派遣社員、契約社員で働いている20代女性が考えておくべき将来のこと

派遣社員や契約社員といった非正規労働者の割合は4割にもなったというニュースを見たことがあるかもしれません。

ただ、その割合は男女で大きく異なり、男性の場合は2割程度であるのに対し、女性は5割程度となっています。

男性に比べると、女性はあまり正社員にこだわることなく、派遣社員や契約社員でもいいかと考えている人も多いです。

ただ、20代女性は安易にその選択をするのではなく、しっかり考えた末に働き方を決めなくてはなりません。

関連:契約社員から正社員になるには?正社員登用と転職という方法。

関連:派遣社員から正社員に。直接雇用と転職のどちらがいいのか。

まずは登録しておきたいおすすめ転職サービス3選
 
リクルートエージェント

JACリクルートメント

マイナビエージェント
サービスの種類転職エージェント転職エージェント転職エージェント
求人数※1

315,431件以上

20,000件以上

50,000件以上
対象年代20代~30代20代~50代20代~30代
スカウト機能企業からスカウトエージェントから
スカウト・オファー
企業からスカウト
転職サポート求人紹介
書類添削
面接対策
入社日・給与交渉
求人紹介
書類添削
面接対策
入社日・給与交渉
求人紹介
書類添削
面接対策
入社日・給与交渉
現在の収入200万円~900万円300万円~1,000万円200万円~900万円
 

※1 2020年1月

20代女性の非正規社員の割合

女性全体で言えば非正規社員の割合は5割程度となっていますが、20代に限るとそこまで高くはありません。

20代前半の女性の場合で仕事をしている人の中で非正規社員の人の割合は36%、20代後半女性だと33%となっています。

30代、40代になるとパートとして働く女性も多い為、どうしても非正規社員の割合は高くなってしまうので、このような結果になっています。

ただ、20代の女性が他の年代に比べて低いとは言っても男性に比べるとかなり多く、3人に1人は派遣社員や契約社員といった非正規社員として働いていることになります。

女性が派遣社員や契約社員を選ぶ理由

女性が派遣社員や契約社員を選ぶ理由にはどういったものがあるのでしょうか。

総務省統計局の労働力調査によると、25歳から34歳までの女性が選んだ理由は以下のようになっています。

  • 自分の都合のよい時間に働きたいから・・・23.9%
  • 家計の補助・学費等を得たいから・・・13.3%
  • 家事・育児・介護等と両立したいから・・・22.2%
  • 通勤時間が短いから・・・3.3%
  • 専門的な技能等をいかせるから・・・6.1%
  • 正規の職員の仕事がないから・・・19.4%
  • その他・・・11.7%

男性にくらべると女性は厳しく、正規の職員の仕事がないと回答する人も多いですが、働き方の観点から自ら選んでいる人がやはり最も多いという結果になっています。

本当は女性こそ正社員で働くべき

20代の人の中でも、家庭の都合上そういう働き方しかできないといった場合や、何かしら特別な理由、目的があって派遣社員や契約社員で働いている場合は問題ありません。

ただ、就職活動で正社員の仕事に就くことがことができなかった場合や、ただなんとなく正社員として働くのが嫌で派遣社員や契約社員として働いている場合はやはり正社員を目指して転職活動を行い、正社員として働くべきだと考えます。

産休、育休は正社員の方が圧倒的に取りやすい

女性の場合、今後結婚、そして出産が人生のイベントとして待っています。出産となると当然ある程度の期間は休まなくてはなりません。

労働基準法上、産休は出産予定日の6週間前から出産後8週間まで、育休は子供が1歳になるまで(事情がある場合は1歳6ヶ月まで)は取得が可能です。

この制度は派遣社員や契約社員であっても取得できるものではありますが、有期雇用者の場合はいくつか注意が必要です。

育休をとる場合の条件は以下の通りです。

  • 同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている
  • 子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる
  • 子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない

派遣社員や契約社員の場合、この条件を満たすことができないことから育休を取れないことが多々あります。

正社員であれば、無期雇用であって1年後、2年後も当然働き続けることが見込まれていますから、1年働いてさえいれば取得できるのですが、派遣社員や契約社員は育休をとれずに辞めるしかない状況に追い込まれてしまう可能性が非常に高いのです。

出産することが決まってからでは手遅れ

いざ妊娠し、出産することが決まってからだと正社員に転職することはかなり難易度が高く、ほぼ不可能といってもいいくらいです。

採用してもすぐに出産し育休を取られてしまうことはやはり企業にとってメリットのあるものではありません。

育休後の選択肢が増える

出産前に正社員でいることのメリットは、育休だけではなく、育休後の選択肢が増えるということもあります。

子供が1歳になった後に働こうとした場合、保育園等に預ける必要がありますが、正社員であれば時短勤務という選択ができる場合もありますし、やっぱりそこから派遣社員として働くという選択をすることだってできます。

しかし、元々派遣社員であった場合、フルで働くことができない可能性がある点などから転職で不利になる場合があり、なかなか正社員になることができません。

最近では、女性の働き方を考え直して育児をしている女性であっても正社員として採用する企業が増えてきてはいるのですが、やはりまだまだ完全に浸透しているとは言えない現状があります。

年齢が増えるにつれてデメリットが増えてくる

20代のうちは派遣社員や契約社員として働いていても、それほどデメリットは見えてきません。

場合によっては下手な企業よりも給料を多くもらえる場合もありますし、プライベートを充実させる働き方もしやすいです。

正社員として働いていた場合は精神的にきつかったけれど、派遣社員に変えたことで精神的に楽になったという場合もあります。

ただ、20代から30代、30代から40代と年齢を増すごとに今度はメリットの部分よりもデメリットの部分がかなり目立ってくるようになります。

昇給がなく給料が上がらない、紹介される仕事が少なくなってくる、いつ切られるかわからないなど、不満、不安を感じることが非常に多くなってくるでしょう。

しかし、そのデメリットを感じるようになった時には正社員に転職することが20代の頃にくらべてかなり困難になってしまうことがほとんどです。

将来を考えて働き方を決めよう

派遣社員や契約社員で働くことが必ずしも悪いわけではありません。

ニュースでは非正規社員が4割にものぼって大問題だなんて言い方をしてはいますが、中には好きでその働き方を選んでいる人も大勢いますし、その働き方でないと働くことができないという人もいます。

メリットも色々とあって、柔軟に働き方を決めることができる、希望の仕事に就きやすい、正社員ほど仕事ばかりの人生にならないといったものがあり、人によっては非常に魅力的な働き方です。

ただ、どういった働き方を選ぶかというのは、その場限りのことだけを考えるのではなく、もっと長い目で将来についてもよく考えた上で決めなくてはなりません。

60歳まで働くことを考えると、20代はまだまだ働き続けなければなりません。そして現在の選択によってその大半が決まってくるのです。

時間がたってあの時ああしていればと後悔することがないようにしっかり考えておきましょう。

20代なら十分正社員になることは可能

確かに正社員に転職することは難しいことかもしれません。実際、本当は正社員になりたいのになれずにいる人もたくさんいます。

しかし、20代であればまだまだ正社員に転職できる可能性は十分に高く、転職活動のやり方を間違わず、粘り強く行っていけばきっと良い会社で正社員になることができるはずです。

もし今がリーマンショックなどの大不況下であれば話は別ですが、現在は多くの会社で人手不足となっており、転職が非常にしやすくなっています。

このチャンスを逃すと、また次のチャンスが来る頃には年齢が高くなってしまっているかもしれませんから、今動く必要があります。

転職活動では転職サイト、転職エージェントを有効活用して進めていきましょう。

転職サイトは求人を探すだけではなく、自分の強み市場価値の診断ができたり、スカウトサービスを使えば好条件の非公開求人からオファーを貰うことができたり、場合によっては書類選考や1次面接が免除となる場合もあります。

また、転職エージェントではキャリアの相談にのってくれたり、履歴書の作成補助、面接の練習といったものをしてくれますし、何より自分に合った仕事、自分が希望している仕事を多数紹介してくれます。

転職エージェントとの面談は土日でも可能である為、働きながら転職活動を進める場合であっても柔軟に対応してくれます。

 
リクルートエージェント

JACリクルートメント

マイナビエージェント
サービスの種類転職エージェント転職エージェント転職エージェント
求人の紹介

紹介数が非常に多い

多い

多い
非公開求人の件数※1

153,494件

10,000件以上

21,344件
書類添削履歴書・職務経歴書など履歴書・職務経歴書など履歴書・職務経歴書など
面接対策対面・電話で可能対面・電話で可能対面・電話で可能
エージェントの交代交代可能交代可能交代可能
面談可能時間平日:~20時30分
土曜日:10時00分~19時00分

平日:~19時30分
平日:~20時30分
土曜日:9時30分~17時30分
 

※1 2020年1月


転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. JACリクルートメント
  3. マイナビエージェント
  4. ミイダス

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

JACリクルートメント

対象の年代20代~50代
どんな人に向いている?・キャリアアップ・年収UPを実現したい方
・自分のキャリアを生かして転職を行いたい方
・求人紹介や書類添削、面接対策など転職のサポートをしっかりと受けたい方
・利用者の満足度の高いエージェントを利用したい方

リクルートエージェントやマイナビエージェントは属性や年齢を問わずに利用しやすい転職エージェントですが、JACリクルートメントはどちらかといえば社会人経験があり、自分のキャリアを生かして転職したい方におすすめの転職エージェントです。

年収600万円以上の好待遇の求人を多く取り扱っており、JACリクルートメントを利用することで年収UPを実現できる可能性が高まります。

また、利用者の約92%の方がサポートや転職活動の結果に満足したと回答しており、JACリクルートメントでの転職活動の質の高さがうかがえますね。

エージェントからは求人の紹介から内定獲得後の入社日や年収の交渉まで、最初から最後まで一貫してサポート・作業代行を行ってもらうことができます。

自力で転職活動を行うよりも、JACリクルートメントを利用することで内定率の向上と手間の削減を実現することができるので、キャリアアップや年収UPを目指している方はぜひ登録してみましょう。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。

年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。

ミイダス

対象の年代20代~40代
どんな人に向いている?

・自分の適正年収を知りたい方
・忙しくて転職活動の時間がとりづらい方
・まずは受け身で転職活動を始めたい方
・既にほかの転職サービスを利用している方

 

ミイダスは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられる転職アプリです。

ほかの転職サービスと比較し、特徴的な点は「自分から求人に応募できない」ことです。

どういうことかというと、ミイダスはあなたの経歴やスキルを見て興味を持った企業やヘッドハンターがあなたをスカウトすることで転職活動が進んでいくのです。

自分から応募できない代わりに受け身で転職活動を進められるので、登録しておいて損のないサービスです。

もちろん、ミイダスをメインとして転職活動もできますが、受け身で利用できるためほかの転職サービスと併用することも容易です。ほかの転職サービスを利用している方、これから始める方は是非登録しておきましょう。

関連:正社員になれない理由とは?派遣社員、契約社員から抜け出す為に大切なこと

関連:新卒で派遣社員、契約社員として働く人の割合や理由、メリットやデメリット