納期に間に合わない辛さから仕事を辞めたい。問題はあなたでなく会社にある場合も。

プログラマーやシステムエンジニア、ライターやデザイナーといった仕事には基本的に納期があります。

その他にも決められた期日までに仕事を完了させて提出したり、納品をしたりしなくてはいけない仕事も多くあり、日々納期に追われてしまっているという方もいます。

中には、納期が間に合わず、辛すぎて辞めたいと考える方もいることでしょう。

確かに、納期を守るのは社会人として大切です。他の人が無理なく取り組めるスケジュールなのに、あなただけ納期に間に合わないなら、少し努力が足りないかもしれません。

しかし、状況によっては、納期が間に合わないのはあなたのせいではないこともあります。

そこで本記事では、納期が間に合わない原因が自分にある場合と会社にある場合について解説します。

納期が間に合わない時の対処法についてもお話するので、いま納期に追われている方は、本記事を読んで自分を見つめ直していきましょう。

納期に間に合わない辛さから仕事を辞めたいという人は意外に多い

納期に間に合わない辛さから仕事を辞めたいという人は意外に多い

納期に間に合わないから仕事を辞めたいと考える方は、決してあなただけではありません。

実際、納期がある仕事に就く方の中には、「納期に間に合うかが不安で眠れない」「納期に間に合わず怒られることばかりで辛い……」などの悩みを抱える人が多いのです。

納期が間に合わないことで罪悪感を抱え、他の業務中でもプライベートでも納期で頭がいっぱいになってしまうのは真面目に仕事へ取り組んでいるからこそ起きることでもあります。

そんな日々を過ごすくらいなら、退職を選択肢に入れるのは当然です。

ただ、その一方で「納期に間に合わない辛さを理由に仕事を辞めて良いのか?」と悩む人もいるでしょう。

あなたが、納期を理由に退職・転職を考えているなら、まずは納期に間に合わない原因が「自分にあるのか?」「会社にあるのか?」を知る必要があります。

そして、会社にあると分かったのなら、納期に間に合わない辛さを理由に転職しても問題ありません。

では、次の項目で納期に間に合わない原因を探っていきましょう。

納期に間に合わないのはなぜ?原因はあなたではなく会社にあるかも。

納期に間に合わないのはなぜ?原因はあなたではなく会社にあるかも。

納期に間に合わない原因は、必ずしもあなたにあるとは限りません。

場合によっては会社に原因があるかもしれないので、この項目では自分と会社のどちらに原因があるのか、間に合わない原因から探っていきます。

自分がどの原因に当てはまるのか、チェックしながら読んでみてください。

自分自身に原因がある場合

まずは、自分自身に原因がある場合です。

以下の4つのいずれかに該当している場合は、あなたの頑張り次第で解決するので、一旦退職・転職は考え直した方が良いでしょう。

納期までのスケジュールの立て方が甘い

仕事が納期に間に合わない原因として、まずスケジュールの立て方が甘いことが挙げられます。

何の作業にどれくらいの時間がかかるか正確に把握できていなかったり、想定外の作業が発生した場合の時間を考慮せず、ギリギリのスケジュールを立ててしまったりすると、後になって自分の首を絞めてしまいます。

細かいスケジュールを立てていないがゆえに、納期に間に合わないとなっているなら、まずは詳細なスケジュールを立てるようにしてください。

急な仕事や用事が入ってくる可能性もあるので、その時間も考慮して余裕を持ったスケジュールにしましょう。

仕事は自分ができると思っている時間の、1.5倍の余裕を持つようにするのがおすすめです。

やりたくないことを先送りにしている

苦手な仕事など、やりたくない作業をつい後回しにしてしまうことも、納期に間に合わない原因のひとつです。

嫌な仕事や何だか気が進まない仕事を後回しにしたい気持ちは分かります。

しかし、後回しにしたとしても、最終的にはやらなければなりません。

納期がギリギリになり焦っているのに、残っているのは苦手な仕事といった状況になると、さらに気持ちに余裕がなくなります。

また、やりたくない仕事を後回しにしていると、常に「やりたくないけどやらなきゃ」という気持ちでいるので、常に嫌な仕事に追われている感覚になるのです。

気が進まない仕事ほど早めに終わらせた方が、ほかの仕事もスムーズに進むでしょう。

日によってやる気にムラがある

日によってやる気にムラがあることも、納期に間に合わない原因のひとつとして挙げられます。

最初のうちは調子が良くて予定通り進められていたのに、後からやる気が下がってペースダウンし、納期に間に合わなかったといったケースは意外に多いのです。

もし、あなたが仕事へのやる気にムラがあると感じているなら、そのムラを直すか、それも想定してスケジュールを組むようにしてください。

仕事の安請け合いをしている

自分が抱えている業務量や依頼された仕事に要する時間を考えず、二つ返事で依頼を受けていると、結果的に間に合わないという事態が起きてしまいます。

また、「相手の気分を害してしまうのではないか」「期待を裏切ってしまうのではないか」という不安から仕事を断れず、無理に引き受けて間に合わないというケースも多いでしょう。

確かに、自分に仕事を振ってくれているのに断るのは気が引けるものです。

しかし、間に合わないとなれば結局は迷惑をかけてしまいます。

仕事を受ける際は、必ず期限までに提出できると分かってからにしてください。

会社に原因がある場合

続いては、会社に原因がある場合について解説します。

以下の2つのケースのいずれかに当てはまっているなら、あなたの頑張りで解決する問題ではありません。

転職を考えて、いまの環境から抜け出した方が良いでしょう。

慢性的な人手不足である

慢性的に人手不足な会社にいると、納期に間に合わないのは仕方がありません。

なぜなら、作業に対して人手が不足し続けていると、1人あたりの仕事量はどんどん多くなっていくからです。

また、そのような環境に限界を迎えた社員が退職してしまったり、採用にコストを避けずに人を集められなかったりすると、ますます人手不足になり納期に追われるようになります。

人手不足は会社側に問題があるので、ひとりの頑張りではどうにもなりません。

会社が一向に人手を増やそうとしないなら、転職を検討して身を守るのも大事です。

上司から振り分けられる業務量が多すぎる

納期に間に合わないのは、上司が割り振る仕事量が多いことも原因です。

例えば、仕事の振り分けが均等でなければ、一部の社員が業務過多になります。

上司の管理職としての能力が不足していて、特定の社員にばかり業務を押し付けていたり、残業時間を無視した業務量を割り振っていたりする場合は、納期に間に合わなくてもあなたのせいではありません。

可能なら、部署の異動を願い出てみるのも方法です。

それが叶わないなら、転職を検討した方が良いでしょう。

納期に間に合わないことに悩むあなたに試してほしい対処法

納期に間に合わないことに悩むあなたに試してほしい対処法

納期が間に合わず仕事を辞めたいと考えているからといって、すぐに退職するのは避けた方が良いでしょう。

というのも原因次第では、いまの仕事を辞めなくても解決する可能性があるからです。

納期に間に合わないと悩んでいる方は、まずは以下の対処法を実践してみてください。

計画的に仕事を進める

仕事を引き受けたら、まずは無理のないスケジュールを立てて、できるだけその計画通りにこなしていくことが大切です。

また、納期ギリギリに完了すれば、仕事に不備がないか見直す時間がなくなります。

最終確認の時間も確保できるように、時間に余裕をもって計画を立てるようにしてください。

ある程度時間に区切りをつけて「この仕事はこの時間には終わらせる」というように、終わりを明確にするとスムーズなスケジュール管理ができるでしょう。

反対に区切りをつけないままだと、1つの業務に長々と時間をかけてしまい、無駄な残業が発生する可能性があるので注意してください。

仕事を終わらせる時間を決めると、自然に効率的に業務を進める方法が身に付くので、実践してみると良いでしょう。

早めに仕事に取り掛かる

仕事を間に合わせるためには最初が肝心です。

素早いスタートダッシュで取り掛かるようにしてみましょう。

特に、取り掛かり始めは仕事の全体像を把握し、やるべき作業や所要時間を見積もることがメインです。

早めにやっておくことで、まず何をすべきかが明確になりスムーズに進められるようになります。

スタートダッシュを切れれば、余裕を持って仕事を進められるため、必然的にトラブルも起こりにくくなるでしょう。

何だか気が進まず、先延ばしにしたいと思う仕事があったとしても、早め早めの行動を意識して、締め切りより前に仕事を終わらせるようにしてください。

仕事の進め方を見直す

仕事に時間がかかり過ぎて間に合わなくなっている場合は、仕事の進め方を見直すと効果的です。

自分がやりやすいと感じているやり方でも、見直してみると実は効率の悪いやり方だったというケースがあります。

そして、仕事の進め方を改善するだけで、スピードや質を高めることもできるので、まずは一度仕事の進め方を見直すようにしてみてください。

自分の能力やキャパシティを超える仕事を引き受けない

自分がいま抱えている仕事をこなし、なおかつ頼まれた仕事を納期までに終えられるという自信がない場合は、仕事を断ることも大切です。

引き受けるべきかどうか自分で判断するのが難しい場合は、上司に相談してみるのも良いでしょう。

また、自分の能力以上の仕事を引き受けないと決めておくのも大切です。

自分の能力でこなせないレベルや量の仕事を受けていると、どうしても時間がかかってしまいます。

「どれくらいの仕事量ならこなせるのか」「どういう仕事ならできるのか」を自覚し、受ける仕事を選ぶ勇気も必要です。

頼まれたからといってすべての仕事を受けるのではなく、能力以上の仕事は断るようにしてください。

納期に間に合わない原因が会社にあるなら、今の仕事を辞める選択肢もアリ

納期に間に合わない原因が会社にあるなら、今の仕事を辞める選択肢もアリ

改善策を試しても納期に間に合わなかったり、ほかの人より仕事のスピードが遅かったりする場合は、その仕事が向いていないという可能性があります。

ストレスを感じながら無理に仕事を続けると、うつ病などの病気に繋がってしまう恐れがあります。

「仕事が間に合わないのは自分の能力が足りないから」と落ち込まず、適性のある仕事への転職を検討してください。

また、納期に間に合わない原因が会社や職場にある場合は、異動希望を出したり、転職を検討したりする方が良いでしょう。

人手不足で仕事量が多く、そのせいで納期に間に合わないのはあなたの責任ではありません。

そのことでストレスを感じながら働くのはすごく辛いので、もっと良い条件で働ける部署へ異動したり、会社に転職したりしてください。

とはいえ、異動希望が通るのはかなり難しいし、そもそも人手不足の会社であると部署を変えても改善されない可能性が高いのは事実です。

その場合は、やはりいまの職場を退職して、別の会社へ転職をした方が確実に解決できます。

納期に間に合わない原因が会社にあるなら、前向きに転職を検討しよう

納期に間に合わない原因が会社にあるなら、前向きに転職を検討しよう

納期に間に合わないと悩んでいる方は、まず納期に間に合わない原因がなにか考えてみてください。

もし原因が自分自身にあると思うなら、今回紹介した対処法を試してみましょう。

また、もしそれでも改善が見込めなかったり、原因が自分ではなく会社にあると感じたりした場合は、前向きに転職を検討してください。

社会人生活は、この先何十年と続いていくわけなので、少しでも充実した働き方ができるように行動するようにしましょう。

納期に追い込まれることなく働けられる職場に転職したい方は、転職エージェントを利用しよう

もし、転職を決意したのなら、転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントなら、転職に関するあらゆる面をサポートしてくれます。

  • 履歴書添削
  • 面接対策&模擬面接
  • 悩み相談
  • 求人紹介
  • スケジュール調整

以上のようなサポートをしてくれるので、あなた一人で活動するより効率良く進められます。

また、各企業の内部情報も把握しているため、納期に余裕がある会社を希望する場合は、それに合った求人を紹介してくれます。

利用料金は無料なので、自分で転職活動を進めるのに不安を抱えている方は、ぜひ転職エージェントを利用してみましょう。