転職ではキャリアアップすることが全てではありません。
キャリアダウンと聞くと悪いイメージを抱く人も少なくはないと思いますが、あえてキャリアダウンすることによって得られるものもあります。
そして実際、そのことに気づいた人の中にはあえてキャリアダウンの転職をするという人も多数います。
あまりにキャリアに縛られすぎている人は一度自分の今後について考えてみたほうが良いかもしれません。
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キャリアダウンは必ずしも悪いことではない
年収アップ、役職や地位の向上、中小企業から大企業へのステップアップなど、転職するならこういったキャリアアップを目指した転職をする人は多いでしょう。
そしてその逆の年収ダウン、管理職から平社員への役職ダウン、大企業から中小企業への転職など、キャリアダウンと考えられるような転職は避けたがるのが一般的な考え。
しかしキャリアアップの転職ができたとしてそれが幸せにつながるとは限りませんし、逆にキャリアダウンしたことによって幸せになれた人というのはたくさんいます。
例えば年収について一つデータを紹介しましょう。
転職サイトのリクナビネクストが運営しているTech総研の調査によると、転職によって年収が下がった人のうち年収その転職に満足かどうかの割合は以下の通り。
- とても満足・・・3%
- 満足・・・14%
- 普通・・・25%
- やや不満・・・30%
- とても不満・・・28%
不満を感じている人が多いのは当然。しかし17%、5人から6人に1人はいます。そういった人はその他の点で満足をすることができているということです。
キャリアダウンの転職によって得られる可能性があるもの
ではわざわざキャリアダウンしてまでする転職ではどういったものが得られる可能性があるのでしょうか。
プライベートの充実
まず一つめがプライベートの充実。キャリアアップするにつれて労働時間は長く、プライベートの時間が少なくなってしまいがち。
もちろん全てがそうというわけではなく、中には大企業で高年収、それでいて残業時間が少なくてプライベートも充実できるという場合もあります。
しかしそういった会社に転職するのはかなりの難易度であり、誰もが入社できるわけではありませんから、結局労働時間を犠牲にしてまで転職する人が多いです。
仕事が一番と考えている人にとってはそれでいいかもしれません。しかし家族との時間を大切にしたい、趣味の時間を取りたいという人はたとえキャリアダウンしても転職したほうが幸せにはなれるのかもしれません。
精神的負担の減少
キャリアアップにつれて仕事の難易度は高くなり、責任も重くなり、プレッシャーも強くなってしまいがち。
そしてそれは精神的な負担になっていきます。
それが楽しいと思えているならいいのですが、単にストレスになってしまっているという人も多いですよね。
キャリアダウンすることによってそれらから解放される可能性は高くなるでしょう。
精神的な負担というのは本当に辛いですから、そこから解放されて働くことができるということで幸せを感じることができている人はおそらく多いと思います。
仕事へのやりがい
キャリアに縛られて、年収や出世ばかりに気がいってしまってミスを過剰に恐れたり、同僚に対するライバル意識が強くなりすぎたりしているという人も多いのではないでしょうか。
そして細かいことにもイライラしてしまったり、小さなことで落ち込んでしまったり。
それでは仕事にやりがいなんて感じることはできません。
一方であえてキャリアダウンして転職することによって、自分が好きな仕事に就き、仕事に集中できるようになってやりがいを感じることができるようになったと言う意見も聞きます。
もう縛られるのは辞めて純粋に仕事と向き合えるというのがいいのかもしれません。
キャリアダウンには危険性もある
もちろんキャリアダウンすることが絶対に良いというわけではありません。
キャリアダウンしてしまうことには、得られるものがある一方で危険性もあります。
それは前の状態に戻りたいと思っても、一度キャリアダウンしてしまうと中々戻るのが困難であるということ。
今の状態からキャリアアップするより、一度キャリアダウンしてからキャリアップするのは後者のほうが圧倒的に難易度が高いです。
ですからキャリアダウンの転職する際には勢いでするのではなく、現在と将来についてしっかり考えた上で覚悟を持って決断することがとても重要になります。
キャリアに縛られず自分にとって最善の働き方を
どんな転職をするにしろ、転職せずに今の会社で働き続けるにしろ、一番大切なのは自分の望んだ働き方で働くことができるかどうかということ。
あまりにキャリアに縛られすぎてそれができずに苦しんでいるのは決して良い状態とは言えませんよね。
今一度自分にどって将来的にどのように働きたいのかを考えてみてください。
現在は超売り手市場で転職がとてもしやすい時期。自分がこう働きたいという形を具現化しやすいので、この機会を逃さないようにしましょう。
とりあえず転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
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