就職氷河期というものが、つい最近まで訪れていました。
常に景気が良いわけではないので仕方がないかもしれません。
不景気で利益をだすことができないのに、人を雇うことはできませんから。
就職する側にとっては非常に悲しいですよね。
もう1年早く生まれていたら違っていたかもしれない。なんて考えてしまうこともあるかもしれません。
わずかな年齢の違いによって、全く境遇が変わってしまうこともあったのです。
実際に就職氷河期に直面したという人も少なくはないのでしょうか。
今回はそんな就職氷河期世代の年齢や特徴を紹介します。
おすすめ記事:大卒就職率が7年ぶりの高水準。でもちょっと高すぎない?高すぎるからくりを解説。
おすすめ記事:ブラック企業の定義や特徴、あなたの会社は大丈夫?
就職氷河期とは
就職氷河期はもともと、バブル経済の崩壊により、例年にくらべ著しく就職することが困難になった時代をさします。
高卒、大卒、中途の求人倍率が著しく低下し、就職することが非常に困難な時代です。
バブル経済崩壊から持ち直した後、今度はサブプライムローン問題を引き金に起こったリーマンショックによる世界的な景気後退により、再度訪れました。
就職氷河期世代の年齢
就職氷河期はいつ訪れ、どの年齢の人が対象となったのか紹介します。
バブル崩壊による就職氷河期世代
バブル崩壊による就職氷河期世代は1993年~2005年に就職を行った人であるとされています。
年齢は以下のとおり
高卒:1974年~1986年生まれ
大学卒:1970年~1982年生まれ
大学院卒:1968年~1980年生まれ
リーマンショックによる就職氷河期世代
リーマンショックによる就職氷河期世代は2010年~2013年に就職を行った人であるとされています。
年齢は以下のとおり
高卒:1991年~1994年生まれ
大学卒:1989年~1992年生まれ
大学院卒:1987年~1990年生まれ
就職氷河期の中でも特に厳しかった世代
上記の結果を見ると、むしろ就職氷河期ではなかった世代が多いのです。
さらに特別厳しかった時代は以下の世代です。
1999~2001年度卒
2011~2013年度卒
2011~2013年度卒は超氷河期とも言われています。
なお2014年からは持ち直し、就職氷河期を脱しています。
関連記事:大卒就職率が7年ぶりの高水準。でもちょっと高すぎない?高すぎるからくりを解説。
就職氷河期世代の特徴
就職氷河期世代は、フリーターや派遣社員を経験している人が多くいるとされています。
正社員として就職できないまま卒業してしまった結果ですね。
またその結果、結婚、出産ができずにいる為、その世代の子供も少ないとされています。
会社の中では、就職氷河期世代は、そうではない世代に比べ人口が少ないです。
しかし、その世代は非常に優秀な人材がそろっています。
就職時の競争が激しく、1ランク下がった会社に就職した人たちが多いためです。
年収はその人自身の実力よりも新卒で決まった会社次第であることが多いです。
リクナビネクストを使うと転職市場価値がわかるので登録してみるといいでしょう。
しかし、その分周りの世代を低く見ており、天狗になっている人も多いそうです。
あなたの会社ではどうですか?
最後に
たまたま運が悪く、就職氷河期の時代にあたってしまうと、今の日本の就職システムでは挽回が難しいのが現実でした。
新卒至上主義。
年功序列。
しかし、近年では終身雇用制度の崩壊、成果主義の導入といった、転職に有利に働くような状況に少しづつ動いてはいるのかもしれません。
もし、就職氷河期にあたってしまい、納得のいく企業に勤めることができなかったと嘆いている人は、上手く行く、行かないを考えずに、転職活動に取り組んでみましょう。
社会人はチェック!!
会社、仕事への不満により仕事を辞めたい、転職したいと思っている人も少なくないでしょう。
転職することに対し中々踏み出せていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、行動をおこさないのは損であると言えます。
なぜなら転職活動自体はリスクがないにも関わらず、可能性をゼロにしてしまっている為です。
転職では不満を解消できた人が8割と非常に多く、年収アップも難しいものではありません。
そして今はかなりの売り手市場、転職が成功する可能性はさらに高くなっています。
転職支援サービスは気軽に使うことができる上、転職の全てをサポートして貰えます。ぜひ転職活動を始めてみましょう。
転職サービスのおすすめ順は以下の通り。
まずdodaですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「会員登録をする」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。
住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。
dodaは求人検索や診断テストの利用、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている満足度No.1の転職サービスであり、登録すると全国各地の転職フェアや転職セミナーへの参加も可能になります。
転職サービスとしては日本最大級で求人数は約10万件、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで誰でも利用できます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より8万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている為、優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
大手なだけあって dodaは対策のテクニックの質も高く、求人数も十分。転職を強制されることもありませんので、どうせ無料と思って使ってみてください。
もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。
■公式サイト:doda
次にリクルートエージェント。
転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントと doda
が強く、求人数や実績が飛びぬけています。
非公開求人数は10万件以上。成功実績はNo.1。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
dodaとリクルートエージェント
でそれぞれ独占求人があるので、まずはこの2つを使って良い方を選ぶというやり方がおすすめです。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
■公式サイト:リクルートエージェント
もう一つ、さくっと登録しておきたいのがミイダス。
オファーを待つタイプの、dodaを運営しているパーソルキャリアから分社化した会社が運営している転職サイトです。
ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。
それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。
また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができるといった点もかなり良いポイントです。
■公式サイト:ミイダス
20代にはハタラクティブもおすすめ。
第二新卒や既卒者などが対象となっていて、学歴や社会人経験を問われない若手向けの転職サービスとして最大手です。
未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えと高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。
ただし難点なのが利用地域が限られる点。徐々に広がっていますが関東・関西・中部・九州以外だと利用できません。
なお、登録後はフリーダイヤル(0120-979-185)から電話が来ます。せっかく登録しても電話にでないまま放置しておくとサポートが始まりませんので、もしでれなければ折り返すようにしましょう。
■公式サイト:ハタラクティブ
大手では他にも、独占求人が豊富で年収アップに強みのあるtype転職エージェント、高年収案件を多数扱っているミドル向け転職エージェントのJAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。
ちなみに情報収集を目的にするなら国内No.1のリクナビNEXT。
転職希望者の8割が使うと言われているサイトです。
求人量、スカウトメール、診断テストなどが充実していますから、チェックしておくと何かと役に立ちます。
■公式サイト:リクナビNEXT
おすすめ記事:ゆとり世代とは?その特徴や年齢。ゆとり世代に思うこと。