求人広告で見かけることも多い年間休日115日の会社。この休日数は一般的にみて多い方でしょうか、それとも少ない方でしょうか。そして具体的にはどういった内訳で休むことになるのでしょうか。

今回はそんな疑問を持った方向けに、平均との比較や内訳を紹介していきます。

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年間休日115日は平均よりも上、ホワイト企業とは言えないけど悪い条件ではない

年間休日115日は、一般的に見れば悪い数字ではありません。

平均年間休日数との比較

厚生労働省が発表した就労条件総合調査結果の概況によると、労働者1人あたりの平均年間休日数は114.7日となっています。

年間休日数が115日は平均よりも0.3日多いということになりますから、少ないとは言えない条件です。

ただし従業員が1,000人以上の大企業に絞った場合の年間休日数は119.1日となっているので平均よりも下となります。

ちなみに企業規模別の平均年間休日数は以下の通りです。

  • 1000人以上:119.1日
  • 300~999人:115.7日
  • 100~299人:112.5日
  • 30~99人:109.0日

年間休日115日は大企業と比較すると平均よりも少ないですが、中小企業と比較すれば多いというのが、この数字です。

ホワイト企業との比較

一般的にホワイト企業かどうかを判断する基準となる年間休日数は120日以上。年間休日115日だと5日少ない為、ホワイト企業とは言えません。

ちなみに年間休日が120日以上ある会社は29.3%。3,4社に1社がこの基準に該当しています。

ただ年間休日120日で1日の所定労働時間が8時間の場合と、年間休日115日でも所定労働時間が7時間45分の場合を総労働時間で比較すると後者の方が少なくなります。

  • 年間休日120日で所定労働時間が8時間・・・年間労働時間:1960時間
  • 年間休日115日で所定労働時間が7時間45分・・・年間労働時間:1937時間30分

自分は1日長くてもいいから休みが多い方が良いのか、それともトータルの働く時間が短い方が良いのかを考えてみた上で仕事を選ぶようにするといいです。

なお年収400万円(残業代を除く)と仮定して時給を計算すると以下の通りになります。

  • 年間休日120日で所定労働時間が8時間・・・時給2,041円
  • 年間休日115日で所定労働時間が7時間45分・・・時給2,065円

年間休日115日の内訳

年間休日115日の場合の休日の内訳は以下のパターンが想定されます。

土日休み、祝日出勤

完全週休二日制で土日休みとなる場合、その分で年間休日は104日。

そこに年末年始やお盆、GWといった長期休暇で11日分が加わることで115日となります。

この場合、祝日等は休みになりません。周りが休みでも出勤しなくてはいけなくなるということです。

もし土日に加え、祝日も全て休み、さらに年末年始やお盆など祝日になっていない日も休みとなる為には、年間休日125日ほどは必要です。

原則土日祝休みだが、土曜はたまに出勤

年間休日が115日であっても祝日が休みという場合もあります。

土日で104日、祝日によって休める日は年によって16日から20日、年末年始やお盆休みを含めると125日から130日程度となり、10日~15日程度多くなりますが、その多くなる分を土曜日出勤に回すという形です。

よって、月に1~2回ほど土曜日出勤があるという形。6連勤となってしまう週がでてくる可能性があります。

シフト制の場合は4週8休+長期連休

サービス業などでシフト制の場合は、だいたい4週8休に長期連休を加えた形。

4週間で8日間で1年間で104日。残り11日は長期連休等で消化します。

ただ長期連休は年末年始やお盆ではない場合が多いです。サービス業の場合は営業していますし、むしろ繁忙期の場合が多いですから。

その為、長期連休は人それぞれで繁忙期を外して調整するという形をとる場合が多いです。

年間休日115日の会社で働く場合の注意点

平均から見ると悪い条件とは言えない年間休日115日ですが、その会社で働く場合にはいくつか注意しなくてはなりません。

休日数に有給休暇が含まれている場合があるので要注意

普通は年間休日数に有給休暇は含まれません。有給休暇が20日付与され、しっかり全て取ることができるなら1年間に135日休めることになります。

しかし中にはこの年間休日数の中に、有給休暇を含めている場合も少なからずあるので注意が必要です。

特に取得が義務化となった5日の有給休暇を含み、実際は年間休日数は110日なのによく見せようと115日と書き、補足をわかりにくく書いてたりもします。

ですから求人票は、隅から隅までしっかり確認するように気を付けてください。

有給休暇の取りやすさで働きやすさはだいぶ違う

有給が取りにくいかどうかで、働きやすさは全然違います。

たとえ年間休日数が105日しかなくても、有給休暇を全取得できれば最大で125日休むことができます。しかも平日で自分が取りたい日に取れるので大きいです。

一方で年間休日数が115日あっても、有給休暇がたったの5日しかとれなければ120日しか休むことができません。

有給休暇の取りやすさによって実際に休める日数は簡単に逆転してしまいますから、要確認です。

休日出勤の有無

年間休日数が125日あるのに休日出勤が当たり前のようにあるせいで実際に休める日は100日程度しかないという話も聞いたことがあります。

もし年間休日数が115日で月に1回休日出勤があると、それだけで実際に休める日は103日。休日出勤が与える影響は大きいです。

休みが少ないと感じる人が多いかも

平均よりは多い年間休日数ですが、実際に働いてみると少ないと感じる人はやはり多いようです。

祝日が出勤だったり、土曜日にたまに仕事があったりと、周りが休んでいる時に仕事をすることが年に何度もありますから。

もし休みを重視するならできれば基本的には120日以上、できれば125日程度の会社で働くことが理想です。

最後に

年間休日115日という条件は、十分と満足できる人もいれば少ないと不満を抱く人もいる、意見が分かれるラインだと思います。

もし仕事を選ぶ際は、単に平均を上回っているからいいやと安易に決めるのではなく、この日数は自分にとって満足できるものなのかをしっかり考えるようにして下さい。

他の仕事と比較してみることも重要かもしれません。転職エージェントを利用すれば多くの求人の年間休日数を知ることができます。

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転職エージェントへの報酬は求職者が企業に内定が決まり、入社した後に企業から支払われます
そのため、利用者は料金を一切支払うことなく利用することができるというわけです。

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