パワハラはやってはいけない。ほとんどの人が当たり前のようにわかっていることです。
ただそのことをわかっているにも関わらず、パワハラを行う人は少なくありません。
なぜなら、自分が行っている行為がパワハラだと気づかず、自覚なしで行ってしまっているからです。
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※1 2020年9月
たちの悪い自覚なしのパワハラ上司
あなたの周りでも、パワハラを行っている上司がいるかもしれません。
私自身、実際に多くのパワハラ上司を見てきました。
ただそのほとんどは、自分がパワハラをしているという自覚を持っていません。
指導の為と自分の中で正当化し、むしろ自分は正しいことを行っているんだという認識を持っていた人が多かったです。
たちが悪いことに、そういった人は周りに言われても中々自分のやり方を変えようとしてくれません。
周りから言われても、やれ認識違いだの、やれわかっていないだのと周りが間違っているんだと決めつけ、自分は正しい、自分のやり方が一番だ、そんな風に思い込んでしまっています。
部下の立場からすれば、本当に嫌な存在でうしょね。
自覚なしのパワハラによくあること
自覚なしのパワハラとしてよくあるのがこんな事例。あなたも経験したこと、見かけたことがあるのではないでしょうか。
人前で怒鳴る
仕事の中では上司が部下に対して注意する、時には怒るといったことがどうしても発生します。
ただもし同僚等の人前で、なおかつ怒鳴る形で行ってしまえば、それはパワハラ。パワハラ6類型の「精神的な攻撃」に該当します。
それをやられた部下の精神的なダメージは大きいです。しかし、自覚のないパワハラ上司はそのことに気づいていません。
怒ることは指導の一環だ、この人を怒ることで周りにも注意すべきことを認知させるなどと正当化しています。
しつこく怒り続ける
一度言えば十分なのに、何度もの何度も繰り返ししつこく怒ることもパワハラの一つ。
そんな上司、周りにいませんか?
怒られるって相当な精神的ストレス。それを何度もやられてはたまったものではありません。
以前、そうする上司本人になぜそうするのか聞いたことがあるのですが、忘れてほしくないから、身に染みてほしいから、ミスを繰り返さないようにといった目的だそうです。
少なくともそれが悪いとは思ってはなく、本人の為、仕事の為にやっていることだという自覚しかありませんでした。
侮辱、名誉棄損するような発言をする
馬鹿、無能、使えない、頭が悪いなどの侮辱、名誉棄損にあたる暴言はパワハラに該当します。
ただ当たり前のように使っている言葉遣いの悪い上司がいるのも現実です。
上司という立場では、部下に対してどのような形で、どういった言葉を使うのかは気を付けなくてはいけません。
しかし、それができない人も残念ながら一定数いるのです。
言っている本人はその言葉によってどれだけ部下を傷つけているのか、どれだけ精神的に苦しめることになっているのか、どれだけ追い詰めることになっているのかを気づいてはいません。
一人だけに高い要求をつきつける
ある一人に対し他の人にくらべて過剰な仕事量を与えたり、明らかに能力及び経験を超えた仕事を与えるのはパワハラ6類型の「過大な要求」に該当する場合があります。
期待しているから。成長させたいから。
自覚なしのパワハラ上司本人にとってはそんなつもりかもしれません。しかしやられる本人にとってはたまったものではありませんよね。
部下を潰しても自分のせいだと思わないから直らない
自覚があろうがなかろうがパワハラによって受ける苦痛が大きいことには変わりません。
そしてそれが続いてしまうと、中には身体や心を壊して長期間休まざるを得なくなってしまうことだってあります。
私もそんな人を何人も見てきました。
普通であれば、自分の部下がそんな状況に陥ってしまうと自分の責任を重く受け止め、少なくとも振る舞いを改善しようと思いますよね。
ただ自覚なしのパワハラ上司はそうはなりません。
休むことになったのは自分のせいではない。そう決めつけるからです。
仕事以外に悩みがあったのだろう、仕事は仕事でも自分ではなく他のことで悩みがあったのだろうと、周りのせいにするパターン。
本人が弱いから、本人が仕事ができなかったからと、休んだ本人のせいにするパターン。
あれこれと自分以外の理由をつけて、自分を正当化。そして改善もしません。
そして直らないから、今もパワハラ上司であり続けているわけです。
まだ潰してしまったのが1人目ならわからなくもないですが、2人も3人もだしておいて、それでも自分のせいではないと思い込めるのは本当に不思議です。ただそういう人も残念なことに少なくはないのです。
自覚なしパワハラの体験談
ここで一つ、自覚なしのパワハラ体験談を紹介します。同じような目にあった人もいるのではないでしょうか。
私が以前勤めていた会社であったことです。
その時私は新卒入社6年目でした。
当時ついた上司は、それはもうひどいパワハラ上司で、私はその上司の下に2年いましたが、その間に2人休まざるを得なくなってしまうということでした。
ちなみにそれ以前にも、具体的な数字はわかりませんが数人潰しています。
具体的には、
- 完璧を求め、決まった時間では不可能な仕事量を課す
- ちょっとしたミスに対して自席で、他の課や部にも聞こえるくらいの大声で怒鳴る
といったことです。
私は上手く取り入ってターゲットにならなかったのでそこまでの被害はありませんでしたが、ターゲットの人に対する言動はひどいものがありました。
表面上仲良かったこともあり、一度やめた方が良いとかなり軽くでしたが提言したこともありました。
しかし当の本人はまったく気にせずじまい。
そもそも悪いとは思ってはいない、それどころか良いことをしていると思っているし、他のまっとな上司に対してやり方が間違っているだのあれでは上手くいかないだのと下に見てすらいる状態でした。
また一度、誰かが窓口に相談した為、部に対して会社側からパワハラに関して注意されたこともあります。
その上司が名指しされたわけではありませんが、指摘内容は明らかにそのパワハラ上司のことで、誰もがその人のことだとわかりました。
しかし当の本人だけは気づかずじまい。自分のやり方は正しいという強い思い込みの下、何も変わることはありませんでした。
その後私は、パワハラとは関係ない理由で仕事を辞めた為、その上司がどうなったのかはわかりません。
ただ無自覚のパワハラ上司ってかなり怖いというのを身に染みて感じた2年間でした。
無自覚のパワハラを受けた場合の対処法
ではもしあなたが無自覚のパワハラを受けてしまったら、どういった対処をすることができるでしょうか。
直接言ったら事態は悪化するだけ
パワハラを受けている本人が、その上司に対して直接言ったところで、おそらくほとんどは効果がありません。
それでやり方や考え方を変えてくれるのであれば、これまで何人も部下を潰してきたのに変わらないなんてことはないはずですから。
それどころか、事態は悪化する可能性の方が高いです。
やる気がない、弱いなどと自分ではなく被害者に否があると決めつけ理不尽に評価を下げたり、自分の正しさを否定されたことに対して怒ってくることになります。
より上の立場の人から進言して貰う
私が経験した中で、最もパワハラに効果があったのは上の立場の人に相談し、その人から直接言ってもらうことでした。
部下や同じくらいの立場の人だと指摘に対しても聞く耳を持ってくれませんが、上の立場の人に言われると、自分では正しいと思っていてもやり方を変えるしかありません。
またもし直らなかったとしても、その上司を違う場所へ飛ばしてくれる、降格して部下を持たせなくしてくれるなんて対処にも繋がる可能性があります。
決して100%解決できるわけではありませんが、やってみる価値はある手段です。
会社、人事にパワハラを相談する
会社にはパワハラを防止する義務があります(安全配慮義務)。
またパワハラを受けた被害者が損害賠償を請求する場合、加害者だけが責任を負うのではなく、その加害者を雇った会社も責任を負うことになります(使用者責任)。
ですから、ある程度大きい会社ならばパワハラに関する窓口があるならそこに、もしなくても人事部に相談するというのは有効な手段です。
実際、複数の相談があり、対象の上司が違う部署へと飛ばされることになったという事例も知っています。
もちろん無駄に終わってしまうこともないわけではありませんし、匿名であっても相談してしまう人がばれてしまうという場合もありますので注意が必要です。
解決に至らないのであれば辞めることも視野に
色々とやってみても解決できないという場合は、残念ながらあるのも事実です。
その為、どうしようもない時にはその会社を辞めるという判断も必要になってきます。
パワハラは精神的にかなりダメージが大きいもの。我慢し続けてしまうと体、心を壊してしまってもおかしくはありません。
そうなるくらいなら、会社は辞めるべきです。
また普通の会社なら、もし自覚なしのパワハラ上司がいても周りがそれをいつまでも良しとはしないはずです。
少なくとも先ほど述べたように会社として手をうたなくてはいけないことだし、少なくとも異動なりがあるはず。まったく解決せず、ただ被害者に我慢させるような会社であれば、十分辞めるに値する会社であるはずです。
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