紹介予定派遣の倍率をみると、正社員になることが難しいことがよくわかる

通常の派遣に比べて正社員になりやすい紹介予定派遣。

ただその派遣として働くためには選考があり、高い倍率を潜り抜けなくてはならないという難点があることを忘れてはいけません。

本記事では紹介予定派遣の倍率がどの程度あり、実際に申し込みから正社員にたどりつくまではどれくらい高いハードルがあるかを紹介していきます。

関連記事

 

主要転職サービス公式

doda
(転職サイト・エージェント)
・満足度No.1の総合サイト
・機能、求人数が充実

公式 

リクルートエージェント
(転職エージェント)
・成功実績No.1
リクナビNEXTと連携可

公式 

ハタラクティブ
(転職エージェント)
・第二新卒・既卒対象
・フリーターもOK

公式 

ミイダス
(転職サイト)
・スカウトタイプ
・オファー待つだけで簡単

公式 

色々な転職サービス情報はこちら

紹介予定派遣の倍率、合格するのは中々難しい

登録型派遣と違って紹介予定派遣では筆記試験、書類選考、面接などで選考することが認められています。

ですので紹介予定派遣として働く為には、まずはその選考に受からなくてはなりません。

そしてその選考は中々の難関。決して簡単に受かるようなものではなく、中々難しいのです。

紹介予定派遣の倍率は平均でも4倍

厚生労働省の「労働者派遣事業報告書の集計結果」によると、紹介予定派遣に申し込んだ人数は149,818人。そのうち実際に派遣されたのは38,239人。割合にすると25.5%の人しか実際には派遣されていません。

すなわち倍率としては約4倍。およそ4人に3人は紹介予定派遣として働きたくても働くことができないのです。

決して簡単ではありませんよね。

大手企業の求人なら倍率は数十倍になることも

4倍というのはあくまで平均であって、大手企業の求人なら倍率は数十倍に跳ね上がります。

紹介予定派遣なら大手企業に直接雇用される可能性が高くなるなんて言われています。

もちろん転職して実現するよりかは難易度は下がるかもしれませんが、そもそも働くことは決して簡単なことではないのです。

紹介予定派遣を利用する為に越えなくてはいけない二つのハードル

紹介予定派遣を利用する為には、まず社内選考を通過しなくてはなりません。

これに受からなければ派遣先の選考に進むことができません。

社内選考に通過すると今度は派遣先での書類選考と面接が行われます。

紹介予定派遣で行われる面接は、登録型派遣の顔合わせとは違って完全に選考を目的にしている面接です。

志望動機や退職理由、強みや弱みなど、通常の正社員の面接と同様に多くのことを聞かれますし、しっかりアピールできなければ普通に落ちてしまいます。

ようするに紹介予定派遣として働く為には、社内選考と紹介先選考の2つのハードルを越えなくてはならないのです。

もし働けることになっても正社員になるのは中々難しい

なんとか選考に合格し無事紹介予定派遣で働くことができたとしても、正社員になれることは一切保証されていません。

ここからもまだまだ多くのハードルが残っていま。

直接雇用される人は半数しかいない

紹介予定派遣として働いた人のうち、直接雇用された人は38,239人中19,008人。割合にして49.7%にすぎません。

2人に1人は、せっかく選考に通って紹介予定派遣として働き始めても6ヶ月でまた仕事がなくなってしまっているのです(紹介予定派遣の最大派遣期間は6ヶ月)。

派遣社員本人が断った場合もありますが、能力・態度などを理由に直接雇用を断られてしまうケースは少なくないのです。

正社員として直接雇用される人はさらに少ない

さらに直接雇用された半分のうち、正社員として雇用されたのは約半数であるというデータもあります。

紹介予定派遣からの直接雇用は正社員でなければいけないなんてことはありません。契約社員として採用される人は多いし、バイトやパートなんて人もいます。

直接雇用=正社員と考えていると痛い目を見るので注意が必要です。

倍率の高い紹介予定派遣に合格し、派遣先の会社に直接雇用してもらい、なおかつ雇用形態は正社員にしてもらって、初めて紹介予定派遣から正社員という形になるのです。

紹介予定派遣に申し込んだ人のうち正社員になれる人の割合はたったの6.3%

紹介予定派遣として働ける人の割合が約25%。そのうち直接雇用される人の割合が50%。さらにそのうち正社員として雇用される人の割合が50%。

これら全てを考えると、紹介予定派遣に申し込んだ人のうち実際に正社員として働くことができる人の割合はたったの6.3%であるという結果になります。

倍率で考えると約16倍です。

この数字だけ見れば、かなり難しいことだというのは目に見えてわかりますよね。

正社員として働く前に雰囲気がわかる、未経験でも挑戦しやすいといったメリットは確かにありますが、正社員になりやすさという観点でみると決して恵まれているわけではありません。

正直倍率で言えば、中小企業の中途採用に応募した方がよっぽど現実的です。

正社員になりたいと考えているなら、まずはより確実な方法を

もしあなたが正社員として働きたいと考えているなら、ぜひ確実性のある方法をとってください。

紹介予定派遣が悪いとは言いません。確かに色々なメリットがあります。

しかし倍率は高い上、結果がでるのは派遣終了後なので時間もかかるといったデメリットを忘れてはいけません。

自分がいつまでにどうなりたいか、その為にはどうすればいいかをしっかり考え、それが実現できるより確実な方法を選び実行するように心がけましょう。