あなたは、会社で上司や先輩からパワハラを受けていませんか?
パワハラを受けることは非常に辛いことであり、長く続いてしまうと心を病んでしまうことにもつながります。
しかしながら、パワハラを受けている多くの人は、限界になるまで耐えるという形を選んでしまっています。
耐える以外の対策方法についても知っておく必要があります。
今回はパワハラを解決する為の対策方法を紹介していきます。
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パワハラの状況や影響
パワハラの近年の状況や、パワハラが及ぼす影響について紹介します。
パワハラの相談件数は年々増加、相談内容は精神的な攻撃が半数以上
以前の記事、パワハラの定義やパワハラ上司の事例、あなたの職場は大丈夫?でも紹介していますが
労働局へのパワハラ相談件数は以下のグラフの通り、かなり増加しています。
引用:厚生労働省
そして、相談件数のうち、その内容として最も多いのは、精神的な攻撃が55%と、半数以上を占めています。
精神的な攻撃というのは、人の前で怒鳴ったり、馬鹿にしたりといった行為です。
指導なのか、それとも指導の域を超えたパワハラなのか。
そこの線引きが難しく、やっている本人は単なる指導だと思っていても、されている側がパワハラと感じてしまっているような、食い違いもよくあります。
職場への影響
パワハラは職場に様々な悪影響を及ぼします。
まず、直接パワハラをされている人は、多大なストレスによってうつ病などの精神疾患に陥る可能性があったり、能力を発揮できなかったりといったことにつながります。
直接されていなくても、周囲にも悪い影響があります。今は直接自分がされていなくても、されるかもしれないという不安感、そして会社自体への不信感につながり、モチベーションの低下や離職率のアップにつながります。
会社自体への悪影響はかなり大きいです。パワハラの事実が発覚した場合、損害賠償だけではなく、マスコミなどで報道されることにより信用がなくなってしまうことにつながります。
こういった悪影響がありますから、本来、パワハラに対して個人が解決する為の対策を考えるのではなく、会社として解決することを対策を考え、手を打っていかなければならないことです。
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パワハラを解決する為の対策方法
もしあなたがパワハラをうけて悩んでいるのであれば、これから紹介する対策方法のなかで、できるものを実践してみてください。
対策方法①:パワハラであることを気づかせる
あなた自身がパワハラを受けていると思っていても、パワハラをしている自覚がないこともあります。
パワハラをしている側の人は、愛情をもって指導しているとなんていうことを思っている場合もあります。
ですから、その本人にパワハラであるという事実を気づかせることが大事です。
パワハラは相手が抵抗しない場合にエスカレートするので、抵抗する意味も込めて、直接その行為がパワハラであると伝えるのもいいと思います。
もし言いにくいのであれば、他の人に相談して言ってもらうだとか、周囲に相談するのがいいでしょう。
ただ、私の経験から言えば、最初は伝えることによっておさまるのですが、本人の性格から、再度同じような状態に戻ってしまうこともありますので、注意しておいたほうがいいです。
対策方法②:味方を増やす
パワハラを受けているのはあなただけではない場合があります。
また、パワハラを直接うけていなくても、周囲で不快に思っている人がたくさんいるでしょう。
そういった人に相談し、味方をつくっておきましょう。不満を持っている人も多くいる為、そう難しくないでしょう。
最終的に、パワハラ被害としてさらに上の人であったり、社内の専用窓口に訴える時には味方が多いほうが話が通りやすいです。
特に精神的な攻撃の場合には、指導なのかパワハラなのかの区別をつけることが困難であることが多い為、一人の意見ではなく、大勢の意見としたほうが通りやすいです。
対策方法③:さらに上の上司に言ってしまう
具体的な行動として、パワハラをしている上司のさらに上の上司に相談することがあげられます。
パワハラ自体、会社に不利益をもたらす行為ですから、上の人で経営陣に近い人ほど気をつけていることが多いです。
ただ、怒鳴られるのは指導の一部であって当然といった昔からの考えを持っている人も多いため、解決にいたらないこともあります。
相談する人の人物像を考慮して相談するか決めましょう。
対策方法④:社内の窓口に相談
大きい会社だと、社内に専用の窓口があることが多いです。
こういった所が、実際に解決に動いてくれることも多いですから、活用しましょう。
知識を持った専門の人が対応してくれるので、安心して任せてみるのも手です。
対策方法⑤:転職する
どうにも解決できない場合はあります。そんな時は、さっさと転職することをおすすめします。
転職することに、なかなか踏み切れない人も多いみたいですが、
最近では30歳代での転職経験者は6割以上にのぼるというくらい普通のことですから、会社を辞めるという勇気を持つことも大事なことです。
辞めることを恐れてはいけません。
まずは第一歩として、リクナビネクストなどの転職サイトを色々と見てみましょう。
対策方法⑥:パワハラの証拠を記録する
これは、誰かに相談する場合でも、会社を辞める場合にも大事なことですが、しっかりパワハラの証拠を記録するようにしてください。
怒鳴っている時の音声をこっそり記憶すること、パワハラを受けた日時やどんなことをされたかをメモに記録しておくことを実施してください。
相談する時には、その証拠によってしっかり動いてくれることにつながりますし、会社を辞めざるを得なくなった場合にはその証拠をもとに訴えることもできます。
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辞めることは悪いことではない
これまでパワハラの対策方法をいくつか紹介してきましたが、会社を辞めるといった行為を逃げる行為だとし、なかなか動けない人もいるかと思います。
ただ、辞めるという行為はなんら悪いことではありませんし、より幸せになる道を選ぶ為の前向きな行動です。
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