仕事をしてると、新たな仕事に取り組まなくてはいけないタイミングは多々あると思います。
新入社員として入社した時、新たな会社に転職した時、違う部署の異動になった時など環境の変化による場合もあれば、同じ職場にいる場合だってある程度経験をつめばより難易度の高い仕事を上司から指示される場合だってあります。
その新たな仕事に対してずっと前向きに取り組むことができるのであればいいんですが、中々思い通りには行かずに仕事が難しい、仕事についていけないと病んでまうことになる人も少なくはないと思います。
そしてそれがしばらく続くと仕事そすること自体が苦痛になってしまい、会社に行きたい、仕事を辞めたいなんていう風に感じてしまうことにもなるでしょう。
そんな時、どのように仕事と向き合い対処していけばいいんでしょうか。
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与えられる仕事が難しい、ついていけないというのは実際辛い
仕事というのはことも多いし、やりたくないことをやらなくてはいけない場面も多いし、色々と嫌な思いをすることも多いですよね。
ただそれでも仕事を成功させることができたり、成果を出すことができることによって多少なりとも仕事に楽しさを感じてモチベーションを維持できるもの。
仕事が難しい、仕事についていけないと感じている時にはそういった仕事に対するポジティブな感情を持つことができずにただただ仕事が面白くないものになってしまいます。
また周囲に比べて仕事ができなかったり、上司の期待に沿えないなんてことがあると、周囲から冷たい目で見られたり上司に直接怒られることが増えるかもしれません
プライドだってぼろぼろにされてしまいます。周りが難なく仕事をしているのに自分はついていけないというのは心が傷つきますし自信もなくなってしまいます。
仕事が難しい、ついていけないと思っている時というのはこんなこともあってとても辛いと感じる人がほとんどだと思いますし、それが続けば辞めたいと思ってしまうのも仕方がないことです。
仕事を難しいと感じる10個の原因
ただ、いつまでも自分ひとりで悩みあがいていても、そこから脱却することは難しいかもしれません。
もしかしたらいつか誰かが助けてくれたり、いつか違う仕事に変えて貰えるかもしれませんが、淡い期待で終わってしまうことだって多々あるし、そこまで耐え続けるというのはそれこそ大変なことです。
ですから、まずは自分から何かを変えていかなくてはいけません。そのための第一歩として、なぜ仕事が難しいと感じてしまうことから明らかにしていきましょう。
そこでここではその原因について探っていきたいと思います。
知識・経験が不足している
誰だって最初から新しい仕事を完璧にこなすのは不可能です。
経験を積んで仕事に慣れていき、必要な知識を身につけたり需要なポイントを知ったりすることで仕事がスムーズになっていきます。
机上の勉強や指導だけでは身につかないものや、マニュアルにはできないことだってあるので、経験はとても重要なのです。
仕事が難しいと感じる場合、あなた自身の知識や経験が不足している可能性があるでしょう。
また、上司は部下のこれまでの経験に基づき仕事を配分しますが、その判断を誤ってしまう場合があります。
時には人員の都合上どうしようもなく、ちょっと経験不足は否めないけれど仕事を割り振らざるを得ない場合もあるでしょう。
つまり仕事が難しいと感じる場合、自身の能力不足の可能性と上司の判断ミスの可能性があるわけです。
ただなかには、その仕事をするのに見合った経験をしているはずができていないという場合もあります。それまでの仕事で手を抜いてしまっていたり、与えられたことだけをやって周囲の仕事に無関心な場合はこれに陥ってしまう場合があります。
経験を生かしきれない
経験不足ではなく、過去の経験を生かしきれていないという場合も多々あります。
これまでの経験を応用すれば十分にできることであっても、新たな仕事ということで過去の経験を全く参考にしようとせずに何でも一から始めてしようとしてしまうパターンです。
仕事の経験というのは蓄積されていくものなので、その蓄積された経験を使わなければ、いつまでたっても新入社員並みの仕事しかできません。
仕事の段取りが悪い
仕事の難易度が上がっていくほど、仕事の段取りが重要になってきます。
最初の頃は特に段取りを気にしなくても何とかなっていたものも、徐々にただがむしゃらにやるだけでは仕事についていけなくなってしまうのも当然のことです。
もし仕事についていけないと感じた時は一度仕事を振り返り、準備や順序などで悪かった点がを振り返って見てください。
仕事量が多すぎる
実は仕事自体をこなす能力は備わっていても、仕事量が多すぎて仕事が終わらずにそれによって仕事が難しい、ついていけないと感じてしまっている人もいます。
職場の都合によって不適切な仕事量を課される場合も多々ありますが、そういった場合でも仕事を断るということは中々できませんよね。
時間は無制限ではありません。自分の持っている仕事に優先順位をつけて取捨選択を行う、時間がかかっている部分を把握し仕事をこなすスピードを上げていくといったことが必要です。
指導されていない、してくれない
新入社員によくあるパターンですが、本来指導を行ってくれるはずの先輩が適切に指導してくれていなかったり、仕事を与えるだけで放置されることによる場合があります。
原因としては先輩の仕事が忙しいことや、嫌がらせ的な意味でそうなってしまうことがあります。
もしそれが原因ならば指導を待つのではなく、わからないことは小さいことでもいいから何でも遠慮なく聞くようにしたり、指導担当以外の人にも質問をしに行くといった自主的に動くことが必要です。
1人でなんとかしようとしている
難しいや仕事や1人では困難な業務を抱えていても、誰かを頼るのが苦手な人は1人でなんとかしようと頑張る傾向にあります。
しかし、人間には向き不向きがあるため、全ての仕事を1人でこなせる人はいません。
そもそも会社とは、1人ではできない仕事をみんなで協力して進めるために作られた組織です。
せっかく企業で働いているなら、積極的に周囲に協力を仰ぐようにしてください。
頼る存在がいない、頼ろうとしていない
ある程度の経験があり、一人で仕事を任せられる状態になったとしても新たな仕事を一人でやろうとしてはだめ、というか無理です。
先輩などで得意としている人、実際にその仕事を何度も経験している人などを見つけわからないことは質問していかなくてはなりません。
時には同じチーム内だけではなく、違うチーム、違う部署の人に聞くことも必要になる場合だってあるでしょう。
何でも自分で抱え込んだって時間ばかりかかって結局答えは見つからないまま。しかも大事なポイントに気づくことができません。
苦手意識を持っている
誰にだって苦手なこと、不得意なことはあるもの。それは仕方ありません。
ただそうやって最初から自分で思ってしまっていることは仕事を覚えること、そして仕事に慣れることを阻害してしまいます。
もし本当に苦手であるなとしても、仕事をこなす為にどういったことが必要かということを前向きに考えないといつまでもその仕事をできるようにはなれずに難しいと悩み続けることになってしまいます。
確かに仕事に向き不向きはあるものです。ただ向いていないと判断するのはまずその仕事に真剣に取り組んだ後で遅くはありません。
嫌な仕事を避けている
上司への報告や関係者を集めての会議、面倒な関連会社への報告など仕事をしていれば嫌だなと思うこともあります。ただその嫌だと思う仕事ほど実は重要であったりもします。
嫌な仕事を後回しにして、とりあえずやりやすい仕事、自分の好きな仕事ばかりを先にやってしまえば仕事が上手くいかなくて当然。それは仕事が難しいのではなく、単に適切なタイミングで適切なことができていないだけのことです。
仕事を行う上でまずはしっかりと計画を立て、嫌なことであっても決して後回しにしないようにしてみてください。
完璧にやろうとしすぎている
仕事が難しいと感じている人の中には、そもそも目標設定が高すぎてその仕事を完璧にやろうとしすぎている場合があります。
もちろん、全ての仕事を完璧に行うことができることは理想と言えるかもしれませんが、限りある時間の中でそれをやろうとすれば当然時間はなくなってしまいます。
仕事は重要度を判断して完璧に終わらせるもの、7割程度でとりあえず完了としておくもの、やらないと決めてしまうものに分けて考えなくてはいけません。
その判断に迷うのであれば上司なり先輩に聞いてみましょう。
上司や先輩からの指摘を聞いていない
仕事が上手くいかなかった時、上司や先輩から色々と注意や指摘を受けることもあるでしょう。その指摘にしっかり耳を傾けていますか?
何度か繰り返してしまうと、その指摘の内容よりも注意された、怒られたという事実に気がいってしまって指摘事項を改善し次に生かすということができにくくなってしまう場合があります。
確かに怒られるというのは嫌なこと。ただそのことを引きずるのではなく頭を切り替えていくようにしましょう。
今の仕事に向いていないか判断するポイント
仕事が難しかったり、わからなかったりするのは最初のうちは仕方がありません。
そのため、それだけで仕事に向いていないかどうか判断するのは難しいでしょう。
もし、今の仕事に向いていないか判断したいなら、次の点をチェックしてみてください。
仕事にやりがいを感じられるかどうか
まず、日々の仕事にやりがいを感じているか確認してください。
できなかった仕事ができるようになった喜びや、人から感謝される幸せを感じているなら、仕事に対してやりがいを感じているでしょう。
しかし、仕事において一切の楽しみや喜びがないなら、やりがいを感じられていません。
そのような状態では日々の仕事が苦痛でしかないでしょう。無理に続けるより、転職などを考えた方が良いかもしれません。
今の仕事の展望や自分の将来についてイメージできるかどうか
今の仕事におけるビジョンや、将来の自分の姿が具体的にイメージできるかどうかも、向き不向きを判断する材料になります。
5年後・10年後のイメージが具体的にできているなら、その仕事を続けても問題ないでしょう。
しかし、将来の自分が全く想像できないなら、現在の仕事に向いていない可能性があります。
先輩や上司の姿を見て、将来の自分をイメージしてみると判断しやすいでしょう。
プライベートが充実しているか
本当に仕事が辛いときは、プライベートの時間でも仕事の不安や悩みが頭をよぎります。
また、休日が終わる夜や出勤当日の朝は憂鬱な思いを抱きながら職場に向かうでしょう。
そのような気持ちを持ち続けていると、ストレスが蓄積されて心身を壊す恐れがあります。
最悪の場合、うつ病の発症といった深刻な事態に発展する可能性があるので、今の仕事について考え直した方が良いでしょう。
反対に、仕事から離れると不安や悩みを考えず趣味を楽しめるのであれば、仕事に向いていないとまでは言えないかもしれません。
仕事が難しい時の5つの対処法
今の仕事を続けるのが難しい時は、次の5つの対処法を講じてみてください。
上司や同僚に相談する
仕事に関する悩みや疑問点を上司や同僚に相談すると「迷惑がかかるのでは?」と考える方がいます。
しかし、あなたが仕事に対してストレスを感じていると、それが周囲にも悪影響を及ぼします。
業務が円滑に進まないのはもちろん、職場の雰囲気が悪くなる可能性もあるでしょう。
そのため上司や同僚からしてみても、わからない点は相談してくれて仕事を円滑に進めてくれた方が有難いのです。
仕事が難しい場合は、遠慮せずに上司や同僚に相談してください。
「しなくて良い仕事や作業」を考える
やるべき仕事に集中するために、1日の始まりに「しなくて良い作業」を決めておきましょう。そうすれば、何から手を付ければ良いのか明確になります。
また、長く仕事を続けていれば「これは必要な作業だな」と分かるようになってきます。
やるべき作業とやらない作業を振り分ける際は、より具体性を持たせると良いでしょう。それにはタスク管理の徹底が役立ちます!
タスク管理を徹底する
タスク管理を徹底すると、今まで時間がかかっていた作業がスムーズに進められます。
何をどう進めれば良いのか悩んでいるなら、以下のような工夫をしてみてください。
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このようにタスク管理を徹底するだけで、日々の仕事が円滑に進められるようになるでしょう。
1日の仕事や今までを振り返る
これまでの経験を活かし切れていない原因として、学んだ内容をしっかり落とし込めていない可能性があります。
日々、新しい学びがある段階では、次の点を振り返るようにしてください。
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これらの点について振り返ったら、明日の業務にどう活かせるのか考えてみてください。
退職や転職を検討する
ここまで紹介した対策を実践しても仕事の難しさが改善されない場合は、退職や転職を検討した方が良いかもしれません。
そもそも日本には、数多くの企業が存在していて業務内容も多岐にわたります。
そのため、今の仕事が難しくて辛かったとしても、それは相性が悪かっただけです。
必ず、あなたの性格や能力に合った会社や仕事が見つかります。
無理して仕事を続けて心身を壊す可能性があるくらいなら、思い切って退職して転職を検討してみましょう。
ただし、転職する際は同じ過ちを繰り返さないため、自分の能力に適した企業選びをしてください。
もし、あなたが自分に合った仕事を見つける自信がない場合は、本記事の最後に紹介している「転職エージェント」を活用するのがおすすめです!
より自分にマッチした仕事・職場を選びたいなら
仕事を始めたばかりであれば、難しいと感じるのは無理もありません。
そのため、すぐ諦めたり悲観したりする必要がないでしょう。
まずは自身がやるべき仕事を明確化したり、タスク管理を徹底したりしてください。
それでも仕事の難しさが改善されない場合は、1人で抱え込まず上司や同僚に相談しましょう。
もちろん、会社は今の職場だけではありません。日本には数多くの企業が存在します。
もし、あなたが「仕事が難しい」「付いていけない」と思うなら、それはスキルや経験不足ではなく単純に現職が向いていないだけかもしれません。
例えば、アイディアを考えるのが好きで企画が好きでバリバリ働いているという方でも、経理のような細かい仕事は得意でないことは珍しくないでしょう。
向き不向きで仕事のストレスは大きく変わるため、いっぱい頑張っていても上手くいかない場合は、その業務や職場環境があなたにマッチしていない可能性があります。
その場合は、無理に現職にしがみ付くのではなく、思い切って転職してしまいましょう。
ただ、一人で転職活動をしていると「自分はこの仕事が向いているかもしれない」と思い込んで転職先を探してしまうかもしれませんので、転職エージェントなどを利用して客観的な意見も聞きながら進めるのがおすすめです。
エージェントの方から色々と話しを聞いているうちに、気がついていなかったけど自分に向いている仕事がわかるかもしれません。
新しい環境へのチャレンジを検討している人は転職エージェントの利用を検討してみましょう。
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