通勤1時間は意外としんどい、辛い。でもこれって普通?当たり前なの?

通勤に1時間以上かかっている人は少なくないと思いますが、そのうちの多くの人が通勤時間が長い、もっと短くしたいと感じているのではないでしょうか。

通勤1時間というのは、実際に経験すると中々大変。満員電車に乗らなければいけないとなるとなおさらです。

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通勤に1時間は意外としんどい。

通勤に1時間というのは一見すると普通くらいにも感じてしまいますが、実際に経験してみると思いの他しんどいんですよね。

座れるならまだしも、満員電車でずっと立ちっぱなしで1時間というのはやっぱり長いです。

車なら一応自分のスペースを確保できるものの、朝は特に渋滞であることも多くて運転が好きな人ですらイライラしてしまいます。運転が嫌い、運転が苦手なんて人は余計にですよね。

しかも通勤時間というのは、そもそもが辛い時間。

朝はこれから仕事が始まるわけですし、帰りは仕事に疲れ切っている時間なわけですから。

計算してみてわかる通勤1時間の相当な長さ

通勤1時間、これがどれだけ長いのかを計算したことがありますか?

あらためて、これが人生においてどれだけの時間を占めることになっているのか考えてみましょう。

片道1時間ということは往復で2時間。まずその時点で1日の12分の1も占めてしまっています。

給料がでるわけでもない、楽しいわけでもない、むしろただ辛いだけ。そんなことで12分の1も使ってしまっているのです。

では1年間だとどうでしょう。休みの日数は人によって違いますが平均で考えると(年間休日数の平均は約114日)、労働日数は251日。

片道1時間、往復2時間だとすると、通勤時間に502時間もかけているわけです。およそ21日分。1年のうち約17分の1が通勤で過ごしているということになります。

もしこの時間を残業にあてていたとすると、時給2,000円とすれば100万4千円にもなるという非常に長い時間なんです。

さらに40年間に広げて考えましょう。

するとトータルの通勤時間は20,080時間です。なんとおよそ837日分。2年3ヶ月以上です。

人生約80年。その80年のうち、2年3ヶ月は通勤に費やしていると考えたら、恐ろしいですね。

ちなみに時給2,000円としてお金に換算すると、4,016万円です。家を買えます。ますます恐ろしいですね。

もちろん通勤時間をほぼゼロにするなんてほとんどの人にはできないでしょう。

ただ通勤時間を片道30分、往復1時間にすることはできるかもしれません。

そうすれば、1年以上の通勤時間を削減、お金に換算すると2,000万円の無駄を削減できるのです。

またそれだけの時間を費やすわけですから、ただストレスを感じて無駄な時間を過ごすのではなく、少しでも有意義に過ごしたいですね。

そもそも平均ってどれくらい?通勤1時間は長いの?

通勤1時間というのは、平均と比べると長いのでしょうか、それとも短いのでしょうか。

総務省の「社会生活基本調査」によると、通勤時間の平均は往復で1時間19分。

片道だと40分程度ということになるので、通勤1時間というのは平均の1.5倍かかっているということになります。

また中には通勤に片道3時間以上もかけている人もいるので、中央値はもう少し下がり30分から35分くらいとなるであろうと予想されます。

ただ通勤時間は都道府県によってもかなり違います。首都圏や関西、名古屋あたりは他の地方に比べて長いです。

以下が通勤時間が長い都道府県ランキングです。

順位都道府県名往復時間
 全国平均1時間19分
1神奈川県1時間45分
2千葉県1時間42分
3埼玉県1時間36分
4東京都1時間34分
5奈良県1時間33分
6大阪府1時間25分
7兵庫県1時間21分
8京都府1時間20分
9茨城県1時間19分
9愛知県1時間19分
11滋賀県1時間14分
11福岡県1時間14分
13三重県1時間11分
13岡山県1時間11分
13広島県1時間11分
16栃木県1時間09分
16群馬県1時間09分
16岐阜県1時間09分
19宮城県1時間08分
19静岡県1時間08分
21長崎県1時間06分
22福島県1時間05分
22新潟県1時間05分
24徳島県1時間04分
24沖縄県1時間04分
26和歌山県1時間03分
26高知県1時間03分
26熊本県1時間03分
29富山県1時間02分
29石川県1時間02分
29山梨県1時間02分
29長野県1時間02分
29山口県1時間02分
34北海道1時間01分
34岩手県1時間01分
34香川県1時間01分
34愛媛県1時間01分
38山形県1時間00分
38佐賀県1時間00分
40福井県59分
40鳥取県59分
40宮崎県59分
43青森県58分
43秋田県58分
43島根県58分
43鹿児島県58分
47大分県57分

関東圏の通勤時間はやはり長く、45分~50分となっています。

働く場所によっては通勤に1時間というのが普通、当たり前なんてこともありえるということです。

通勤に1時間以上かけている人に聞いた辛いこと

通勤1時間以上。辛いことって色々とあるものです。

実際、どういったことが挙げられるでしょうか。

残業も多いから、帰宅はいつも深夜

残業が多い人にとっては、通勤時間が長いのはかなりの負担。

もし夜9時まで残業したとしたら、帰りの支度をして移動してで、家に着くことができるのは10時半を過ぎます。

そこから食事、お風呂など必要最低限のことをするだけでも12時です。

もし10時まで残業したとしたら、家に着くのは11時半。色々としたら日付をまたぐどころか、1時近くになってしまいます。

朝早く起きなければいけない、睡眠時間・プライベートの時間が少なくなる

もし朝9時に始業だとすると、家は余裕も見て7時半にはでなければいけません。準備に1時間だとすると、6時半には起きなくてはいけないわけです。

朝が弱い人にとってはなかなか辛い時間ですよね。30分短いだけでも全然違うと感じる人も多いのではないでしょうか。

先ほど述べたように残業が多いとなおさら大変。

睡眠時間を減らすか、プライベートの時間を減らすかしかありません。

これでは健康にも悪いし、精神的にも辛いですよね。

満員電車で会社に着くころにはくたくた、午前中は集中できない

もし通勤に満員電車に乗らなければいけないとなるとなおさら大変。

満員電車で1時間というのは、ただただ辛すぎます。

会社に着くころなんてもうくたくたです。疲れ切って集中できないなんてこともよくありうるでしょう。

通勤1時間が辛すぎる!どうすればいい?

こういったことを考えれば、なんとかして対処したいですよね。

では通勤時間が辛いということに対して、どういった対処法が考えられるでしょうか。

可能ならば引っ越しも前向きに検討を

まず考えるのはやはり通勤時間を短くすること。そして仕事を変えずに実現するには引っ越しをするしかありません。

会社の近くか、電車の乗り換えが楽な場所を選ぶか。

もちろん難しいという人もいるでしょう。持ち家の人は中々できないし、家族がいると転校等をする必要もでてきてしまいます。

ただもし可能ならば、引っ越しに多少のお金はかかるとしても、前向きに考えてみるべきことかなと思います。

通勤時間を変える、生活リズムを変える

たとえばいつもより30分早い時間に家をでるようにするなど、通勤時間を変えるというのも一つの手段。

時間を変えれば、満員電車を避けることができる可能性があります。そうすれば通勤時間は変わらなくても、体力的、精神的ストレスというのは格段に減るはずです。

また車通勤の人であれば、渋滞を避けることができて通勤時間の短縮につながるかもしれません。

もちろんただ早い時間にでるというのは、中々大変なこと。寝る時間を変えずに早く起きるようになれば、睡眠時間が少なくなってしまうだけです。

ですから、普段の生活リズムから変えていく必要がありますね。

転職は少し非現実的?

転職してより通いやすい、短時間で通える会社にするというのも一つの手段。

ただ通勤1時間という人が行う対策としては、少し非現実的かもしれません。

もし通勤に片道2時間も3時間もかかっているならば、あまりにも無駄な時間が多すぎるので強くおすすめしますが、1時間ならそこまで強くはおすすめできません。

通勤を30分縮めることにどれだけの価値を感じるか、人次第でしょう。

ただすでに今の仕事に不満を感じている人、派遣など仕事を変えやすい人は前向きに考えていいかもしれませんね。

自己研鑽に励む

通勤時間を短くできないのであれば、いかに無駄な時間としないか、いかに前向きにとらえることができる時間にするかを考えることも大切です。

本を読む、勉強するというのは一つですよね。今はAmazonのように月額980円で色々な本を読み放題で読めることもできますし。

どんなことだったら少しでもマイナス面を減らすことができるか考えてみましょう。

知り合いは通勤に片道1時間半かかっていましたが、子どもが小さかったこともあって唯一自分が好きなことをできる時間としてむしろ楽しんでいました。

スマホで簡単にできる副業(アンケートなど)をして少し小遣いを稼いでるなんて人もいましたね。

転職を考えている人が通勤も考慮に

通勤時間というのはやはり大切なこと。

もしすでに転職しようと考えている、今転職活動を考えているなら、以下の点はぜひ考えておきましょう。

自宅からどれくらいかかる?交通状況までしっかり確認

自宅からどれくらいかかるのかは当然。だいたいこれくらいであろうと思っていると、思ったよりも時間がかかって後悔してしまうこともあります。

通勤時間の交通状況も確認しておきましょう。

どれほどの混雑状況なのか、渋滞するのかどうか、満員電車を避ける余裕はあるのかないのか、しっかり確認しておきましょう。

フレックス制、在宅勤務など柔軟性の高い働き方ができる会社はおすすめ

今はフレックス勤務制で出社時間に自由度がある会社は増えていますし、在宅勤務を許可してくれる会社も多くなっています。

年収、休日数などはもちろん大切なことですが、働きやすい環境かということもぜひ考えるようにしてみてください。

そういったことによる働きやすさは、実際に働きだすと全然違いますから。

最後に

会社勤めの人にとって、なくすことはできない通勤時間。

ただそれがあまりにも長すぎると、精神的ストレスは大きいですし、貴重な時間を大量に失ってしまうことになります。

もちろん単純に短くするというのは難しいことではありますが、できる範囲で改善できるように考えてみましょう。