転職理由として、年収アップを理由にしている人は多いことでしょう。

ただ、あまりに給料だけを意識しすぎて、何も考えずに飛びついてしまうのは危険な行為です。

給料が高い会社には意外な落とし穴があるかもしれないことを、今回は紹介していきます。

 

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給料だけで転職先を決めると後悔するかも

2020年のdodaの調査では、「給与が低い・昇給が見込めない」ことが転職理由の第1位として挙がっています。

緊急事態宣言などの影響により業績不振となって、給与が減額されていることが大きな理由だといえるでしょう。

そんな最中だからこそ、このご時世で高給をうたっている企業には、働くうえで何か不都合がある可能性が高いとアンテナを張るべきです。

仕事内容、やりがいなど、給料以外の労働条件も給料と同じくらい重要であり、どれか一つに偏った選び方をすると後悔する可能性が非常に高くなります。

下手をしたら、たとえ給料が上がったとしてもすぐに辞めることになるかもしれません。

給料が高い会社によくある危険

給料の高さは社員にとって魅力的、かつモチベーションアップに繋がりますが、会社側から見れば人件費がかさみ、利益を下げる要因になります。

そういった背景から、給料が高い反面、特に中途採用では以下のような落とし穴があると懸念すべきです。

激務の長時間労働

転職時に提示される年収では、ほとんどの場合残業代込みの金額になっていることが多いです。

そのため、もしかしたら年収が高い原因は単に残業が多いだけなんてこともあるかもしれません。

月収が50万円を超えるけれど、そのうち20万円が残業代なんて人も実際にいますしね。

親切に「固定残業代込み」などの表記があれば別ですが、そうでなければサービス残業ありきで計算されていることもあります。

たとえ高給でも、長時間労働はやはり限界があるものです。

求められる能力が高すぎる

会社にとってみると、それなりに高い給料を出すのであれば、その分の成果を収めてもらわなければ割に合いません

当たり前のことですが、20万円の社員に対して求めることと、50万円の社員に求めることは違ってきます。

たとえば職種でいえばコンサルタント、大規模展開をしているグローバル企業などはそのような傾向にあります。

給料が高い会社に転職したものの、求められる能力が高くてついていけず、大きなストレスを感じ、結局辞めてしまう人もいるのです。

私の知り合いには周りのレベルの高さに押しつぶされて、うつ病になってしまった人もいます。

昇給が全くない

中途採用時に高い年収を提示することは、優秀な人材を確保するためにも効果的な手段です。

特に需要の高い20代の若者たちに対して、平均以上の高い年収を設定しているケースはよく見られます。

入社時点の年収は高くても、その後どんなに成績を挙げ勤務年数を重ねたところで、昇給していかない会社もあるので気をつける必要があります。

こういった求人に釣られないためにも、事前に会社の口コミサイトなどで内部事情をチェックしておくと良いでしょう。

ほぼ不可能な歩合制

営業職などの歩合制になりやすい職種のモデル年収は、あくまで理想的な成果を挙げることを前提に設定されている場合があります。

もちろんその通りに結果を出せる人もいるでしょうが、中にはモデル年収の半分程度しか貰えないことも決して少なくありません。

「年収700万円以上も可能」なんて言われておきながら、実際は400万円以下だったなんてことになるとやってられませんよね。

単なるブラック企業

求人や面接では高い給料を出すと言っておきながら、実際は全くの嘘だったというブラック企業も残念ながら存在しています。

入社前には雇用契約書で正しい給料を提示することが労働基準法で定められていますが、それすら嘘をついてくることもあるようです。

内定を承諾して、いざ労働契約書を提示されたときに騙されたと気づいても、すでに前職を辞めていて入社せざるを得なくなってしまったり、短期離職によって職歴を汚したりするのが嫌で、しばらくは働き続けることを選んだりする人も少なくありません。

そんな労働者側の心理を利用した、ひどいブラック企業があるということを覚えておきましょう。

初任給が高い会社も怪しいのか?

では、新卒の初任給の場合はどうなのでしょうか。

結論からいうと、初任給の高さは必ずしも怪しさに直結するとは限りません。その理由を一緒に確認していきましょう。

人気のベンチャー企業である

めきめき成長を遂げている企業では、業績が好調なので自然と初任給も高めに設定されます。

しかしその分、企業側はできるだけ優秀な人材を確保したいため、採用の競争率はかなり高くなることを覚悟しましょう。

無名な企業である

逆に無名な企業も、給料を高くすることで人の目に留まるよう工夫していることがあります。

しかしこういった企業は少数精鋭で研修制度なども整っていないケースが多いので、新卒でいきなり大きな仕事任されて、大変な思いをするリスクも考えられます。

やっぱりブラック企業

そして、やっぱりブラック企業である可能性も避けられません。

ブラック企業は過酷な労働環境ゆえに人材の出入りが激しいため、常に人手不足に陥っています。

そこで、まだ世間に無知である新卒を高給で釣り、できるだけ元気で忍耐力のありそうな若者を確保しようとするのです。

転職時にはしっかり情報収集を

転職理由の第一希望が給料アップであるならば、なおさらその背景になにか隠れていないか慎重になる必要があります。

もちろん、警察官や医者といった危険を伴う職業が高給になりがちなのは常。

しかし一般企業で高給すぎるならば、裏に何らかの事情が隠れているかもと疑問を持ち、安易に飛びつかないでください。

安心して年収の高い職に就きたいなら、会社の口コミサイトや転職エージェントを活用して、じっくり情報収集をしてから転職を決めましょう。

 

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