あなたは転職中(無職期間)にアルバイトをしようか迷っていませんか。
転職中は無職となり収入がなくなるので、空いた時間を使ってアルバイトをすることで、少しでもお金を稼ぎたいという方は少なくありません。また、職歴に空欄ができることを気にして、アルバイトを始めるか悩んでいるという方も多いでしょう。
しかし、転職活動とアルバイトの二つを掛け持ちする際には、「転職活動がおろそかになってしまわないか」という不安が付きものです。
そこで今回は、転職中の無職期間につなぎとしてアルバイトをするメリット・デメリットについて解説します。つなぎとして最適なアルバイト選びと注意点についてもお伝えするので、参考にしてみてください。
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転職中にアルバイトをするメリット・デメリット
転職中にアルバイトをするメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
収入が得られる | 体力的な負担がある |
アルバイトをする4つのメリット
まずは4つのメリットについて解説します。
1.収入が得られる
1つ目のメリットは収入が得られるという点です。
通常、転職活動中は仕事をしていないため収入がありません。もちろん、失業保険をもらうなどして対処はできますが、しっかり仕事をして得られる金額よりは少ないことが大半です。
その点、アルバイトをすれば、ある程度の収入を得られます。前職の勤務年数によっては、失業保険を貰うよりも多くの収入を得られることも少なくありませんので、これは大きなメリットといえるでしょう。
転職活動は、交通費や宿泊費などで意外と出費がかさむものですので、アルバイトをして少しでも多くお金を稼ぎ、安心して活動を進められると良いと思います。
2.気分転換になる
2つ目のメリットは気分転換になるという点です。
転職活動をしていると、面接が上手くいかなかったり、書類選考で落とされたりと、何かと気分が落ち込む場面が多くなりがちです。すると、どんどん自分に自信がなくなって、さらに転職活動が上手くいかないといった悪循環に陥る恐れがあります。
その点アルバイトをすれば、仕事中は転職活動に頭を悩ませる必要がなくなりますし、仕事で評価されれば自分に自信をなくすといったリスクも軽減できます。
転職活動で頭がいっぱいになると、かえって上手くいかない可能性があるので、気分転換としてアルバイトをしてみるのは良いでしょう。
3.転職希望先と同種であれば勉強になる
3つ目のメリットは転職希望先と同種であれば勉強になるという点です。
あなたが転職を希望する職種と同種のアルバイトを選べば、様々な知識や経験を身に付けられます。また、そこで得た経験は、履歴書や面接などで「○○に興味を持った」と伝えたり、「○○のスキルがあります」とアピールしたりできるのです。
転職を希望する職種と同種のアルバイトをすれば、あなたの転職活動はかなり有利になるでしょう。説得力のある志望動機にするためには、同種のアルバイトをするのが非常に有効です。
4.履歴書に記載できる
4つ目のメリットは履歴書に記載できるという点です。
転職活動でマイナス評価となるのが職歴の空白期間です。前の仕事から次の仕事までの期間が空いていると、どうしても低評価となって就職に不利になります。
その点、アルバイトをしていれば空白期間をなくせるので、転職活動が有利に進められるでしょう。アルバイトで得た経験などもアピールできるので一石二鳥です。
アルバイトをする4つのデメリット
続いては4つのデメリットについて解説していきます。
1.失業保険に影響が出る
1つ目のデメリットは失業保険に影響が出るという点です。
転職期間中は失業保険の受給対象となりますが、アルバイトをしていると減額などの影響が出る可能性があります。場合によっては、アルバイトをしない方が収入が良かったともなりえますので、失業保険とアルバイトの収入の関係はしっかりと理解しておく必要があるでしょう。
詳しくは、次の「転職期間中におけるアルバイトの注意点」という項目で解説していきます。
2.スケジュール調整が難しい
2つ目のデメリットはスケジュール調整が難しいという点です。
アルバイトをすれば、当然その他の作業に費やせる時間は減ります。そのため、スケジュール調整は難しくなり、場合によっては転職活動の妨げになる恐れすらあるのです。
あらかじめ転職活動のスケジュールを決めて、それに合わせてアルバイトを入れるなどして調整する必要があります。あくまでも転職活動がメインであることを忘れないようしましょう。
3.体力的な負担がある
3つ目のデメリットは体力的な負担があるという点です。
アルバイトをするのとしないのでは、当然1日の活動量が違ってきます。そのため、アルバイトをすると体力的な負担が大きくなるというデメリットがあります。
万が一アルバイトで疲れ果てて、転職活動に支障をきたしていては意味がありません。アルバイトに精を出すのは良いですが、転職活動が最優先であることは忘れないようにしましょう。
4.転職活動がおろそかになる
4つ目のデメリットは転職活動がおろそかになるという点です。
これはスケジュール調整の難しさや、体力的な負担といった理由によるもので、アルバイトのせいで時間や体力がなくなって転職活動がおろそかになる恐れがあります。
また、アルバイトだけでも生活が成り立ってしまうと、転職できない焦りや不安が消えてしまい、いつまであっても転職をしないといった事態も考えられるでしょう。
あくまでもアルバイトはつなぎであって、目標は転職だということを常に頭に入れておいてください。
転職期間中のアルバイトはこの3点に注意
転職活動中のアルバイトは、以下の3点に注意してください。
- アルバイト先に転職活動中であると伝える
- 失業保険の受給に影響が出ないか考える
- 肉体労働を避ける
1.アルバイト先に転職活動中であると伝える
1つ目の注意点はアルバイト先に転職活動中であると伝えるということです。
アルバイト先に転職活動中であると伝えておけば、就職先が決まり次第退職するのも、急なシフトには対応できない可能性があるのも理解してもらえるでしょう。
また、急な日程調整にも対応可能か聞いておけば、あなたの転職活動に影響を与えずにアルバイトができます。理解があるアルバイト先を見つけるのが重要です。
2. 失業保険の受給に影響が出ないか考える
2つ目の注意点は失業保険の受給に影響が出ないか考えるということです。
実は失業保険は、アルバイトなどの収入によって減額となる可能性があります。具体的に以下に該当する場合、失業保険が減額となるのです。
【減額の対象となる場合】
減額分=失業保険日額+(アルバイト収入日額-控除額)-賃金日額×80%
例えば、以下の条件だった場合で計算してみましょう。
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この場合の計算式は、「5,331円+(3,600円-1,296円)-8,333円×80%=969円」となります。ですので、969円の減額です。
このように、計算式を知っていれば自分でも計算可能ですが、どうしても不安な場合は、ハローワークに相談して減額の対象となる基準を知っておきましょう。
ちなみに失業保険の受給条件は以下の2つとなります。
1. 離職前2年間に被保険者期間が12か月以上必要
この条件は倒産・解雇等の理由により離職したケースです。期間の定めのある労働契約が更新されなかったことや、その他やむを得ない理由により離職した場合、離職前1年間に被保険者期間が通算して6か月以上必要となります。
2. 雇用の予約や就職が内定or決定していない失業の状態にある
厚生労働省によると、「失業」は次の条件を全て満たす場合を示します。
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つまり、転職活動に支障がなく、就職する意思もある場合でなければ受給できないというわけです。
受給ができたとしてもアルバイトの収入次第では減額もあり得るので、つなぎで働く場合は、必ず受給条件やアルバイトの時給といった内容をハローワークに伝えてアドバイスをもらいましょう。
注意点3.肉体労働を避ける
3つ目の注意点は肉体労働を避けるということです。
体力を消耗させるアルバイトは、転職活動に悪影響を及ぼします。企業研究や履歴書の作成、面接対策などの作業を「今日は疲れたから明日にしよう」と考えていては意味がありません。
アルバイトはあくまでもつなぎで、メインは転職活動だと頭に入れて、あまりにも疲れるようなアルバイトは避けるようにしましょう。
転職期間中におすすめのアルバイト
転職活動にアルバイトをするなら、目的を明確にして選ぶと良いでしょう。
収入目的の方におすすめのアルバイト
とにかく収入を得たいという場合は、以下のアルバイトを選ぶのがおすすめです。
デリバリー
デリバリーの中でも特に近年人気なのが、「Uber Eats」です。あなたの好きなタイミングで働けて、服装も自由なので転職活動のつなぎとしては最適でしょう。収入も高いのでおすすめです。
軽作業・仕分けスタッフ
物流会社における軽作業や仕分けといった仕事は、転職活動のつなぎとして選ぶ方が多いのが特長です。単純な作業が多いので新しい仕事に悪戦苦闘する心配も少ないでしょう。
ただし、あまり身体を酷使する内容は転職活動に悪影響なので避けてください。
警備員・イベントスタッフ
警備員は深夜勤務で、イベントスタッフは1日拘束のアルバイトです。これらのアルバイトは高収入であるケースが多いので、とにかく収入重視の方には最適でしょう。
転職活動や次の仕事に役立てたい方におすすめのアルバイト
転職活動を有利に進めたり、次の仕事に役立てたりしたい方は、以下のアルバイトを選ぶのがおすすめです。
事務職
そもそも事務職というのは、未経験から正社員として採用されるケースはほとんどありません。
そのため、あなたが事務職への転職を希望するなら、まずはアルバイトから始めてみると良いでしょう。そのアルバイト先で正社員登用される可能性もありますし、別の会社に転職に際しても必ず有利となります。
飲食店などの接客業
転職活動ではコミュニケーション能力の高さも重要です。そんなコミュニケーション能力を養うには接客業が打ってつけです。接客業でコミュニケーション能力やセールスのスキルを身に付ければ、面接でも有利に戦えるでしょう。
転職期間中にアルバイトをするなら目的を明確に!
今回は、転職中(無職期間)のアルバイトについて解説しました。
転職活動中は失業保険が出るとは言っても、やはり収入がなくなったり、職歴に空白期間ができたりするので、アルバイトをしようと考える方が多いでしょう。
実際にアルバイトをすれば収入があるため、転職活動中の交通費などで困る心配がなくなりますし、次の仕事までの空白期間もなくなることで、かなり有利に転職活動が進められるなどのメリットがあります。
ただし、アルバイトに夢中になりすぎて転職活動がおろそかになるケースや、失業保険が減額させるなどのケースもあるので、その点は注意が必要です。
もしも、あなたが転職活動中にアルバイトをしようと考えているなら、目的を明確にしてしっかりとスケジュール調整をしてから臨みましょう。
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