会社に行ってもする仕事がない社内ニート。
仕事もろくにしないでだらだら過ごすだけでお金を貰えて羨ましいなんて言う人もいますよね。
実際はそんなに良いものではありません。
社内ニートでいることは辛いことがほとんどで、将来的にもデメリットが大きい為、万が一社内ニートになってしまったらすぐに脱出する為の行動を起こさなくてはいけません。
目次
実は辛い社内ニート、若手社員にも増加中
会社にいながらもする仕事がないというのは、実は相当辛いこと。
仕事がないわけですから残業はしないでしょうが、それでも1日8時間で週5日。
それだけの時間を何もせず過ごすなんて苦痛以外の何物でもありません。
暇で時間が経つのが遅いし、周りが仕事をしているのに自分だけ何もすることがなくて居心地も悪い。
仕事をしているふりをするにも限界があります。
そんな社内ニートですが、多くの人は40代後半や50代の中高年の人をイメージすることが多いと思います。
ただ実際は中高年だけに起こりうるわけではありません。
20代、30代の若年層でも社内ニートになる人が増加しており、会社でかなり辛い思いをしている人も多いのです。
社内ニートでいることの問題は暇が辛いことだけではない
社内ニートでいることの問題は、単に暇すぎて辛い、居心地が悪くて辛いというものだけではありません。
特に若手で社内ニートの人は長い目でみてもデメリットしかないことに気づきましょう。
スキルが何も身につかず同年代に置いて行かれる
社内ニートとして何もせずただ時間を潰している間はスキルなんて何も身につきません。
一方で周りの同年代はばりばり仕事をしています。
当然どんどん差はついていく一方。社内ニート期間が長引けば長引くほどに置いていかれていくことになってしまいます。
年齢相応のスキルを身につけていなかったり、実績を積むことができなければいざ転職する時にもアピールするものがなくなってしまい、どうにもならなくなってしまう可能性があるのです。
いずれは真っ先にリストラ対象
とりあえずはすぐにクビになったりするようなことはないでしょう。
会社側はそう簡単に社員をクビにはできませんからね。
ただもしこのまま年をとり、そして会社が赤字に陥って人員削減が必要になった時、間違いなくすぐにリストラ候補として名前が挙がってしまいます。
中高年でこれまでたいした仕事もしてこなかったのでスキルなし。
そんな状態でリストラされてしまったら、かなり苦労することになるのは目に見えていますよね。
精神的ストレスはどんどんきつくなる
社内ニートでいると精神的なストレスはどんどんきつくなるので、そもそも働き続けることもできなくなります。
最初は暇で楽と思っていても、時間が経つうちに絶対辛くなります。
毎日仕事をしているフリをして、やらなくていいような仕事で時間を潰す。
周りからは冷たい目で見られて会話もあまりしてもらえなくなる。
自分の成長を感じることもできず、ただお金の為だけに会社に行く日々。
辛くて当然です。
実際以前はあえて仕事を与えず退職に追い込む追い出し部屋というパワハラ行為もありました(今もどこかの企業であるでしょうが)。
クビにはできないから自己都合で退職させる為に行うのです。
社内ニートからはできるだけ早く脱出しなくてはだめ
このように社内ニートでいることにはデメリットしかない為、できるだけ早く脱出しなくてはいけません。
長引けば長引くほど抜け出すことが難しくなってきます。
まずは上司に相談、とにかく仕事がしたいとアピール
社内ニートを脱出する為には仕事を振られなくてはだめ。
自分で仕事を探すと言っても限界がありますから、上司に適切に仕事を与えて貰えなければどうしようもありません。
だからこそ上司に相談してとにかく仕事がしたいことをアピールして下さい。
いつかは仕事を与えて貰えるはずと期待して待つようなことは止めましょう。
確かにしばらく我慢していれば解消する場合がないわけではありませんが、解消せず長期化してしまう場合もあります。
ですからより確実に解消できる手段を行ってください。
解決しないならすぐに転職活動。仕事を変えることを目指す。
上司に相談しても解決しないのであれば、転職活動を始めましょう。
もうその会社、その仕事に見切りをつけて仕事を変えることを目指すのです。
相談したのに結局仕事を与えられないままであったり、簡単ですぐ終わる仕事しか与えてくれないなんて異常。
そもそも理由もなく仕事を与えないなんてパワハラですからね。
そんなおかしな会社にしがみつかず、もっと活躍、そして成長できる仕事を新たに探した方が絶対にましです。
そのまま放置は絶対にダメ。いずれ絶対後悔する。
もし社内ニートになってしまった場合にやってはいけないのは、そのまま放置して我慢してしまうこと。
特に若手の人にとって、そのまま何もせず時間を過ごし続けるのは非常にリスクがある行為です。
上司への相談、異動、転職。とにかく何でもいいから今の状態を抜け出す為に、何かしらの行動を起こしましょう。
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