転職時の求人広告の見方や見るべきポイント、情報はできるだけ入手しよう

ハローワークを利用するにしろ、転職サイトを利用するにしろ、転職エージェント経由で仕事を紹介して貰うにしろ、求人広告は必ずチェックすることになります。

まず最初に応募するかどうかの判断をする為に、しっかりとチェックすることが求められます。

そこで、今回は求人広告の見方や見るべきポイントについて紹介します。

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まずは知っておきたい求人広告を出す企業の考え方

まずは、求人広告を出す企業の考え方から確認していきましょう。

まずハローワークの場合は求人広告を出すことに費用はかかりませんが、転職サイトの場合は一番小さいサイズでも一定期間内で20万円程度、最も大きいサイズだと100万円を超えます。

当然大きく掲載したほうが人は集まりますし、ハローワークよりも転職サイトのほうが全国から優秀な人材が集まりやすいですが、その分お金もかかるというわけです。

転職エージェントの場合、求人は公開されていませんが各転職エージェントが持っていて、マッチングしていると判断した転職希望者に対して見せるという形になります。転職エージェントの場合は成功報酬として1人入社が決まると、その人材の年収の3、4割程度の額が企業から転職エージェントに支払われるという形になります。

いずれの場合にしろ、企業はできるだけ優秀な多くの人材に応募してもらい、その中から選びたいと考えます。

その為、転職者に嫌がられるような情報はできるだけ書かないようにするか、一見してはわからないように記載する場合があります。当然良いこと、アピールできることは大きめに記載しています。

そこを見抜けないと、いざ入社した後に気づいてその会社を選んだことに後悔することにつながります。

求人広告の見方や見るべきポイント

では、具体的に求人広告の見方や見るべきポイントについて紹介します。

募集職種、仕事内容

まず書かれているのが募集している職種や仕事内容です。

どの職種を募集しているかだけではなく、具体的にどういった仕事をすることになるのかをしっかり確認しなければ、ミスマッチが起こる可能性があります。

同じ営業であっても、同じ設計であっても、必ずしも経験が生きるとは限らないのです。

ですからしっかりその企業で行われている仕事と今回記載されている仕事内容をよく確認しておくことが必要になります。

応募条件

次に記載されていることが多いのが応募条件です。未経験可の場合であればそう書いていますし、必要なスキルや実績がある場合であればそれが記載されています。

記載内容には2種類あり、必須条件と歓迎条件があります。

必須条件

必須条件とは、基本的には応募する為には必要となる条件です。もし全く経験、スキルがなければ受けたところで絶対に受かりません。

ただ、企業が求めている内容に若干劣らない(経験3年以上を求められているが2年の経験しかない)という場合には、意外に受かる可能性もあるので挑戦してみることがいいでしょう。

歓迎条件

歓迎条件とは、その経験やスキルがあれば望ましいとされている条件であり、必ずしもなければならないというものではありません。

ただ、当然持っていないよりは持っている方が選考では有利になります。とは言え転職の選考ではそれ以外の要素が大きい為、ないからと言って諦める必要はありません。

勤務地

支店などのない中小企業であれば勤務地は1箇所しかないことがほとんどですが、大企業の場合は必ずしも本社に勤務するわけではありません。

様々な職種をまとめて募集している場合は、複数の勤務地が記載されていて、自分の応募する職種がどこかよくわからないという場合があります。

この場合は企業に直接聞くか、ホームページ等でどこの事業所になりそうなのかを調べる必要があります。

給与

最も気を付けて確認しなくてはならないのが給与です。

年収で書かれている場合、月給で書かれている場合など、様々ですがほぼ額面の金額となっています。

年収での表記

年収で書かれている場合は、残業手当などの各種手当やボーナスなど全て合算した金額です。

残業やボーナスを含めてどの程度貰えるかというのがわかる点では良いのですが、中には基本給が低くて残業時間が長いだけという場合もありますがそれは見抜くことができません。

また、たいてい400万円から700万円というようにかなりの幅を持たせて書かれています。

自分がどのくらいになるかは年齢やこれまでの実績によって変わってくるので応募する前にわかるのは中々難しいですが、転職エージェント経由であればどの程度になるか聞くと答えてくれる場合があります。

企業によっては、各年齢、勤続年数での参考年収が書かれている場合もありますが、これもその年齢、勤続年数であれば必ずし貰えるわけではありません。あくまでトップクラスの成績を残した人の例であり、もっと低くなる可能性のほうが高いので注意しましょう。

月給での表記

月給の場合は、一般的に残業代などの手当ても含んだ金額です。

この場合注意しなくてはならないのが、年収時の表記同様、基本給と残業手当、各種手当の割合がわからないという点です。

また、ボーナスがどれくらい貰えるかも予想できない為、結果的に年収としてどのくらいになるかがわかりません。

歩合制は要注意

営業職なんかだと歩合制をとっている会社も多く、最低限の月給に加えて想定される歩合給が加算された学が記載されていることがあります。

ただ、その想定というのがかなり厳しいものである場合が多々あり、ほぼその金額を貰うことができないことが多いです。下手したら著しく低い給料で働かされることになるので注意が必要です。

試用期間

企業によっては入社後に3ヶ月から半年程度の試用期間が設定されている場合もあり、試用期間ありと記載されていることがあります。

試用期間では給料等が記載されているものよりも低く抑えられることもあるので、入社前に給料や期間を確認しておく必要があります。

勤務時間

勤務時間はフルタイムであれば7時間から8時間で設定されていて9:00~17:30(休憩45分)といったように記載されています。これが残業なしの時の定時の時間です。

会社によってはフレックスタイム制をとっている会社もあり、そのように書かれている場合があります。

休日

休日数も特に注意しておきたい部分です。年間休日数を記載していればわかりやすく、120日以上あればかなり良いと判断できますが、中には書かれていない場合もあります。

休日の記載方法として、「週休二日制」と「完全週休二日制」があります。

「完全週休二日制」は土日など毎週どちらも休むことができるのものですが、週休二日制は1ヶ月のうちに1回でも休日が2日ある週があれば良いというものなので、最低の場合だと月に5日しか休みがないことになります。

また、完全週休制の場合であっても祝日に休むことができるとは限りません。土日しか休むことができないのであれば年間休日数は108日にしかなりません。

基本的に祝日が休みであったり、夏季冬季に連休がある場合は企業にとってアピールポイントですから、書かないわけがありません。書いていないということはまあそういうことなのです。

福利厚生

福利厚生は労働者にとっては大切なのですが、求人広告からはなかなか読み取れない部分です。

住宅手当や社宅、退職金、カフェテリアプランなどが有る場合は書かれていますが、どの程度の優れているものかまでは書いていません。

求人広告に書いている内容は多少の参考程度にしかならないでしょう。

企業情報

実は意外に大事なのが企業情報です。この部分もしっかり確認しておかなければなりません。

特に名前の聞いたことがない会社であれば絶対にチェックしましょう。

いつ会社ができたか、資本金や従業員数からみてどれくらいの規模の会社か、どういった業種になるのかなどが書かれています。

最終的に応募する場合にはさらに詳しい情報を調べる為にも企業ホームページをチェックする必要がありますが、まず求人広告を見て絞る段階では、この部分を見ることで情報が得られます。

写真

転職サイトでは、職場の写真、働いている人の写真などが載っている場合も多いです。

文字だらけよりも目につくし、明るい写真であれば雰囲気も良さそうに見えます。

企業がなんとか応募を増やそうとする為の一つの手段です。

ただ、応募者視点では得られる情報は何もないと考えてください。写真には明るく写っていても実態は全然違うことが多々あります。

求人広告だけでは不十分、応募前には他にも色々調べる必要あり

ここまでが求人広告に載っている情報です。ただ、はっきり言ってこれだけの情報で入社を決めることなんてできませんし、してはいけません。

他にも多数調べなくてはならないことがあります。

例えば、福利厚生のより詳細な情報、有給取得率、残業時間、休日出勤状況、昇給内容などが挙げられます。

福利厚生面は求人広告だけの情報では不十分ですし、年間休日数が多くても有給取得率が著しく低ければあまりメリットがなくなります、残業時間や休日出勤が多すぎるとかなり働きにくいです。また入社時点では年収がアップしても、昇給が全くなければ意味はありません。

応募するにあたり、こういった情報を全ては集めることができなくてもできるだけ多く集めなくてはなりません。

もちろん自力では調べることができないこともありますが、転職エージェントに聞いたり、内容によっては企業に直接聞くことも可能です。

転職サイト、転職エージェントは上手く使おう

転職サイトは求人を探すだけではなく、自分の強み市場価値の診断ができたり、スカウトサービスを使えば好条件の非公開求人からオファーを貰うことができたり、場合によっては書類選考や1次面接が免除となる場合もあります。

また、転職エージェントではキャリアの相談にのってくれたり、履歴書の作成補助、面接の練習といったものをしてくれますし、何より自分に合った仕事、自分が希望している仕事を多数紹介してくれます。

転職エージェントとの面談は土日でも可能である為、働きながら転職活動を進める場合であっても柔軟に対応してくれます。

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. ミイダス
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。

年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。

ミイダス

対象の年代20代~40代
どんな人に向いている?

・自分の適正年収を知りたい方
・忙しくて転職活動の時間がとりづらい方
・まずは受け身で転職活動を始めたい方
・既にほかの転職サービスを利用している方

 

ミイダスは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられる転職アプリです。

ほかの転職サービスと比較し、特徴的な点は「自分から求人に応募できない」ことです。

どういうことかというと、ミイダスはあなたの経歴やスキルを見て興味を持った企業やヘッドハンターがあなたをスカウトすることで転職活動が進んでいくのです。

自分から応募できない代わりに受け身で転職活動を進められるので、登録しておいて損のないサービスです。

もちろん、ミイダスをメインとして転職活動もできますが、受け身で利用できるためほかの転職サービスと併用することも容易です。ほかの転職サービスを利用している方、これから始める方は是非登録しておきましょう。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。

扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。

転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。

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