新卒で入社した会社が思った通りのものではなく、会社を辞めたいと思っている人は少なくないでしょう。部署希望が通らなかったり、通っても業務内容が聞いていたものと全く違ったり…というのはよくある話です。
とはいえ、そう簡単に転職に踏み切ることはできませんよね。
3年経っていないのに転職するとなると、転職できるのは条件の悪い会社ばかり。ホワイト企業、優良企業と言われているような会社は無理だろう。
そんな風に思い込んでしまい、諦めてしまっている人も多いと思います。
ただ、実は新卒入社3年以内にあたる「第二新卒」は、非常に需要が高まっており、ホワイト企業や優良企業の会社も多数求人を出しています。ですから、やる前から諦めてしまうのは非常にもったいないのです。
まずは面談をして自分の市場価値を確認しよう
自分のスキルや年齢を考慮した年収の目安を知りたい方はまず面談をしてみましょう。
転職サイトに登録するだけでも情報は確認できますが、面談をすることでより市場価値の把握が正確になります。
自分は年収が上がらないと思っていても、面談を通じて自分の市場価値の高さに気がつけるかもしれません。
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新卒で入社した会社を辞めたい
入社3年以内離職率は非常に高く、高卒で40.8%、大卒で32.2%と3人に1人以上。
入社1年以内に絞った場合でも高卒で17.2%、大卒で11.3%と10人に1~2人は辞めています。
ただ会社を辞めたいと思いながらも、ぐっと堪えて続けている人はさらに多いでしょう。
もちろん辞めたいからと言って簡単に辞めていてはきりがありませんから、多少なりとも我慢することは必要です。
つまらないと思っていた仕事にやりがいを見出すことができるようになったり、仕事にも人間関係にも慣れてきれ楽になったりと、続けることによって変わることも多いですからね。
ただ、中にはいくら新卒と言えども辞めてもいいのではないか、辞めるべきではないかという状態の人も決して少なくはありません。
どうしようもない会社でどうしようもない不安を抱え、続けるべきメリットがない場合というのも多々あるんですよね。
それでも辞めないのはなぜでしょうか。
新卒で働き始めたばかりだから、3年たっていないから転職するにしても今よりましな会社は無理だろうということが理由になっているのではないでしょうか。
でも第二新卒での転職は不安。ホワイト企業、優良企業は無いのでは?
どうせ転職するならホワイト企業、優良企業に転職したいと思うのは当然のこと。
今の会社より悪化するならまず意味はないし、そう何度も転職を繰り返すことはできませんからね。
ただ入社3年以内、第二新卒として転職する場合だと、そもそもホワイト企業、優良企業自体の求人がないのではないかと思ってしまっている人は多いと思います。
第二新卒で求人を出している企業の目的は、辞めた人の補填もしくは新卒採用だけで採用人数に達しなかった場合の補填。
しかしホワイト企業、優良企業では新卒採用で人が集まらないなんてことはないし、辞める人もごくわずか。
それ故に第二新卒採用で行われている企業は人がすぐ辞めてしまうブラック企業ばかりではないか。そんな風に思っているのではないでしょうか。
実は第二新卒でもホワイト企業、優良企業に転職することは可能
先ほど述べたことは、あながち間違いではありません。
第二新卒採用を行っている理由が新卒採用した人のうち辞める人が多かったり、新卒採用では集まらなかったからという理由で行われている場合は多いです。
そしてその原因がブラック企業であるが故に人がすぐ辞める、条件が悪いので新卒採用時に人が集まらないという場合も多いです。
ただ、第二新卒採用はそれが全てかというと決してそういうわけではありません。
現在の第二新卒市場は年々需要は増加。ホワイト企業、優良企業も多数第二新卒者を対象とした採用活動を行っており、実はそういった会社に転職できるチャンスは大いにあるのです。
第二新卒の転職を行う理由は人材の補填だけではない
少し前までは確かに新卒で入社した会社を3年以内に辞めることに対して批判的な意見が多く、採用にも消極的な会社が多数でした。
しかし近年は、ブラック企業の認知や第二新卒者を採用するメリットの認知が進み、あえて新卒採用とは別に第二新卒者の採用枠を毎年確保している会社もかなり増えています。
それこそ離職率は低く、新卒採用でも人気がある大手企業も職種での経験は関係なく採用活動が行われているのです。
ちなみにそういった会社が第二新卒採用を行う理由には、以下のものが挙げられます。
- 他の会社を経験しているので視野が広い
- やる気、熱意がある
- ビジネスマナーが備わっている
- 新卒者に比べて優秀な人材を見極めやすい
確かに入社した会社をすぐに辞めたので、忍耐力がなくすぐに辞められてしまう可能性があるというリスクもあります。
ただそれ以上のメリットを実感しているので、第二新卒採用は年々需要は増え活発になって行っているのです。
中堅、中小企業ならホワイト企業でも新卒者が集まらない場合が多数
知名度の低い中堅、中小企業の場合だと、とても条件の良いホワイト企業であっても中々新卒者が集まらないという会社も少なくありません。
特に近年は若手人材が非常に不足しているので、そういった会社が増えています。
私の知り合いの会社でも、条件、ともに労働環境がそこらへんの大手より良いのに全然人が集まらないと嘆いていました。
そしてそういった会社は、当然第二新卒採用も行っています。
それでも第二新卒採用でも中々人が集まりにくく、満足行くほど採用人数は確保できていない会社が多数です。
ただこれは、第二新卒で転職しようとしている人にとってみればかなりチャンス。今より良い会社に転職できる可能性は大いにあるのです。
第二新卒の転職に向けて
このように、第二新卒の転職だからと言ってホワイト企業、優良企業に転職できないと決めつけて、転職を諦めてしまうのはNG。転職できるチャンスは大いにあります。
どうしようもない会社で3年も我慢する必要なんてないのです。
そして何より転職活動を在職中に行うことで、結果がでてから転職するかどうかを決断することができるというメリットがあります。
ホワイト企業から内定を貰うことができれば転職すればいいし、上手く行かなければやめればいい。転職活動自体にリスクなんてありません。
ですから現状に不満がある人はぜひ転職活動を始めてみて下さい。
第二新卒での転職を成功させるには、転職エージェントの利用がおすすめ
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他にも、提出書類の添削や面接練習、面接のスケジュール調整や給与交渉まで請け負ってくれますので、転職活動にかかる時間やエネルギーを大幅に削減できるのです。
加えて、彼らは多くの転職者を支援してきた経験から企業側の採用条件を熟知しています。そのため、あなたが長く働けそうな企業をピックアップして紹介してくれるでしょう。
転職活動を行う第二新卒の中には、新卒時と同様にすべて一人で行おうとして挫けてしまう人が少なくありませんので、こういったサービスは積極的に活用してくださいね。
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