な方が気持ちの整理も付きやすいです。
ほかにも、はじめのうちはしっかり人間観察をして上司や同僚がどういうタイプなのか見極めようと言ったことでも良いでしょう。
大体の周囲の人間関係を把握できたら、また対処法ややるべきことを考えれば良いため、どんどん新しい環境を攻略していくことにもつながります。
転職したことのメリットを考える
入社後の先のことを考えるあまり、転職したことへのメリットが頭から抜けているとクヨクヨ考える時間が増えます。
一旦切り替えて、転職を目指していたときの初心に戻り、転職したことのメリットを考えてみてください。
給料や賞与の違い、休みのとりやすさ、業務内容の違い、やりたいことができるなどさまざまなメリットを感じていた時のことを思うと、いつの間にか不安は薄くなりやる気が出てきます。
この会社ではこんなことに力を入れたい、この業務は自分が担当したいといったように具体的なことを考えていくと業界のリサーチや業務に就く前の予習にも役立ちます。
大変なのは当たり前だと考える
近年では新卒から数年以内に3回程度の転職をする人が珍しくありませんが、どんなタイミングでも転職するときは想像以上のエネルギーを使います。
転職する=大変なことだと考えておけば、多少不安な気持ちになったとしても大変なことを乗り越えた達成感やこの先の希望に溢れた状態になります。
どんなことも挑戦するときは大変さが付きまとうもの、そう考えるだけでも先を見れば希望しかないと気付けるでしょう。
不安な気持ちで転職に踏み出せない場合は
今の職場に不満を抱いていても、一歩踏み出すことに不安があるとなかなか転職できません。
新しくチャレンジすることに不安や恐怖心を抱いているせいで、本当は仕事を辞めたいのに辞められない、転職したいのに転職に踏み切れないという人は少なくないのが現状です。
ただ、このまま不満を抱きながら今の職場で働き続けることはある意味もったいないことでもあります。
どんなことも行動してみなければ現状を変えることはできないし、行動して失敗したとしてもそれを成功の元と考えるからこそ更なる行動を引き寄せるものです。
すぐに転職活動をするのがどうしても怖い方は、具体的な活動は置いておいて情報収集からはじめてみるのも良いでしょう。
例えば、いくつかいいなと思う企業の待遇をピックアップして年収を比較したり、企業の口コミや評判をチェックするといった感じでも視野が広がります。
具体的に求人に応募しなくてもこの程度のことなら隙間時間にできるので、現状の不満を解消するボーダーラインの見極めなどをしてみると良いでしょう。
その上で、転職しようと思うなら転職サイトに登録するよりも転職エージェントの利用がおすすめです。
転職活動は転職エージェントと一緒に進めよう
転職サイトと転職エージェントは同じ転職ジャンルのサービスでありながら全く違うものです。
転職サイトは多少、相談に乗ってもらったり履歴書の書き方などのサポートがあったりしますが、行動としては自分が主体となって応募や面接を行うようになります。
転職エージェントは、求職者の一人ひとりに丁寧にヒアリングを行い、スキルや経験・希望や要望に合う企業を紹介してくれるほか、待遇面の交渉などまでサポートしてくれることが特徴です。
また、転職エージェントは転職や採用条件について熟知するスタッフが在籍しており、中には非公開求人を多数抱えているところもあります。
利用料金は無料、とことん一人ひとりと向き合って転職を成功へと導いてくれるので、転職に対して不安が大きい方ほど転職エージェントの利用がおすすめと言えるでしょう。
おすすめの転職エージェント
【最大手】リクルートエージェント
まずは登録して損はないエージェント
転職サイト|転職エージェント
多くの非公開求人を保有しており、求人件数はダントツNo.1。
20代の若手から40代のミドル層まで幅広い求人を扱っているので、転職するなら登録必須のサービスです。
まだ方向性の定まっていない方でも、あらゆる業界・職種の情報からピッタリの求人を見つけられるでしょう。
【未経験】ジェイック就職カレッジ
無職・フリーターからの転職に強み
転職エージェント
ジェイック就職カレッジは第二新卒・フリーター・無職・未経験・女性など、属性に合わせて専門的なサポートを行うことで高い内定率を実現させています。
また、ブラック企業を徹底的に除外しているため、利用者の転職後の定着率は91.5%と非常に高い数値を誇っているのも特徴の一つです。
フリーター・中退者29,906名の就活支援実績もあるので、経歴に不安がある方・就活の始め方がわからない方にもおすすめできるサービスです。
【20代・30代】マイナビエージェント
若手でキャリア形成をしたい方
転職サイト|転職エージェント
サポートの充実度が非常に高く、利用者満足度がNo.1の転職エージェントです。
利用者の8割程度が20代、30代となっており、若手社会人から強い支持を得ています。
各業界に精通した専任アドバイザーがサポートするため、専門分野での転職や異業種への転職に関しても心強いサービスです。