年間休日75日はさすがに少ない!違法とは限らないけれどさすがにすぐ転職を考えるべきレベル

年間休日75日というのは、平均から見ると約40日も少ない日数であり、全企業を見ても下位2%というトップクラスで厳しい条件になります

さすがにこの条件で働くことはおすすめできませんし、もしすでにそういった条件で働いている人がいたらすぐにでも転職することをおすすめします。

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年間休日75日はさすがに少なすぎ・・・

年間休日75日はさすがに少なすぎ・・・

年間休日75日と聞くと多くの人はさすがに「少なすぎる」と感じるでしょう。

では、一般的に見るとどれくらい少ないのでしょうか。

年間休日の平均日数から比べると約40日も少ない

厚生労働省の「令和3年就労条件総合調査」によると、労働者1人あたりの年間休日数の平均は116.1日となっています。

年間75日はなんと平均年間休日数から40日以上も少ないという結果となり、かなり少ないことは明白です。

下位2%レベルの年間休日数の少なさ

以下は年間休日数の分布です。

  • 130日以上・・・2.9%
  • 120~129日・・・30.4%
  • 110~119日・・・18.7%
  • 100~109日・・・32.2%
  • 90~99日・・・7.0%
  • 80~89日・・・4.2%
  • 70~79日・・・2.4%
  • 69日日以下・・・2.2%

年間休日数75日というのは、推定すると下位2.4%

ちょっとどころではなく、トップクラスに悪い条件であることは明白ですね。

総労働時間で考えると実は年間休日105日以下の場合とあまり変わらない

ただ、労働時間の観点で考えると、実は年間休日75日の場合と年間休日105日の場合ではあまり変わりません

労働時間は以下の法律によって上限が定められています(残業は除く)。

労働基準法第32条

使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

変形労働時間制を採用すれば「1週間40時間以内」というルールを1ヶ月もしくは1年の範囲で平均化して判断することができるものの、期間内で超えてはいけません。

ではこのルールを守って1日8時間勤務すると、何日働くことができるでしょうか。

1週間で働くことができる日数は5日間、1年間は52.14週ですから260日。これが1日8時間勤務をした場合の上記の法律を満たす可能な労働日数です。

すなわち、年間休日105日というのは1日8時間勤務を行った場合に必ず必要な年間休日数というわけです。

では年間休日75日、総労働日数290日となるとどうなるでしょうか。

もし1日の所定労働時間が8時間となると上記の法律を破ることになりますから、1日の労働時間を短くする必要があります。おおよそ1日7時間程度に設定しなければなりません

結局年間休日105日以下であれば何日であろうと、総労働時間は最低ラインなので変わらないということです

ただ同じ労働時間であっても、休みが少なすぎる方が辛い、きついと思う人の方はやはり多いでしょう。

年間休日75日で違法とならない為のルール

年間休日75日で違法とならない為のルール

ここでいったん、年間休日75日が違法とならない為のルールを見ていきましょう。

変形労働時間制が導入されていない場合

変形労働時間制が導入されていない場合、毎週所定労働時間は40時間以内を守らなければなりません

年間休日が75日しかないと週6勤務の週は当然発生しますから、その週はたとえば以下のような所定労働時間に設定する必要があります。

7h7h7h7h7h5h

1ヶ月単位の変形労働時間制が導入されている場合

1週間の労働時間の上限を平均化して判断することができる変形労働時間制は1ヶ月と1年間のものがありますが、1年間の変形労働時間制を導入した場合は最低でも85日の年間休日数が必要なので、今回のケースで利用することはできません。

その為、この制度を導入する場合は1ヶ月単位の変形労働時間制を利用することになります。

この場合、1ヶ月の総労働時間の上限は以下の通りになります。

1ヶ月の日数月の労働時間
31日177.1時間
30日171.4時間
29日165.7時間
28日160.0時間

たとえば、31日ある月だと以下の働き方だと月の労働時間は175時間となるので問題ありません。

このように年間休日75日の場合、1日の所定労働時間は7時間であることが多いでしょう。

年間休日75日の厳しい働き方の現実、連続の週6勤務に長期連休もなし

年間休日75日の厳しい働き方の現実、連続の週6勤務に長期連休もなし

では次に、年間休日75日だとどんな働き方になるのかを見ていきましょう。

基本的には週5勤務と週6勤務が交互にありつつも、時々週6勤務の週が連続するという働き方になります

たとえば下記は2か月間のカレンダー。

基本的には交互ですが、月の変わり目で週6勤務が連続しています。

このように週6勤務の週が年に数回はあるという、中々きつい働き方となります。

そして、祝日はもちろんですが、年末年始等の連休も基本的にはありません。世間が休んでいようがなかろうが、1年を通して普段と変わらないスケジュールで仕事をすることになります。

週1.5回の休み以外で休めるのは有給休暇くらいです。

ただ、これだけきつい働き方を強いる会社で有給休暇をまともにとらせてもらえることは、あまり期待できないでしょう。。

年間休日75日はさすがに転職を考えるべきレベルの休日数

年間休日75日はさすがに転職を考えるべきレベルの休日数

年間休日75日は年間休日数の分布でも下位2.4%という少なさです。

もっと年間休日が多い会社はたくさんありますから、早めに転職することを検討することをおすすめします。

いざ転職をして働いてみればその素晴らしさを身をもって実感するとともに、いかに過酷な状況下で働いていたかもよくわかるでしょう

年間休日が多い会社に転職する確率を少しでも上げたいなら、ぜひ転職エージェントを利用してください

以下でその理由について説明します。

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