私生活にも大きな影響がある転勤。できることなら転職したくないと思っている人も多いのではないでしょうか。
ただ、仕事によっては何度も転勤を命じられ全国各地、下手したら海外に行かなくてはならない場合もあります。
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転勤は基本的に拒否できない
もし転勤を命じられたら、できることなら断りたいと考える人もいるかもしれません。
しかし、残念ながら特別な事情がない限りは転勤を拒否することはできません。
入社時の労働契約で勤務地が限定されている場合は拒否することができますが、正社員として雇用されているほとんどの場合、勤務地を限定していません。
あまり頑なに拒否していると下手したら懲戒解雇される可能性すらあるのです。
関連:転勤、人事異動の拒否は可能?下手したら懲戒解雇に・・・
転勤したくないから転職はあり?
絶対に転勤したくない。でも転勤を拒否することはできない。
そうなった時に転職を考える人もいるかもしれません。
影響が大きすぎる場合はやむを得ない
もし転勤することによる影響が大きい場合は転職もやむを得ないこともあります。
やはり転勤はかなり影響の大きいもの。
本人だけでなく、家族にも様々な問題を引き起こす影響があるでしょう。
仕事が良ければ全て良しなんてことはなく、プライベートが充実することも非常に大切なことです。
ただ、やむを得ない場合であれば、まずは上司に相談してみましょう。
理由が正当と判断されれば、転勤の話をなしにしてくれる場合もあります。
転勤には良いもの、悪いものがある
転勤するかどうかの判断材料に、その転勤が良いものなのか、悪いものなのかという点もいれてみましょう。
会社が社員を転勤させる理由として、出世を見込み経験を積ませる為など良いものもあれば、単なる左遷などの場合もあります。
良い理由での転勤の場合、転職してしまうのはもったいないですし、あくまで教育目的である為、一定期間限定である場合が多いです。
意外に住めば都なんてことも多い
住み慣れた土地から離れて、見知らぬ土地に行くのは嫌だと感じることが多いですが、
実際に住みだしてみると意外になんてことなかったと感じる人もまた多いです。
特に大きな理由がなければ、まずは転勤を受け入れ住んでみるというのも一つの手です。
それでもどうしても嫌だったらその時にまた転職を考えてみればいいのではないでしょうか。
どうしても転勤は嫌、転職のない仕事は何がある?
何をどう考えても、やっぱりどうしても転職は嫌だってこともありますよね。
それはそれで一つの選択肢。
ただ、転職したところで、また転勤を命じられる可能性もありますから、できるだけ転職のない仕事を選ぶべきです。
では、どういった仕事が転勤があまりないでしょうか。
本社しかない会社
まずあまり転勤がないのが、支店、営業所、工場といったものが地方にない、本社しかない会社。
中小企業であったり、大企業でもIT関係などは一定の地域に密集しています。
そういった会社であれば、異動があっても転勤することはなく済みます。
本社に集約している仕事
たとえ支店などが地方にもある大企業であっても、仕事の内容によっては転勤がほとんどなくなります。
例えば、法務や総務、経理、知的財産といった職種であれば仕事は本社に集約されている場合が多いです。
もちろん、転職の場合はこれまでの経験も重視される為、大幅な職種変更が難しい場合もありますので、自分の職種に応じて転勤の可能性があるかないかをそれぞれの会社について調べてみましょう。
限定正社員
働き方の一つとして、無期雇用の正社員であっても勤務地や労働時間などが限定される限定正社員という働き方があります。
特に、地域を限定している求人は多くあり、転職できないという人にとっては選択肢の一つになるでしょう。
ただ、転勤ありの総合職から比べると給与面や昇進の面で劣ってしまう場合も多く、その点を受け入れる必要があります。
地方公務員
地方公務員は、働く場所が基本的にその自治体内だけである為、転勤があってもそんなに遠方にはなりません。
また、都道府県ではなく市町村のほうがより働く可能性がある場所はより狭くなる為、引っ越しが必要な転勤はほぼなくなるでしょう。
ただ、まれに教育の為に他の自治体に転勤となる場合もあるそうです。
転職サイトでは転勤なしで探すことも可能
家庭の問題など、様々な理由から転勤できないという人も多いのではないでしょうか。
家庭を犠牲にしてまでその仕事を続ける必要はありません。
ですから、思い切って転職してしまうのも幸せになる為に必要なことの一つであると言えます。
転職サイトでは、転勤なしの仕事をピックアップして探すことも可能です。
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