退職を申し出てから退職日までの過ごし方や気まずい中で耐える為の心の持ち方

退職を申し出てから実際に退職するまでには、一般的には1ヶ月、長い場合だと2~3ヶ月ある方もいます。

そして仕事も人間関係も、中々それまで通りとはいかず、それでいてやるべきことも増えるため、その退職までの期間に色々と苦労もあります。

そこで今回は退職を申し出てから退職日までの過ごし方について、やるべきことや心の持ち方といったことを紹介して行きます。

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※1 2020年9月

退職日までの過ごし方、やらなければいけないこと

まずは退職を申し出てから退職日まで、具体的にどういったことをするのかを確認しておきましょう。

退職日までは担当業務はこれまで通り継続

基本的に退職日までは、これまで通りの担当業務を継続して行います。退職を申し出たとしても退職日までは給料を貰っているわけですから当然のことです。

退職後に仕事を引き継ぐ方を困らせない為にも、やるべきことはしっかりやらなくてはなりません。

ただし場合によってはさっさと引き継いで2人で仕事を行うようにだとか、メイン担当ではなくサブの担当としてサポートに回るように上司から指示をされることもあります。

どちらにせよ、退職日まではしっかりと業務をこなさなければなりません。

退職の報告や挨拶回り

退職の報告、そして挨拶回りは同僚のみならず関係部署や関係会社、そしてお客さんにもしなくてはなりません。

会えばあれこれ言われることもあり、何よりかなり時間をとられます。

当然一日ではできないので、退職を申し出て上司から退職することを公開しても良いと言われたら、効率よく色々な方に会うたびにこまめに言っていくことをおすすめします。

一度言っておきさえすれば、当日はメール一本でも問題ありません。

担当業務の引継ぎ

担当業務を退職の申し出以降も継続して行うにしても、いずれは退職してできなくなるわけですから当然引継ぎを行わなくてはなりません。

そしてその引継ぎですが、できれば早めに余裕を持って行いたいところ… でも、そうも行かない場合が多々あります。

業務の引継ぎのタイミングは、後任の方が決まるタイミングや忙しさによって異なり下手したら退職数日前なんてことすらあるのです。

そうなってしまった場合でも最大限スムーズに引継ぎを行うことができるよう、早めに引継ぎ資料作成や整理といったことは通常業務を行いながらも進めていかなくてはなりません。

身の回りの整理

書類の整理、私物の整理、パソコン内に保存してある資料の整理なども徐々に行っていかなくてはなりません。

普段忙しいと中々整理することができず、決して明日明後日でどうこうできるような量ではないので、こまめにやっていくようにしましょう。

各種退職手続き

退職することが決まってから退職までの日に、会社で必要となる手続きは思いのほか多いです。

たとえば退職の申請、退職届の提出、住民税の手続き、退職金の手続き、機密保持契約書等の必要書類の提出といったものが挙げられます。

こういった必要なものをしっかり確認し、空いた時間を使って期限内にしっかり提出しなくてはなりません。

もし提出漏れがあると、退職後にわざわざ郵送する、わざわざ会社に行かなくてはいけないなど、余計に面倒なことになりかねません。手続きはしっかりと終わらせましょう。

次の職場に向けての勉強を進める

退職までの過ごし方の1つとして、次の職場に向けて勉強をすることも良いでしょう。

次に職場が決まっていない方でも将来のための資格取得の勉強などもあります。

転職活動を優先してやりたいケースでは、自分のおかれている現状を把握しして、計画的に転職活動と勉強をすることも可能です。

その際普段仕事で忙しくてできなかった勉強をすることにより、いつもと違った視点で物事を考えることができて、ストレスになりがちな退職までの時間を有意義に過ごすこともできます。

社会人になっても継続して勉強している方は、退職などの時にもそれまで勉強してきたことを考慮して転職先を決めることもできるので、習慣的に勉強をしておくことも大切なポイントです。

勉強する内容としては、今までの同じ職種であれば、より自分を高めることのできる仕事に密着した勉強内容を選択するのと、資格の取得の勉強とがあります。

仕事に密着した勉強では今まで在籍していた会社で身に付けてきた知識や経験などを、メモなどを通して復習してみるのも良い考えです。

次の職場が今まで違ってはじめての仕事内容であれば、その職種や仕事内容についてインターネットや本で予習として勉強しておくと、スムーズに転職できます。

副業をしてみる

視野を広げる意味も含め、気なる仕事がある特技があるという方は退職までの間に副業をやってみるのも良いでしょう。

最近では、副業を許可する会社なども増えてきていて、より自分らしい仕事のやり方が選択できる様になっています。

副業をすることで、今在籍している会社では知ることのできなかったことなどを通して様々な経験ができます。副業で好感触が得られれば、その副業から派生した仕事を自分の職業とすることも可能です。

副業が軌道に乗れば、退職後に副業をしながら転職活動をすることもできて、お金の面で心配することなく転職の活動をできます。

別の副業の良い点としては、自分で仕事の量をある程度コントロールできる点があり、他のことで忙しい時は副業の仕事を減らすこともてきます。

それとは逆に、時間がある時やお金が必要だと感じる時は、普段よりも副業を増やすことで金銭面的にも余裕をもって生活できるでしょう。

副業に関しては、会社によっては禁止されているところもあるので、実際に退職前に副業をしたいと思ったらはじめに会社の副業についての規定を確認する必要があります。

もしも副業を禁止しているケースでは、会社の総務や人事に問い合せて退職までの期間に副業をしても良いか確認すると良いです。

退職までの期間は色々と考えることがありますが、副業をすることで今まで把握できなかった自分の能力や知識などを知ることができるので、新しい次のステップとして副業を試しにやってみるのは良い考えです。

辛いと感じる人が多い退職日までの日々

どうせ辞めるんだから何があっても気にする必要はない。ただ流れにそって最低限のことをやるだけだ。

そんな風に気楽に考えることができれば良いのですが、多くの人はそう簡単に割り切ることはできませんよね。

退職を申し出てから退職日までの1~3ヶ月間というのは、色々とあって精神的に辛いと感じる方がほとんどです。

実際、退職の申し出から退職日までは以下のようなことで辛いと感じるのは、下記の理由ではないでしょうか。

自分の仕事に加えて引継ぎや挨拶回りもあるから忙しい

退職すると決まったからと言って、さっそく引継ぎだけをするだけなんてことにはほとんどなりません。

退職日までは今の仕事を継続して行いながら、徐々に引継ぎの担当者に業務説明等の引継ぎを行うことになるでしょう。

その為、これまで通りの仕事に加えて引継ぎ資料の準備といった業務も加わり、仕事量がより一層増えてしまうなんていうのはよくあることです。

さらに退職に伴い色々な方への挨拶回りもしなくてはいけませんし、人によっては送別会を何度も開かれることもあり、かなり忙しい日々を送ることになってしまうことになります。

逆に仕事が回って来なくて暇すぎるということも

一方であまりにすることがなくなって、暇な日々を過ごすことになってしまう方もいます。

どうせ退職するから任せることはできないと新たな仕事が回って来なくなり、やることがなくなってしまうのです。

暇すぎるというのは時間の経過が遅く、案外良さそうで辛いことです。体力的にではなく精神的にかなりくるものがあります。

色々あって職場での居心地が悪い

退職となった時、皆が皆快く送り出してくれるとは限りません。

嫌みや文句を言ってくるような方もいたり、態度が冷たくなったり、気まずくなったりすることも珍しくはないことです。

また直接そういったことがなくても、自分一人が辞めることによって周りの負荷が高くなったり、仕事が中途半端な状態や難しい状況の中で引き継ぐことになると、後ろめたさや申し訳なさを感じてしまう方もいるでしょう。

そういう居心地の悪い中で退職までの1ヶ月、2ヶ月を過ごすというのは大変です。この場合、その居心地の悪さが退職日までの辛い原因になっている方が最も多いです。

モチベーションの維持が難しく1日が長くなる

退職することが決まっていると、それまで通りのモチベーションを維持することは難しいことです。

仕事で何かを達成する、仕事を終わらせる、新たなことをできるようになるといった目標もなくなり、ただ最低限のことをやって時間を退職日が来るまでの時間をやり過ごすだけになってしまいがちです。

ただそうなってしまうと、1日1日が過ぎるのが物凄く遅いし、仕事が今まで以上に嫌で嫌でたまらなくなってしまいます。手を抜いたことでミスが起き、上司から怒られることが増えたりなんてこともあるでしょう。

退職日までの心の持ち方や行動、辛い気持ちを少しでも減らす過ごし方とは

では退職日までの日々を少しでも楽に、少しでも前向きに過ごす為にはどうすれば良いのでしょうか。

その為の心の持ち方や行動を紹介していきます。

どうせ辞める、どうせもうすぐ終わるということはやっぱり最大の武器

まず大前提として、あなたはもう退職することが決まっているわけです。たとえ誰かに嫌みを言われようと、職場の人との人間関係が悪くなろうと、どうせあと1ヶ月か2ヶ月したら会社を辞めるのです。

「どうせもうすぐ終わる」という気持ちは、やっぱり最大の武器です。そのことを忘れてはいけません。

円満退職を意識する必要はそれほどない

無理に円満退職にこだわると、余計に気を遣ったり、何か人間関係で嫌なことがあると辛くなったりしてしまいます。

しかしよく考えてみて下さい。円満退職できた場合とできなかった場合で、退職後のあなたの人生が大きく変わるでしょうか。

結局は辞めるわけです。ほとんどの人とは一切かかわらなくなるわけです。

もちろん円満退職できた方が良いに決まっていますが、そこに無駄に力をいれたり、悩んだりする必要なんてどこにもありません。

自分の為にも仕事は最後までしっかりやった方が良い

どうせ辞めるんだからと言って、仕事なんて適当にすればいい、どうせ自分は困らないのだからこっそり隠しておけばいいなんてことは思うべきではありません。

やっぱり仕事は最後までしっかりやるべきです。それが自分のためにもなります。

仕事をだらだらするようになると、時間がたつのも遅いし、ばれないかとびくびくすることにもなって、辛い気持ちは余計に増えます。

それに辞めた後も会社生活は続くわけです。だらけて適当に過ごすことに慣れてしまうと、転職してからも苦労します。

仕事は最後までしっかりやった方が、周囲の印象も良く、絶対にあなたにとってメリットが多くなります。

仕事は残してもいい

いる間に仕事を全部終わらせようなんて必要は全くありません。

日常業務に加えて引継ぎや挨拶周りだってしなくてはいけないのだから、やっぱりできないことはあります。

仕事は次の方に残していいんです。できなかったことはできなかったと正直に伝え、任せましょう。大切なのは終わらなかったこと、できなかったことを隠すことです。後任の方はそれがあると苦労してしまいます。

また仕事の優先順位を間違わないように気を付けてください。

仕事によって、退職前ににやっておいた方がいいこともあれば、残しても影響が少ないものもあります。何を優先的に終わらせ、何をお願いするかはしっかり考えてください。

休める日を作って遠慮なく休む

有給休暇が残っているなら、やっぱりできる限り使うべきです。退職してしまえば残っている有給休暇は消滅してしまいます。それは非常にもったいないです。

何より退職日までに休める日が多ければ多いほど、会社に行く日は少なくなるので気が休まりますし、次の休みの日までもなんとか頑張ろうと思えます。

確かに忙しいかもしれません。しかし後任者に任せることを増やしたり、1日の残業を少し増やしてでも休める日を作りましょう。

どうぞ遠慮なく休んで下さい。

自分から次の仕事のことについては話さない

次何するの? と聞かれたら答えてもいいですが、わざわざ自分から次どこの会社に転職するだとか、どんな仕事をするなんてことは話さないようにしましょう。

反感を買ったりイラ立たせたる原因です。

次のこと以外でも「退職することになりました」という報告以外、退職について自分からわざわざ触れなくていいです。話すのは聞かれた時だけです。これまでと変わらず、普段通り過ごしましょう。

嫌み、嫌がらせは適当にスルー

人によっては報告や挨拶に行った時に嫌みを言われたり、あれこれと嫌がらせまがいのことをされりもします。

もうあらかじめ言われるであろうことは覚悟しておいてください。そして言われた時は適当にスルーして、心の中で笑って下さい。

そんなくだらない低レベルなことに、あなたがへこむ必要なんてありません。

どうしても退職日までもたないとなったら有給休暇取得で退職日を迎える

もしあまりにひどい嫌がらせをされるだとか、ストレスが多すぎて辛いとなったら、有給休暇を使って休むだとか、もはや最終日まで全て有給休暇消化で終わらせて退職日を迎えるということだってできます。

有給休暇は労働者の権利。退職日が決まっていると時期がずらせないので、会社はとらせるしかありません。

しっかりと引継ぎを行うだとか、できるだけ迷惑をかけないように準備をして退職をするというのももちろん大切ですが、何より健康が大事。もたないと思ったら自分を守る為の行動をとるべきです。

退職の意思を伝えるのを早くしすぎない

退職までの行動として、退職の意思を会社に伝えることが挙げられますが、このタイミングを早くしすぎないことでストレスを最小限にして退職の日を迎えることができます。

実際には、これ以上会社にいられないと考える方もいて、すぐに会社に退職の意思を言いたい方もいますが、それでもいつ会社に退職の意思を伝えて実際にどの時期に退職するか計画的に実行できれば、退職までのストレスも少なくて済むでしょう。

もしも気持ちに余裕の少しでもある方は、上司や同僚などに自分が退職を考えていることを相談して、どのような計画で退職をするのかや、実際に退職すべきかどうなのかも含めて考えてみるのも良いです。

一時的な気持ちだけで思い立った時に、退職の意思を会社に伝えると後悔する可能性もあるので、慎重に退職については考えるのがおすすです。

退職は1ヶ月前に言えば良いと言われていますが、仕事の状況や円満退社を考え過ぎてしまい2ヶ月、3ヶ月前に退社する気持ちを会社に伝えてしまうと、モチベーションが退職する日までの間でかなり下がることになります。

最後に使える有給休暇などの日数などを考えつつ、退職の意思を伝えてからあまり時間が空かないようにすると気まずさなども少なく退職できます。

最後に

退職まであと少しの期間は、普段に比べて非常に長いと感じられるかもしれません。

しかし、終わってみれば実はなんてことなかったと思うことになる方が大半です。

あと少しで終わります。ぜひ残りの期間を楽しんで行きましょう。

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