就職活動が上手くいかなかった。働きたいと思える仕事がなかった。
こういった理由から、新卒で正社員として働くのではなく、派遣社員や契約社員として働き始める人も少なくはありません。
その働き方にはメリットもありますが、やはりデメリットもあります。
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新卒で派遣社員、契約社員になる人は非常に多い
新卒者は就職に関して優遇されていると言われています。
ただ、だからといって就職を希望している全ての人が、正社員として働くことができるわけではありません。
卒業後1年間で正社員として働いた人、正社員以外で働いた人の割合
新卒者の卒業後1年間の就職状況は以下の通りになっています。
このグラフから、およそ4人に1人は派遣社員や契約社員といった労働形態で働いていることがわかります。
男女別にみると、
男性
女性
となっており、女性のほうが、男性にくらべて正社員以外で働くことが多い傾向にあります。
次に、学歴別に見てみましょう。
中学卒
高校卒
高専、短大卒
大学卒
大学院卒
学歴が高くなるにつれて、正社員になる人の確率は高くなりますが、大学卒、大学院卒までいっても派遣社員や契約社員といった正社員以外の勤務形態で働く人は3割弱もいるのです。
参考:厚生労働省「若年者雇用実態調査の概況」
大卒で派遣社員になる理由
では、なぜこれほどの人が正社員以外で働いているのでしょうか。
その理由についてより掘り下げてみましょう。
正社員として働きたくても働けない
実際に正社員として働きたくても働けないといった人は中卒・高卒のみならず大卒でも多く見られます。
若年者雇用実態調査の概況によると、正社員以外の労働者として勤務した理由について以下のような回答がありました。
正社員以外で働いている人でも、本当は正社員として働きたいと思っている人が約4人に1人もいることがわかります。
近年では自動化や企業の選択と集中が進んでいる傾向から、正社員の求人は減っているため、就職活動もなかなか厳しくなってきているのです。
新卒で派遣社員、契約社員として働くことのメリット
新卒後に派遣社員や契約社員として働くことに悪いイメージを持ってしまう人が多いかもしれません。
しかし、悪いことばかりではなく、メリットもいくつか挙げることができます。
ビジネスマナーが身につく
派遣社員や契約社員であっても、しっかりとした会社であればビジネスマナーなどの教育を行ってくれますし、実際に働くことによって身についていきます。
正社員になれなかったからと働かないよりは、たとえ派遣社員や契約社員であっても働くことによって最低限のことを身に着けることができ、フリーターとして働くよりも今後の転職活動に活きていくことになります。
新卒入社3年以内に退職した人を対象として第二新卒の需要は徐々に伸びていっていますが、その大きな理由はビジネスマナーが身についていて、教育に費用、時間をかけずに済む為です。
雇用のミスマッチを防ぐ
高卒で5割、大卒で3割と言われている新卒入社3年以内の離職率。
その原因の一つにミスマッチが挙げられます。
有期雇用の場合、正規雇用よりも仕事を選びやすく、その仕事が自分に合っているかということを実際に働きながら見極めていくことができるというメリットがあります。
正社員よりも給料が高くなる場合もある
正社員に比べると給料が安いというイメージが強い派遣社員ですが、新卒入社後の場合は逆に高い場合もあります。
時給1500円の派遣だと、1日8時間、20日勤務とすると24万円。大卒の初任給の平均額が20万円程度ですから、1ヶ月単位で見ると派遣社員のほうが高くなることがあるのです。
ただ、派遣社員にはボーナスがなかったり、長期連休の為に勤務日数が少ない月もあるので、年間通すと一概には言えません。
またこの現象は年齢が低いうちのみのことで、正社員には昇給がある一方で派遣社員には昇給がないため、正社員との差がどんどん開いていくことになります。
新卒で契約社員として働くデメリット
いくつかメリットもありますが、やはりデメリットもあります。
長く続けていると正社員に転職しにくくなる
派遣社員や契約社員として長く働くと、徐々に正社員への転職はしにくくなります。
3年がたつと第二新卒として転職することができなくなりますし、さらに年齢が増えていくことも正社員になりにくい要因となっていきます。
もし最初は正社員として働くことができなかったとしても、できるだけ早めに正社員を目指して転職活動をする必要があります。
派遣社員や契約社員としての仕事のやり方に慣れてしまう
社会人としての経験がない新入社員は、最初の会社で働き方、仕事のやり方を学びます。
そして、その学んだことが社会人としてのベースになっていきます。
その最初が派遣社員や契約社員であったことで、その働き方に慣れてしまい、正社員として働くことが難しくなってしまう場合もあります。
仕事にもよりますが、正社員と派遣社員では仕事の内容、責任の大きさなどが違います。
最初そこに慣れてしまうことは、今後正社員として働く時に苦労する要因となってしまうかもしれません。
成長しにくい
正社員の場合、会社としては長い目で成長していくことを期待しており、そういったことを想定して企業は仕事を割り振っています。
働く本人も長く働くことを想定しているため、成長しなくてはという意識を持ちやすいです。
一方で、派遣社員の場合はその企業で直接雇用しているわけではないし、契約社員であっても長くて数年であるため、本人の成長よりも目の前の仕事をこなすことを重視しがちです。
また、働く本人としても結局いずれは辞めるからと、成長の意識を持ちにくい傾向があります。
第二新卒なら転職市場でも需要は高い
第二新卒は25歳以下で在職期間が3年以下の場合に該当し現在、売り手市場となってきているため、その後に転職するよりも比較的簡単に決まる傾向があります。
第二新卒の場合経験よりもポテンシャルが重視される傾向が高いため、派遣社員の場合は辞めに転職することがおすすめです。
第二新卒で面接を行う場合経験よりもポテンシャルやカルチャーへの親和性をアピールしていきましょう。
正社員になりたいなら出来るだけ早く転職活動を
本当は正社員になりたかった。ただ、過去を悔やんでも仕方ありません。
だからこそ、できるだけ早く転職活動を始め、正社員を目指すようにしましょう。
今は企業が人手不足となっていて求人も増えていいますし、第二新卒の需要も非常に増えています。
私自身、転職サイトにたまたま登録したことで仕事について考えるようになり、変わるきっかけになりました。
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