フリーターでも生活する分くらいは稼げるし、なにより正社員に比べて楽だからという理由で就職しない人が20代を中心に多いです。
ただあそういった人たちは一度、フリーターとして働くことと正社員として働いたことの現実について、今一度将来的なことも見据えながら考えてみる必要があります。
様々な働き方がある現在、正社員として働くことが絶対に正しいとは限りません。
しかし目先のことだけを意識しイメージだけで働き方を選んでしまえば、近い将来きっと後悔することになってしまうでしょう。
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フリーターは楽、正社員はきついって本当?
フリーターは楽で正社員はきつい。
まずはこのことについて改めて考えてみましょう。
フリーターは楽、正社員というのは確かに事実
会社に雇われて仕事をする上で、正社員とフリーターのどちらが楽かなと言えばやっぱりフリーターです。
アルバイトなら単なるルーチンワークが中心であれこれ難しいことも考えなくて良く与えられた仕事をするだけ。責任も少ないし、そうそう怒られることもありません。
一方正社員だと色々と考えながら難しい仕事とも向き合っていかなくてはいかないし、責任だってアルバイトと比べたら段違いに大きいです。膨大な量の仕事を命じられて四苦八苦することだってあります。
またアルバイトはシフト制で時間の融通も利きやすいですが、正社員だと週5~6日決まった時間に出社しなくてはいけないし、突然残業せざるを得なくなることもあれば休日出勤しなくてはいけなくなることだってあります。
他にもバイトなら不満があるとすぐ辞めれば良いけど正社員ならそうもいきません。
もちろん正社員にしろフリーターにしろどんな会社で働くか、どんな仕事をするかによって大きく違いますが、仕事が簡単で責任も少なく時間の自由度が高いフリーターは、正社員に比べると楽だというのはほとんどの場合事実でしょう。
将来的な面も考えてみると
ただそれはあくまで目の前ことだけを考えた場合のみの話。
長い目で考えれば考えるほど、フリーターとしての優位性は確実になくなっていきます。
収入面では年齢が高くなるほどに正社員とフリーターの間で差がついていき、生涯賃金では1億円以上の差がつきます。
毎月の貯金もそこまで大きな金額をすることができず退職金も無い為、ほとんどの人は正社員の人が定年を迎えた後もずっとアルバイトをし続けなくてはいけなくなるでしょう。
さらに社会的な信用もないのでクレジットカードが作れなかったり、ローンを組めないこともあります。
またいつまでも今のようなアルバイト生活を送ることができるなんて思ってはだめです。
年齢が高くなるほど、アルバイトですら中々見つけにくくなり、20代の頃に比べるとかなり選択肢が減ってしまいます。
しかもバイト仲間と和気あいあいとなんてことはなく、周りから冷たい視線を浴びせられることも多いですし、ダブルワークでがんがん稼ぐというのも体力的に相当きつくなってきます。
生活する分には十分稼げるし仕事も楽で良いからいいやと今は思っているかもしれませんが、それが一生続くなんていう考えは改めなくてはいけません。
本当の意味で楽なのはどっち?
特別やりたい仕事もないからとりあえず楽なフリーターを選ぶというのもわかります。
フリーター生活って正社員として働いてしまうとできないこともできるので、楽しいことも多いですしね。
ただそれって今だけのことで、将来的なプラスには一切なっていないんですよね。
結局将来楽できる部分を今前借しているだけにすぎません。かなりのものを犠牲にして今楽しているのです。
たぶんそのことはほとんどの人が気づいているはず。そして精神的には不安を感じている人も多いはず。
このまま30代、40代になったらどうしよう、老後はどうしよう。多かれ少なかれ感じているのではないでしょうか。
実際、フリーターから正社員になった人はブラック企業に入社でもしない限り、正社員の方がトータルで考えると楽だった、正社員になって良かったと感じる人がほとんど。
仕事は大変になり自由度がなくなってしまっても、そっちの方が良いと思っているのです。
だからこそまたフリーターになることなんてすぐできますが、ほとんどの人はそんなことしていません。
フリーターが勘違いしてはいけない考え方
そもそもやむを得ない事情もないのに正社員を嫌がり、自らフリーターとして働いている人は大きな勘違いをしていることも多いです。
正社員だって不安定、会社が潰れたらおしまいというのは間違い
フリーターは不安定と言われるけれど、大企業ですら倒産したりリストラするご時世、中小企業なんてばんばん潰れているんだから正社員だって不安定だ。
そんな風に考えている人もいるかもしれません。
ただ正社員として働くことで得られる安定は、単に中々クビを切られないだけではありません。
確かに倒産して仕事を失うことはあるのは事実です。
ただそれでも正社員として働いてきた実績、身につけたスキルは無くなりません。そしてそれがあればまた次の仕事に正社員として転職することの手助けになります。
会社が倒産しても築き上げたキャリアは残るのです。
一方でフリーターとして働いていれば評価されるようなキャリアなんて築くことができません。
アルバイトでリーダーをやろうがアルバイト先で正社員以上の仕事ぶりをしようが、アルバイトはアルバイトで職歴なしなのです。
希望的観測に身を委ねるのは危険
やたらと希望的観測に身をゆだねてしまっている人が多い人も多いのですが、それは危険。
希望を持つことは大切。ただだめだった時についても考えておかなくてはなりません。
例えば女性の場合だといずれは結婚するからフリーターでいいなんて考えている人も多いのですが、もし結婚できなかったらどうするのでしょうか。
未婚率が上昇している現在、結婚できるなんてわかりません。
しかも共働きすることが一般的になっている現在、女性に対して正社員でいることを望んでいる人もかなり多いです。
またいつかは正社員登用されるだろうなんて甘い考えももつべきではありません。
アルバイトから正社員登用される可能性なんてごくわずか。ほとんどの人は長く働いたところで少し時給があがるだけです。
やりたいことなんて簡単には見つからない
やりたい仕事がないからフリーターというのもすべきではありません。
この先、フリーターを続けていたってやりたいことなんてほぼ見つかりません。
そして今のままただ時間が経っていくだけ、年齢も高くなり正社員になるとしても職種、条件にかなり制限がかかってしまいます。
だからこそそんな理由でフリーターを選ぶくらいならとりあえずなんでもいいから正社員として働いてみるべき。
実際やってみると楽しいと思えることもよくあるし、職歴がないよりはあった方がその先の選択肢も広がります。
ブラック企業ばかりではない
正社員でもブラック企業で働くくらいならフリーターの方がいいというのはもっともな考え方。
サービス残業ばかりで時給換算してみると最低賃金以下、毎日上司からの罵声で精神をすり減らし、長時間残業で身体的にもすり減らすブラック企業。
確かにそんな働き方をするくらいなら、正社員という実績ができるとしても御免です。
ただブラック企業が嫌だからフリーターの方が良いというのは大きな間違い。
世の中ブラック企業ばかりではありません。就職に不利なフリーターからだとしても、ブラック企業ではない会社に就職することは十分可能。
今は多くの会社で人手不足が顕著となっており、特に正社員不足が深刻化していますからね。
正社員=ブラック企業で働くと考えるのではなく、まともな企業で働くことを目指して就職活動をしてみましょう。
正社員になる為には?
現在はフリーターからでも正社員に就職する為の色々なサービスがあるので、かなり就職もしやすくなっています。
なかにはフリーターから正社員になりたい方に特化したサービスもあるので、大手の転職エージェントだけではなく、自分の状況などに合っているサービスを使うと成功率は高くなります。
やっぱりだめならフリーターに戻れば良い
これまでフリーターとして働いてきた人がいざ正社員になろうといっても、正直なかなか勇気がいることだと思います。
働き方、仕事内容、人間関係全てが変わるわけですからね。
ただ最初はだめならフリーターに戻っても良いくらいの気持ちでいいと思います。
辞めたところでまた元の形に戻るだけで、何もしなかった時と同じですから。
何もやらないうちから自分には正社員は無理と決めつけるのではなく、まずやってみてはいかがでしょうか。
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