仕事を選ぶ際、土日休みなのか平日休みなのかは重要なポイントです。
家族が土日休みなのに自分だけ平日休みだと、予定が合わず一緒に過ごす時間が少なくなってしまうほかにも、友人と予定が合わないケースも多いので、多くの方は土日休みが良いと思うでしょう。
土日休みにはたくさんのメリットがありますが、デメリットも知っておかないと転職で思わぬ失敗をする恐れがあります。
そこで本記事では、土日休みのメリット・デメリットについて解説します。
また、土日休みの仕事にはどんな職業があるのかも紹介するので、土日休みの仕事に興味がある方は最後まで読んでみましょう。
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土日休みのメリット
まずは、土日休みのメリットについて解説していきます。
予定を立てやすい
1つ目に紹介する土日休みのメリットは、予定が立てやすいという点です。
土日休みの仕事は、最初からいつが休みなのかハッキリしているため予定を組みやすい傾向にあります。
また、世の中の大半の方が土日休みなので、家族や友人も土日休みである可能性が高いでしょう。
そうなるとお互い予定を合わせやすいので、出かける予定や旅行の計画が立てやすくなっています。
ちなみに、どれくらいの人が土日休みなのか、その割合を示したデータがあるので紹介します。
これだけ土日休みが多いと、平日休みの方は周りと予定を合わせるのが難しいでしょう。
特にシフト制だと、事前に休みが決まっていないケースが多いので、いかに土日休みの方がスケジュール調整がしやすいか分かります。
家族との時間を過ごせる
2つ目に紹介する土日休みのメリットは、家族との時間を過ごせるという点です。
幼稚園や学校は土日休みなので、仕事が土日休みなら子供と過ごす時間が確保できます。
運動会など子供イベントも土日に開催されるため、そのような行事にも参加できるでしょう。
そして、ただ家族と一緒に過ごせる時間が増えるだけでなく、一緒にいる時間が増えれば絆も深くなって家族関係が良好になっていくはずです。
連休が多くある
3つ目に紹介する土日休みのメリットは、連休が多くあるという点です。
土日休みも平日休みも週休二日である点は変わりありません。
しかし、土日休みは最初から連休です。
それに対して、シフト制が通常の平日休みは飛び飛びの休みになります。
また、GWやお盆休み、年末年始といった祝日が入ると土日休みの方が休みを繋げやすくなります。
有給休暇を上手に活用すれば長い連休が取れるので、長期の旅行も計画しやすいでしょう。
総休日数が多い
4つ目に紹介する土日休みのメリットは、総休日数が多いという点です。
土日休みも平日休みも週休二日なのは変わりありませんが、総休日数を計算すると同じではありません。
なぜなら、年間の休日には祝日の休みも含まれるからです。
土日休みの方なら祝日も休みになりますが、平日休みは周囲が休みの時に働くため祝日も仕事になるケースが多いのです。
実際、厚生労働省が発表したデータを見ると、土日休みが主流の業界と平日休みが主流の業界では年間休日数が違っていました。
業種 | 年間休日総数の平均(日) |
情報通信業 | 118.8 |
学術研究、専門・技術サービス業 | 118.8 |
金融業、保険業 | 118.4 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 116.8 |
教育、学習支援業 | 112.7 |
製造業 | 111.4 |
複合サービス事業 | 110.4 |
不動産業、物品賃貸業 | 109.6 |
医療、福祉 | 109.4 |
サービス業(他に分類されないもの) | 109.0 |
参考:厚生労働省「平成30年就労条件総合調査 結果の概況|年間休日総数」
土日休みの代表的な存在である情報通信業(IT業界)の年間休日数は118.8日なのに対して、接客業など含まれるサービス業界は109.0日しかありません。
つまり、土日休みの仕事を選べば平日休みの仕事より年間10日程度多く休日ができるというわけです。
ライブやお祭りなどに参加しやすい
5つ目に紹介する土日休みのメリットは、ライブやお祭りなどに参加しやすいという点です。
アーティストのライブや出店が出るようなお祭りの多くは土日・祝日に開催されます。
平日休みの仕事だとこれらのイベントに参加するのが難しいので、イベントが好きな方には辛いでしょう。
その点、土日休みの仕事なら有給休暇を取得しなくても参加できます。
新型コロナウイルスの影響で自粛していたイベントやお祭りも、2022年に入って徐々に開催されるようになりました。
本格的にイベントが再開した時、改めて土日休みの仕事の良さに気が付くのではないでしょうか。
土日休みのデメリット
一見するとメリットばかりに思える土日休みですが、実際はメリットばかりとは限りません。
欠点も多々あるので、ここでは土日休みのデメリットを見ていきましょう。
どこに行くにも混んでいる
1つ目に紹介する土日休みのデメリットは、どこに行くにも混んでいるという点です。
土日休みと平日休みの割合を見ても分かる通り、世の中の7割以上の人が土日休みとなっています。
当然、土日休みだと世間の7割の人と同じタイミングで出掛けるため、どの場所に出掛けても混んでいます。
特にGWやお盆、年末年始といった大型連休になると高速道路の渋滞も発生するため、移動だけで大幅に時間を使ってしまい、有意義な時間が過ごせない可能性があるでしょう。
加えて、遊園地などでは1日の大半を待ち時間として過ごす羽目になります。
予約が取りにくい
2つ目に紹介する土日休みのデメリットは、予約が取りにくいという点です。
どこに行っても混んでいるなら、当然ホテルや飛行機、新幹線、遊園地のチケットなど、事前に予約が必要なものは取りにくくなります。
近年はネットでも予約ができるようになって便利な反面、予約獲得の競争が激しく販売開始からたったの数分で売り切れるというケースも増えています。
平日休みならそんな競争に巻き込まれずに済む事柄でも、土日休みだと大変な思いをして準備を進めなくてはなりません。
利用できない施設が意外に多い
3つ目に紹介する土日休みのデメリットは、利用できない施設が意外に多いという点です。
レストランやイベントなど、遊べる場所は土日休みの方が利用できる箇所が多くなるでしょう。
しかし、娯楽施設ではない場所は意外に土日休みのところが多いのです。
具体的には、以下のような場所は土日休みとなっています。
- 病院
- 銀行
- 郵便局
- 歯医者
- 役所
病院や歯医者は土日でも営業しているところはありますが、それが自宅近くにあるとは限りません。
また、郵便局や銀行、市役所などは土日休みが基本なので、用事がある際は仕事の合間を縫って足を運ぶか有給休暇を取得して行く必要があります。
貴重な有給休暇を市役所や銀行巡りに使う羽目になるのが嫌という方は多いでしょう。
土日が休みでおすすめの仕事2選
続いては、数ある土日休みの業界の中から特におすすめの仕事を2つ紹介します。
Web系の仕事
1つ目に紹介する土日休みでおすすめの仕事はWeb系の仕事です。
Web系の仕事とは、主にインターネットに関わる仕事を意味しており、有名なところで言えばWebプログラマーやシステムエンジニアが挙げられます。
その他にも、以下のような職種がWeb系にはあります。
職種 | 仕事内容 |
Webディレクター | Webデザイナーやプログラマー、ライターなどのクリエイターたちを率いてWeb制作の指揮を執る仕事です。 |
Webプロデューサー | Webディレクターよりも上の立場で、Web制作プロジェクト全体の統括を行います。 |
Webプランナー | クライアントの要望やイメージを聞き取り、どのようなWebサイトを制作するか提案し、全体的な企画設定を行います。 |
Webデザイナー | クライアントが思い描いているようなWebサイトを制作するため、PhotoshopやIllustratorを使ってWebサイトのデザインを作ります。 |
Webエンジニア | パソコンやスマホ上でWebサイトが正確に作動するようにシステム開発したり、Webサービスに必要なアプリの開発を行ったりします。 |
Webライター | Web上で掲載されるブログやコラム、Web広告、商品の説明文などを作成していきます。 |
Webマーケター | Webサイト・アプリ・SNSなどのアクセス履歴を解析し、SEO対策を施すなどして、より良いサイト制作の方法を考えたりマーケティングを行ったりします。 |
これらの仕事はWeb系の仕事と呼ばれており、土日休みなのはもちろん、かなり自由な働き方ができる仕事となっています。
例えば、あらかじめ決められた総労働時間の範囲内で、始業や終業の時間を労働者が自由に決められるフレックスタイム制を導入しているWeb系の仕事は多いのです。
また、Web系はネット環境があればできる仕事が多いため、在宅ワークの導入もかなり進んでいます。
通勤時間を有効活用できるため、土日の休日だけでなく、平日の時間も有意義なものにできる魅力的な働き方と言えるでしょう。
公務員
2つ目に紹介する土日休みでおすすめの仕事は公務員です。
公務員には大きく分けて以下の2つがあります。
- 国家公務員
- 地方公務員
そして、国家公務員は国家機関や行政執行法人として働く人で、財務省や厚生労働省などの省庁や、裁判所などの職員などが挙げられます。
公務員は「総合職」「一般職」「専門職」の3つに分けられます。
総合職は、いわゆるエリート職で受験資格は大卒以上です。
一般職は、各省庁の出先機関で主に事務処理などの業務を担当し、専門職は「国税専門官」「財務専門官」などが該当します。
地方公務員は、都道府県庁や市役所といった地方機関で働く公務員を指し示します。
市役所や区役所で働く人も公務員に該当するため、休日は土日・祝日です。
また、公務員はリストラがないうえに給料が安定しているため、正社員よりも社会的信用度が高くなっています。
公務員の中には高卒資格があれば受験できる試験もあるので、ハードルが高いとあきらめずチャレンジしてみても良いでしょう。
転職したくても平日は休めないなら転職エージェントを利用しよう
今回は、土日休みのメリット・デメリットについて解説しました。
デメリットは色々とあるものの、やはり土日休みの方が良いという方は多いのではないでしょうか。
ただ、デメリットでは紹介しなかった欠点がもう一つ、転職活動の難しさというのがあるので、理解しておいた方が良いでしょう。
今の会社から転職しようと考えていても、転職先の企業も土日は休みがほとんどなので平日に面接を受ける必要があります。
働きながら転職活動したくても、求人を探せない、スケジュールを上手く合わせられない可能性が高いでしょう。
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- 求人紹介(非公開求人も含む)
- 履歴書・ESの添削
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